column 180. 暮らす

狭いリビングを広く見せるコツは家具を置かないこと?

2016.10.17

狭いリビングを広く見せるコツは家具を置かないこと?

便利だから都市部に住みたい。子どもが成長してもお気に入りの家から引っ越したくない。
それでも部屋は広く使いたい。「そんなのワガママですか?」いえいえ、家具の持ち方や配置に工夫をすれば物理的に狭くても「広さ」を感じることは可能ですよ。

家具が床面積を占める割合はどれくらい?

地価の高い都心は平米数でみると、郊外の家より狭くなることがあります。
リビングダイニングが⒖畳の間取りの部屋と、⒑畳の間取りの部屋を比較すれば、確かに間取りのうえでは10畳の部屋の方が狭くなりますよね。

では、15畳のリビングダイニングに、カーベットを敷いてコ字型のソファとオットマンを置き、センターテーブルを用意します。そして幅2メートルの立派なテレビ台。パソコンと電話が置けるキャビネットも。6人掛けの180センチのダイニングテーブルの奥には、奥行き50センチの天井まで届く壁面収納を置きます。

これらの7つ家具が床面積を閉める割合はどれくらいでしょうか? ざっとみても、5畳に近いスペースを家具が埋めています。 部屋の1/3を家具が占領していることになりますよね。

一方の10畳のリビングダイニングの部屋に置いてある家具が4人掛けの120センチのテーブルだけ。テレビは壁掛けでテレビボードもなく、ソファも持たず…。なんて部屋だったらとしたら、部屋に占める家具の面積は1畳分にもならず1割すら占めていないことになります。

きっと、両方の部屋を比較しても15畳のリビングダイニングより、⒑畳の部屋を「広い」と感じるのではないでしょうか?
そのくらい床面積にしめる家具の面積は部屋の広さを印象付けてしまうのです。

居住スペースの家具は最小限に集中収納で部屋を広く使う

広く見せるための方法のひとつとして、家具を最小限にするやり方があります。

敷物や家具で部屋を分断すると部屋出来が区切られてみえるため 実際の平米数より狭く感じることにもなりかねません。
床が広くみえる方が、部屋も広く感じる錯覚があります。

家具を最小限にするために例えば、収納は作り付けの収納スペースを活用して、部屋には収納家具を置かない方法があります。リビングで使うアイテムを廊下の収納にまとめて収める方法や、ファミリークローゼットのように大きな収納部屋を用意して、すべてモノを一極集中すると、ほかの部屋に家具を置かないので広く使えますよね。

部屋を収納に充てることが難しい場合は1か所壁面収納を作り、書類、パソコン、電話、雑貨類をまとめてあげると、床面積を広く保つことができますね。

必要なものだけに絞ることが大切

家具を置かずに収納スペースを最小限に抑えるためには、不要なモノが多すぎると収まりません。
多すぎるストックや、把握しきれない量の衣類、荷物も家賃とローンの一部と考えると、支払う価値のあるモノかどうか判断することができるのではないでしょうか。

床を広く、空間を広く見せるためにも、本当に必要なモノだけに厳選した身軽な暮らしを心かけたいものですね。

 

 

 

永大ハウス工業では、仙台・宮城エリアに特化した戸建て、マンション、土地など様々な不動産を取り扱っております。こだわりの物件はコチラから。

人気のこだわり物件

来店予約・見学予約・訪問査定キャンペーン実施中!お近くの店舗はこちら

今週のおすすめ物件

一覧に戻る