効率よく不動産情報を収集する方法
2016.06.02不動産を購入したい!と思い立ったは良いものの、不動産の情報をどう探していいか分からない・・・という方も多いのではないでしょうか。今回は効率よく不動産情報を収集する方法や、具体的な情報収集方法を、地下鉄を有する仙台市特有の事情と併せてお伝えします。
知りたい情報を整理しよう
不動産の情報を探すにあたり、自分が知りたい情報を明確にしましょう。事前に明確にしておくことで、必要のない情報に費やす時間を減らすことができます。
予算を明確にする
実際問題として、予算次第で大方の選択肢が絞れてしまいます。ローンを組んで月々〇万円までなら支払える、といったことを明確にしておきましょう。一度予算に上限を設けてしまうと、なんだかんだ上限いっぱいになってしまうものです。予算に幅を持たせる場合にはそうした点にも注意をしましょう。
情報を探す地域を明確にする
実家の場所や、子供の学校区など、ある程度エリアを絞れるのであれば最初に絞っておきましょう。エリアを特定できない時は、最寄り駅から〇分の地域、職場から〇分の地域など、条件を設けておくと物件を探しやすくなります。
物件の状況や立地など優先する事項を決める
中古で探すのであれば築年数何年までが良いか、バス停までの距離や買い物施設までの距離は重要か、山や川が近くにある物件は大丈夫か、陽当りは重要か、物件までの道路の広さはどの程度欲しいかなど個別の条件も決められる範囲で決めておきましょう。
知りたい情報は絞れば絞る程精度は高くなりますが、該当する物件は少なくなります。上記のような項目を決めていったら、それぞれ優先順位を定めておくと良いでしょう。
例)職場から20分が希望だが、他の条件を全て満たすのであれば職場から30分でも検討する、など。
具体的な情報収集方法
知りたい情報を明確にしたら、実際に情報収集をしてみましょう。情報収集するには3つの方法があります。
物件の状況や立地など優先する事項を決める
最近ではインターネットで多くの物件の情報を得ることができます。探しているエリア、価格帯で物件を検索していきましょう。地図が掲載されていない場合もあるので、気になる物件があった場合には電話で確認することもできます。
インターネットは情報が掲載されるのが早いという特徴がありますが、多くの人が閲覧できるため、良い情報はすぐに決まってしまいます。結果として、インターネットで検索できる物件は比較的売れ残りの物件である可能性が高いという点に注意が必要です。
不動産情報誌や新聞折り込みのチラシで物件を探す
コンビニや書店で購入できる不動産情報誌や、新聞折り込みのチラシで物件を探す方法もあります。不動産情報誌の場合、物件掲載から販売までタイムラグがあるため、売りに出されている時にはすでに売れてしまっている場合があります。新聞折り込みのチラシはインターネットでは非公開の物件等もあるので気になったらすぐに確認してみると良いでしょう。
不動産会社を訪ねて物件を探す
一般的に、インターネットや不動産情報誌に掲載されている物件は人気のない物件の場合が多いものです。本腰を入れて物件を探すのであれば不動産会社に直接情報収集しに行くのが一番良いです。その際には自分の希望を伝えて、条件が合致すれば購入する意思があることを伝えると、良い情報を貰いやすくなります。
仙台の物件はここに注目
宮城県の中でも、仙台市の場合地下鉄の路線があるので地下鉄の最寄り駅から徒歩〇分といった条件で探すと良いです。
仙台駅を中心とした価格形成
仙台市の中で市場価格帯の高いエリアは仙台駅中心。そして、基本的に仙台市は仙台駅を中心に不動産の価格が形成されています。仙台駅から徒歩圏内のエリアの地価は高く、また地下鉄で仙台駅にアクセスしやすいエリアの地価も高くなっています。
泉中央駅や南仙台駅なども利便性は高い
仙台駅から少し離れても、泉中央駅や南仙台駅等はベッドタウンとして栄えてきた経緯もあり、利便性の高い地域となっています。こうした駅から地下鉄で近い地域も比較的発展しています。
区役所近くが発展している
仙台市には宮城野区、若林区、青葉区、泉区、太白区の5つの区があります。それぞれ仙台駅を中心とした価格形成となっているものの、区の中でも区役所付近を中心に利便性の高いエリアが形成されています。
不動産会社に問い合わせてみよう
知りたい情報を明確にして、具体的に情報を収集した後は、気になった物件について不動産会社に問い合わせしてみましょう。
実際に物件を見学してみる
中古物件やマンションの場合には実際に物件を見学することができます。見学を希望する場合には不動産会社の担当者と打ち合わせして見学希望日を伝えるようにしましょう。
価格交渉ができないか確認する
広告やインターネットに掲載されている価格は、あくまでも売主の希望価格です。物件を気に入ったら価格交渉ができないか確認してみましょう。ただし、人気の物件の場合には価格交渉の結果購入できなくなる可能性もあるので注意が必要です。
不動産会社の対応を確認する
不動産会社とは物件の購入までの手続きから、場合によっては購入後の対応まで永く付き合っていくことになります。仲介を担当している不動産会社が信用に足る会社かどうか、電話での対応や実際に訪問してからの対応で確認しておくと良いです。
まとめ
不動産の物件情報を効率よく収集するコツは、できるだけ条件を明確にすることです。条件を明確にしておけばその後の物件の見学や購入判断においても迷うことなく進めることができます。ただし、条件を絞りすぎるとそもそも情報がないという事態も有りうるため、条件に幅を持たせ、それぞれの項目に優先順位をつけておくと良いでしょう。