column 175. 暮らす

片付けを頑張るとリビングが散乱する原因に

2016.09.28

片付けを頑張るとリビングが散乱する原因に

ただいまーとカギとバックを持ってキッチンに向かい、カウンターに放り投げて、郵便物とバックをテーブルに置いて。冷蔵庫に買い物荷物を収めて一休み。
ふと見ると、リビングもダイニングもごちゃごちゃ。何だか落ち着かないなー。そんな経験ありませんか?
散乱しがちな日常の荷物こそ、置き場を決めてあげると部屋がスッキリしますよ。

わざわざ、遠くまで収めに行くなんて無理

「いやいや、うちはモノの置き場は決めてありますよ」
「郵便物はゴミの日にまとめて出すようにベランダのコンテナに保管場所を用意してあるから…」
確かにモノの住所ではありますが、毎日使うこと考えたときに現実的な収納場所でしょうか?帰宅後にベランダのコンテナまで片付けに行くことは面倒かもしれません。
そして、きっと、手近などこかに、ベランダに捨てるつもりの郵便物の山ができるのでは無いかと考えます。
ベランダに捨てに行く前に、もう一段階、楽に片付けられる場所を用意してあげるとスッキリしてきますよ。

「保管場所があるのに捨てられないなんてダメだな」なんてがっかりした経験がある方は、収納場所を見直してみましょう。わざわざ手間がかかる遠い場所に、収納場所を用意していませんか?

玄関からの帰宅ルートに沿って置き場を確保

わざわざ遠いところに設けた収納場所が片付けにくくさせているとするならば、楽に片付く場所は、近いところ。つまり玄関に入ってリビングまでの通り道に収納場所があることが、無駄が少なく楽にできると考えられます。

例えばDMなどの手紙置き場、不要なものをすぐに手放すならば玄関にゴミ箱を用意してあげると、帰宅時すぐに破棄することができてリビングに持ち込むことも必要ありませんよ。
カギも下駄箱なのかお財布といっしょなのか、リビング壁に掛けるのか、どこならば帰宅時にサッと戻せるのか考えてみましょう。
お出かけバッグもクローゼットまで戻すことがストレスになるならば、キッチンにフックでひっかけてもいいですし、ダイニングテーブルの足元にバッグ置き場を用意してあげると リビング階段の途中に仮置き場がある方が楽かもしれませんよね。

無理しないやり方を探ろう

片付かないのは怠けているから、片付けは頑張るイメージが強いかもしれませんが、ムリがかかると習慣化が難しくストレスになりかねません。

片付かない理由に「面倒くさい」という気持ちが現れるようならば、面倒にさせる理由や現象を発見することが大切です。
置き場が決まっていない、収める先が空いてない、戻すところが遠すぎる、見た目がごちゃごちゃしてる、かっこよくないなどなど、少しずつ理由を探してみましょう。あとは解決策を探せば大丈夫。

毎日使うものこそ、毎日が楽にストレスなく片付く仕組みが大切なのです。

 

 

 

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