戸建ては町内会・自治会の加入が必須?入らない場合の良し悪しを解説
今回の記事では、戸建ての購入を検討している方に向けて、自治会・町内会の役割や加入義務の有無、入らなかった場合のメリット・デメリットなどをお伝えします。
2024.07.16
最近は、ペットと一緒に暮らせるマンションが多くなりました。
ただ、どんな条件でもOKというわけではなく、マンションごとに定められた管理規約やマナーを守って飼うことが大前提です。
ここでは、マンションで飼いやすいおすすめのペットや、ペットを飼うときに注意したいポイントについてお伝えします。
マンションでペットの飼育を検討するとき、まず確認したいのが「ペットを飼える物件か」という点です。
購入予定のマンションの管理規約などに、ペットの飼育が認められているかを確認しましょう。
「ペット可」であっても、マンションによってルールが異なるため、飼育できる種類や大きさ、頭数などが細かく規定されている場合があります。
禁止されているペットを飼育すると、規約違反として近隣住民とのトラブルに発展する可能性がありますので、管理規約をあらかじめ確認しておくことが大切です。
ペットを飼育できるマンションでよくみられるルールの一つが、ペットの大きさに関する事項です。
「体長50cm以内、体重10kg以内」といった具体的な数値で表しているところもあります。
大きなペットは、鳴き声や足音が響いたり危害を及ぼす可能性があったりするため、サイズに関する規定を設けたマンションは結構多いです。
同じワンちゃんでも、小型犬ならOKでも大型犬だと違反になることがありますから、注意が必要でしょう。
また、「予防注射を毎年必ず受ける」「年に1回は健康診断を受ける」といった衛生上の規定を設けているマンションもあります。
犬の場合、狂犬病予防法で予防注射が義務付けられていますから、飼い主として、その義務を果たすことが求められます。
このほかにも、「専用庭やルーフバルコニーでの放し飼いは禁止」「ペットをエレベーターに乗せない」「住人からクレームがあった場合は飼育を中止する」など、細かい規定を設けているマンションもあります。
マンションで飼いやすいペットとは、管理規約に違反しないペットともいえます。
この観点から、マンションで飼うのにおすすめのペットを紹介しましょう。
小型犬は、マンションで飼いやすいペットとしても人気があります。
人懐っこくて忠誠心もあるので、初めて飼われる方でも安心です。
【費用の目安】20~50万円
【エサ】ドッグフード
【寿命】15~20年
【注意点】足音や鳴き声が近隣に響かないよう注意
猫は「人見知りする」というイメージがありますが、アメリカンショートヘアーなどはしつけがしやすく、マンションでも飼いやすいとして人気があります。
【費用の目安】10~30万円
【エサ】キャットフード
【寿命】12~13年
【注意点】足音や鳴き声、糞尿などのニオイに注意
小動物のなかでも存在感があるウサギは、「ほとんど鳴かない」などの理由でマンションでも飼育しやすいペットです。
基本的にはゲージのなかで生活させます。
【費用の目安】3~7万円
【エサ】専用フード、牧草(チモシー)など
【寿命】5~10年
【注意点】放し飼いをしない(ケージに入れて飼う)、糞尿などの匂いに注意
「ジャンガリアン」「ゴールデン」などの種類があるハムスター。
お手頃な価格で、飼育スペースがコンパクトに済むことも人気の理由です。
【費用の目安】2,000~3,000円
【エサ】専用フード
【寿命】2~3年
【注意点】回し車などの音、繁殖しやすいので多頭飼いに注意
成長しても大きくならない小型の爬虫類も、最近人気のあるペットです。
エサに選り好みがあり、「生のコオロギしか食べない」というグルメな動物を飼うときは注意しましょう。
【費用の目安】5,000~8,000円
【エサ】人工飼料、コオロギ、ミルワームなど
【寿命】10年前後
【注意点】脱走や感染症の防止
マンションの場合、ペットは室内で暮らす時間が長くなります。
そのため、部屋の広さに合うサイズや頭数を飼うことが大切です。
管理規約を守っていても、狭い部屋に大きな動物やたくさんの動物を飼っていると、人も動物もストレスを感じ病気になる可能性があります。
ペットのサイズや頭数に必要な広さを、あらかじめ確認した上で飼育しましょう。
また、ペットも大切な家族の一員ですから、健康状態の管理も大事なポイントです。
種類にもよりますが、動物病院で定期的に検診を受けたり、体調が悪いときのシグナルを見抜いて何かあれば病院で診てもらったりできるよう、愛着を持って飼育しましょう。
隣戸と壁一枚で暮らすマンションでペットを飼うときは、管理規約だけでなく「マナーを守ること」も大切です。
ほかのマンション住民に迷惑をかけないためのポイントをまとめました。
戸建住宅でも同じですが、ペットをしつけるのは飼い主としての最低限のマナーです。
とりわけマンションの場合、鳴き声や足音が近隣に響きクレームになるケースも見られますし、近隣住民に噛みつくような事件が起きれば大問題です。
「無駄吠えをさせない」「人に噛みつかない」といったしつけを、子どもの頃にしっかり覚えさせましょう。
あまり鳴かない動物でも、糞尿の匂いが強くて近隣とトラブルになることがあります。
ベランダや廊下など外に出た際に匂いが気にならないよう、対策をすることも大切なポイントです。
室内で過ごす際にも、「トイレの場所を決めて覚えさせる」「ケージの掃除を定期的に行う」など、匂いが漏れないように注意しましょう。
猫やハムスターといった繁殖しやすい動物は、管理規約に定められた頭数を超えないよう注意が必要です。
繁殖しやすい動物は、去勢手術を行うなどの対策をしましょう。
ペット不可のマンションでペットを飼育すると、思わぬトラブルに巻き込まれるので、絶対にやめましょう。
誰にもわからないだろうと内緒で飼っても、鳴き声や足音などで判明することがありますし、ペット用品のごみで発覚することもあります。
ペットを飼っていることが判明すれば、規約違反として管理規約に基づいて飼育中止を命じられるでしょう。
それでも飼い続けた場合、管理組合と裁判になる可能性があります。
実際に、裁判になって飼育禁止の判決が出た事例もあるのです。
ペット不可のマンションで飼育したい方は、ペット可のマンションに引っ越すなど住民とのトラブルにならない方法を検討してください。
マンションでペットを飼うときは、ペット可の物件であることはもちろん、管理規約にも目を通して違反にならない飼育をすることが大切です。
規定違反にならないケースでも、しつけが悪いなどの問題で近隣トラブルになる可能性もありますから、マナーを守ることも重要なポイントでしょう。
ペットと一緒に暮らすと、人はいやされ、生活を豊かなものにしてくれます。
ルールとマナーをしっかり守り、人もペットも快適に過ごせる環境をつくりましょう。
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