column 184. 暮らす

美しいことが収納の正解?まずは家族が使いやすいことが大切

2016.10.24

美しいことが収納の正解?まずは家族が使いやすいことが大切

人の家の収納を目にする機会が増えました。
ルームクリップ、Instagram、ブログに雑誌。お揃いの収納グッズで整えられた空間にうっとり。
早速自宅も同じように取り入れたら、あらら?「おかあさん?あれどこ?」と子どもや夫が片付けてくれなくなってしまって…。なんで?

「片付け」はゴールじゃない?

片付けを始めると「捨てなきゃ」「もっと減らさなきゃ」と捨て魔に変貌してしまったり。

「扉開けた中身がキッチリ揃ってないと」
「オシャレな入れ物に詰め替えないと」
「もっと収納増やさないと」
と、容れ物や見た目が揃うことに熱中したり。

片付けること自体がゴールになることがありますが、片付けても何だかスッキリしない。
結局、いつも探し物ばかり。キレイをキープするため手間が増えて使いにくい。家族から探し物を聞かれることが増えた。
なんてことがあったら、「何のために片付けたいのか」ちょっと考えてみましょう。

なんのために片付けようと思っているのでしょう

見た目が美しい収納はゴールではなく手段のひとつ。何を叶えるための手段なのでしょうか?

例えば
・子どもが自分で身支度できるようになって欲しい
・探し物が無い家にしたい
・人を呼べる家にしたい
など
「○○を、叶えるために片付けている」という想いがあるのでは無いかと思うのです。

子どもが保育園にいく身支度が自分でできるように、服は取り出しやすい高さに収めてあげよう。
自分でおもちゃの電池交換できるように、リビングの分かりやすい場所に置いておこう。
そして、お目当のモノが探しやすいように家の中の持ち物は最小限にしよう。不要なものは手放しておこう。
子どもも使いやすいリビングに収納を増やそう。
リビングにお客様がいらしてもスッキリ見えるシンプルな容れ物にまとめておいて、中身が分かるようにラベリングしておこう。
と、手段として「○○したい」を叶えるための片付けならば、減らすことも、見た目の美しさも機能美のひとつとして存在することでしょう。

その収納、家族は使いやすいの?と問いてみる

片付けをゴールに荷物を減らすことや、収納グッズを揃えることがある訳では無いんだなーと感じていただけたでしょうか?

一人暮らしならば自分の好みで自由にできても、家族と暮らすなら自分の好みだけ、自分だけが使いやすい収納のカタチでは家族には使いにくくなることも。
「見た目も美しい収納」を目指すママさんと「欲しいものをすぐにとりだせること」を希望する家族とでは、収納に求める条件が異なります。

大事なのは「家族にも使いやすいことを考えて作られた収納なのかしら?」と時々確かめてみること。
片付けのゴールが満たされた収納ならば、より一層、美しい佇まいになってくるはずですよ。

 

 

 

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