column 083. 買う&売る

住宅購入失敗談〜設備編〜

2016.01.30

住宅購入失敗談〜設備編〜

 住宅を購入してから、こんな設備があればよかった! あるいは、この設備は実際の生活には不要だったなどということもあります。このような失敗をしないために、よくある失敗談から学んでおきましょう。

水まわり〜お風呂場〜

 水回りは家の中にたくさんありますが、お風呂に関して先に考えておくと良いことを挙げてみましょう。
まずは、追い炊き機能について。家族の人数や生活スタイルによって、お風呂に入る時間が違うのであれば、追い炊き機能がある浴槽がおすすめです。
 また、追い炊き機能がなく、後から入る場合は浴槽のお湯を少し抜いて熱い湯を足すことも考えられますが、その時、洗濯機置き場と浴槽が近ければ洗濯機に組み上げ洗濯に利用することもできます。遠いと、ホースが届かないということも考えられますので可能であれば浴槽と洗濯機置き場は近い方がよいでしょう。
 最近は、給湯器の自動お湯はり、自動足し湯機能がついているものが多くなり、浴槽への水栓(蛇口)が付いていないケースも増えてきましたが、足し湯をする際に浴槽への水栓(蛇口)があると早くて便利です。給湯器は、電気、ガス、灯油など様々なタイプがありますが、地域によってどのタイプの維持費が安いか検討する必要あるでしょう。
 水とは直接関係ありませんが、脱衣場の広さはどうでしょうか。冬場は脱衣場が広すぎると寒さを感じます。赤ちゃんがいる場合など、脱衣場を暖めておく必要もあり、浴室の広さと同様に脱衣場の広さも考えて暖房を用意するなど対応しましょう。

コンセント

 電気関係で多い失敗は、コンセントの数が少なすぎたという例。1部屋に2つ、対角線につけるというケースが多いのですが、住み続けているうちに家具が増え家具の後ろになって使えないということも多いものです。
 必要になった時に延長コードを購入して対応することはできますが、延長コードも長いものになれば案外高価ですし、線が邪魔になる、見た目が悪くなる、埃がたまりやすくなるというデメリットもあります。家族の成長と共に家具や電気製品も増えることは大いに考えられますので、コンセントの数は可能であれば多いにこしたことはありません。
 また、エアコン専用のコンセントは各部屋に、キッチンも大電力の家電を使う場所なので専用コンセントが最低でも2つ以上は必要だと思った方が良いでしょう。

 もう一つ忘れがちなのがリビングダイニングのテーブル近くのコンセントは便利ということです。焼肉をする時に使うホットプレートのコンセントがテーブルから遠い、あるいはタコ足配線になってしまうということは避けたいもの。リビングやダイニングなどでテーブルに近い位置にコンセントがあるのは何かと便利だと覚えておきましょう。

住んでみてから気がつくこともありますが、事前にわかっていれば対応できることもあるはずです。生活をイメージして物件選びに役立てられると良いですね。
 

 

 

永大ハウス工業では、仙台・宮城エリアに特化した戸建て、マンション、土地など様々な不動産を取り扱っております。こだわりの物件はコチラから。

人気のこだわり物件

来店予約・見学予約・訪問査定キャンペーン実施中!お近くの店舗はこちら

今週のおすすめ物件

一覧に戻る