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実は仙台発祥!「冷やし中華」を美味しくするコツと裏技

2016.08.17

実は仙台発祥!「冷やし中華」を美味しくするコツと裏技

 

冷やし中華の発祥は、仙台だった

夏になると食べたくなるのが、冷やし中華。 すっかりおなじみのメニューだけれど、発祥は仙台だというのはご存知でしょうか。
「元祖冷やし中華」には諸説あるそうですが、 有力なのが、いまも仙台市青葉区で営業している「龍亭」さん。 初代店主が「涼拌(りゃんばん)麺」という名前で1937年に考え出したそうです。
当時は、ゆでたキャベツと塩もみしたキュウリ、それにニンジンをあえたものを、チャーシューやメンマ、ゆで卵と一緒に麺の上に乗せていたということで、 野菜を千切りにしたのは戦後だそうです。

さて、そんな冷やし中華を家庭でおいしく作るコツをまとめてみました。

具材の切り方が食感のポイント

冷やし中華の具材といえば何を思い浮かべますか?
好みや地方によっても異なりますが、基本は 赤・緑・黄色をバランスよく乗せること。
赤の食材といえば、ハム、紅ショウガ、トマト、チャーシュー、カニカマなど
黄色は、錦糸卵、ゆで卵、ゆで鶏など
緑は、キュウリ、しそ、カイワレなどでしょうか。

たくさんの具材が乗る冷やし中華ですから、 なんといってもシャキシャキとした具材の食感がおいしさのポイントです。
そのためには、具材の細さをそろえるのがまず一つ。
それと、キュウリは「板ずり」を忘れずに。 板ずりとは、きゅうり1本に対し、小さじ1の塩をまぶし、まな板の上で転がすこと。 最近のスーパーで売っているキュウリには、イボイボがあまりないことも多いですが、 それでも板ずりをすることで、食感も味もよくなります。

錦糸卵の代わりにアレを使うとお手軽!

家で冷やし中華を作るときにハードルが高く感じるのは、錦糸卵かも。 錦糸卵を手早くキレイに作るコツは2つ。
一つは、水溶き片栗粉を少量入れること。これで破れにくくきれいに作れます。 もう一つは、味付けした卵を濾すこと。濾し器がない場合は、目の細かいざるでOKです。
それでも錦糸卵を作るのが面倒…というときは、 同じ黄色の食材を代用すればOK。
ゆで卵、コーン、それに軽く焼いたお揚げも合います。

麺は柔らかめに茹でる

麺のゆで方にもコツが。 お湯の量が少ないと、均一にゆであがらないので、大きめの鍋にたっぷりのお湯を沸かし、しっかり沸騰していることを確認してから麺を入れます。
よくかき混ぜながら、少し柔めに茹でるとおいしくなります。

ゆで上がったら冷水で洗い、氷水でしめてしっかりと水を切ります。
長く冷水につけておくと、麺がふやけてしまうのでご注意を。

 

 

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