column 153. 買う&売る

住宅展示場には行ってはいけない!?

2016.08.05

住宅展示場には行ってはいけない!?

マイホームが欲しいと思った時、あなたはどこに行きますか?
「とりあえず住宅展示場へ行ってみよう!」そう思った方は、少し立ち止まって考えてみましょう。

素敵な夢のようなモデルハウス

住宅展示場のモデルハウスを見ると当然ながら気分が高揚します。
こんなおうち素敵ね、あぁこっちのおうちも素敵。広いリビング、対面キッチン、ウォークインクローゼット、オール電化、太陽光etc… 魅了させられるのは当たり前なんです。なぜなら、モデルハウスはどの住宅メーカー、工務店も最高の家を建てます。モデルハウスの建築費だけでも6000万円~8000万円ともいわれています。

住宅展示場は“いつか”の購入を“今”の購入促す。そんな場所なのです。

予算は年収から?

まず住宅展示場に行くと、住宅営業マンから必ず聞かれることがあります。それは年収です。
「お客様の年収が○○○万円ならおそらく4000万円まで借入可能です。4000万円ですと、こんな素敵な家が建てられますよ。」という風に。

住宅営業マンは、年収から判断した借入額の予算の中で、一生懸命素敵な家を提案してくれます。
しかし、本当に年収だけで住宅の借入額を決めていいのでしょうか?もう一度言います。住宅営業マンの判断材料は年収だけです。
考えてみてください。同じ年収600万円だったとしても、夫婦共働きなのか?それとも専業主婦なのか?子どもは1人なのか2人なのか、はたまた3人なのか?家族構成、そして、家計状況も様々です。それなのに年収だけで予算を決めてしまうのは大変危険です。

まずは資金計画

住宅購入に一番大事なことは資金計画です。これを住宅営業マンや、住宅ローンを検討している金融機関に任せないことです。
もし住宅展示場に足を運ぶなら、その前に資金計画を行い、予算決めしてから見にいってください。

住宅営業マンであれば、借入額可能な範囲内でできるだけ高い住宅を提供したい。
金融機関であれば、借入額可能な範囲内でできるだけたくさんの住宅ローンを組んでほしい。
適正額の判断は任せるのはあまりにも危険です。 一体いくらまでなら毎月返済することができるのか一度ライフプランを見直してみましょう。 毎月の返済だけでなく、家を購入すると、固定資産税やメンテナンス費用などもかかってきます。 そのあたりも十分に考慮しましょう。

今は自分でインターネットにて簡単にライフプランシュミレーションすることもできます。
また、住宅ローンシュミレーションを使い、借入希望額から返済額を計算したり、毎月の返済額から借入可能額を計算することもできます。ぜひ活用してみてください。

 

 

 

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