仙台市博物館
2017.02.07
仙台市博物館は仙台城跡に建てられた博物館で、仙台城主伊達家ゆかりの展示品を見られることができます。博物館の周辺には仙台城跡や青葉台公園もあり、仙台を一望できる場所にあります。
今回は仙台市博物館についてお伝えします。
仙台市博物館の基本情報
仙台市博物館は、仙台城の三の丸跡に建てられた博物館で、仙台城主伊達家ゆかりの展示品や美術品が展示されており、常設展示では古代から伊達政宗の治世を中心に仙台藩史、近代まで展示しており、政宗の鎧兜を見ることもできます。
博物館の中には、ボランティアガイドもたくさんおり、お子様でもわかりやすい説明を受けることができます。
施設名称:仙台市博物館
所在地:仙台市青葉区仙台26
TEL:022-225-3074
交通アクセス:仙台市営地下鉄南北線「匂当台公園駅」下車徒歩22分
営業時間:9:00~16:45
定休日:月曜日(祝日・振替休日の場合は開館)、祝日・振替休日の翌日(土日祝日の場合は開館)
常設展観覧料:一般・大学生 460円 高校生 230円 小・中学生 110円
ホームページ:https://www.city.sendai.jp/museum/
※仙台市博物館は大規模改修工事のため令和3年10月1日から休館。令和6年4月に再開館予定。
●常設展
常設展は、季節ごとに大きく展示内容が変わり、収蔵資料約98,000点の中から随時1,000点の資料が展示されています。
主な展示品としては、伊達政宗の鎧兜である黒漆五枚胴具足、支倉常長像、水玉模様陣羽織、ローマ市公民権証書、萩に鹿図屏風(伊達政宗詩歌書き込み)などが展示期間を変えて展示されます。
●特別展・企画展
仙台市博物館では一定期間ごとに特別展や企画展が開催されています。
平成28年度の特別展、企画展は以下の通りです。
4月22日~6月26日「特別展国立カイロ博物館所蔵黄金のファラオと大ピラミッド展」
7月15日~8月28日「企画展イチ押し収蔵品主役・わき役キャラクター大集合!ゆかいほのぼのお化けも登場」
9月16日~10月30日「特別展雪舟と宮本武蔵と水墨画-岡山県立美術館・珠玉の名品」
11月11日~12月27日「戦国の伊達・政宗の城・仙台の町-齋藤報恩会寄贈の名品」
特別展は常設展示場入館料とは別に観覧料がかかり、企画展は常設展料金で観覧することができます。
●ミュージアムショップ
博物館内にはミュージアムショップがあり、ミュージアムショップ内では仙台博物館のクリアブックや水玉模様陣羽織、伊達政宗のよろい、ローマ市公民権証書など所蔵品がプリントされたクリアファイル、一筆箋、絵葉書やハンカチ、風呂敷、シールのほか、風呂敷やハンカチ、オリジナルシール、LEDライト、トートバッグなどのオリジナルグッズが売られています。
上記グッズのほか、仙台箪笥や松川だるま、玉虫塗など市内の職人が製造した伝統工芸品を展示販売するコーナーも設けられています。
周辺施設情報
●青葉山公園
青葉山公園は伊達政宗の居城であった仙台城跡で、復元した石垣や土塁、堀などが残されています。
天守台へ向かう道路の南側には、その名のとおり堀の面影を色濃く残す「長沼」があります。春には沼沿いの桜が満開となる、花見スポットの一つです。
施設名称:青葉山公園
所在地:仙台市青葉区川内
ホームページ:https://www.city.sendai.jp/ryokuchihozen/mesho100sen/ichiran/015.html
●仙台城址(青葉城址)
仙台城址は、初代仙台藩主伊達政宗が築城した仙台城跡で、建物は残っていませんが、石垣や復元された大手門脇櫓などが見られます。
天守台には伊達政宗騎馬像が建ちます。
施設名称:仙台城址(青葉城址)
所在地:仙台市青葉区川内
ホームページ:http://www.sentabi.jp/guidebook/attractions/view/78
●仙台国際センター
仙台国際センターは会議棟や展示棟があり、一体利用することで6,000人規模の大規模祭事が開催可能な施設です。
1,000名収容の大ホールやレセプションホール、大・中・小会議室などの施設は各種シンポジウムや就活フェア、セミナー、会議等大きなものから小さなものまで利用されています。
設備は各種音響や照明、映像設備、6カ国語対応の同時通訳設備も完備されています。
2015年12月に仙台市営地下鉄東西線「国際センター駅」が開業しており、展示棟メインエントランスへの主要出入り口となっています。
施設名称:仙台国際センター
所在地:仙台市青葉区青葉山無番地
交通アクセス:仙台市営地下鉄東西線「国際センター駅」すぐ
ホームページ:http://www.aobayama.jp
評判/口コミ
●仙台の歴史を一から知ることができます
仙台城の模型の復元が飾ってあったり、江戸時代に江戸幕府へ領地の状況を報告する地図の復元が飾ってあったりと見応えのある資料がたくさんあります。
特別展も開催されているので何回か足を運んでいますが、興味のある時は見に行ったりしています。
●伊達ゆかりの品々を見られます
仙台城の麓にあり、仙台城を見たついでに寄りました。
伊達家ゆかりの品々が収蔵されており、定期的に入れ替えて常設展示されています。企画展も伊達家ゆかりのものや日本史に絡んだものが多いのですが、エジプト展などそれ以外のイベントが開催されることもあります。
●ダースベーダ―のモデル?
期間限定だそうですが、常設展でスターウォーズのダースベーダ―のモデルといわれる重要文化財の黒漆五枚胴具足という伊達政宗の甲冑を見ることができました。
博物館の外も見晴らしが良く、桜の季節にはきれいな桜を見ることもできます。
まとめ
仙台市博物館は仙台城のすぐ近くにあり、仙台城主伊達政宗を始め、伊達家ゆかりの品々を見ることができます。
仙台が初めての方にも、長く住んでいる方にもおすすめの観光スポットです。