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宮城県名取市で不動産売却をする際に知っておきたい路線価比較

2017.09.04

仙台空港

宮城県の政治経済の中心・仙台市に隣接する名取市。仙台駅周辺へのアクセスが良く、さらに市内には仙台空港もあるため、県外への移動も快適。大規模なショッピングモールもあり、快適な住環境が整っていることで人気です。

雑誌社による住みやすさランキングでは全国で上位、宮城県内ではトップになったことも。ここでは、そんな名取市の特徴や路線価を紹介していきます。

名取市の特徴

名取市が誕生したのは昭和33年のこと。それまでの名取町から市制施行によって名取市となりました。

市制施行当時の人口は約3万3,000人でしたが、その後も順調に増えていき、平成29年6月末時点では約7万8,000人となっています。

市の面積は約98km2。名取川と阿武隈川に挟まれたエリアで、みやぎ米やカーネーションの名産地としても知られるほか、東では太平洋と接しているため、ヒラメやカレイ、貝類などの水産物も水揚げされます。

市内の交通としては、まず南北にJR東北本線が走っており、名取駅と館腰駅の2つの駅が設置されています。また、名取駅から仙台空港駅までは仙台空港アクセス線が走り、中間には杜せきのした駅、美田園駅という2つの駅があります。

仙台空港は東北で唯一の国管理空港で、年間300万人以上が利用しています。国内線だけでなく国際線も開通しており、韓国や中国、台湾、グアムに飛ぶことができます。

仙台空港の近くには、高速道路のインターチェンジがあり、ここから乗ると仙台東部道路を経由して常磐自動車道や東北自動車道に抜けられます。

このように名取市は、電車、飛行機、自動車のどれを取っても交通の便が良い、どこにでもアクセスしやすいエリアであると言えます。

仙台空港アクセス線の周辺は「なとりりんくうタウン」と呼ばれ、開発が進んでいます。このエリアには大型ショッピングモールのイオンモール名取があり、住環境も良いことから人気となっています。

子育て事情についてみてみると、私立幼稚園に通う児童1人あたり年間6,000円が補助される制度が用意されるほか、病後児保育事業なども行われています。

医療費については、通院については小学校6年生まで、入院については中学高3年生まで助成が受けられます。ただし、扶養親族と所得額によって助成の対象とならない場合もあります。

名取市の路線価の高い地域・低い地域比較

ここからは、名取市の路線価、公示地価について紹介していきます。路線価とは路線(=道路)に面する宅地の1平米あたりの評価額のこと。一方、公示地価とは、国土交通省が年に1度、ある土地を選定して公示する価格のことです。

それぞれ、実際に売買された価格というわけではありませんが、不動産業者も売買の際に参考にする指標なので、事前にチェックしておくことで売価の判断基準のひとつとすることができます。

名取市の路線価については、特に名取駅の中心で上昇傾向にあります。相場観ですが、名取駅周辺で5〜6万円/m2台、市の南部にある館腰駅周辺では、2万円台となっています。

公示地価についてみてみると、名取市の平均は4万9,500円/m2(16万3,636円/坪)で、1732市町村中、392位につけています。

この価格は、全国的に見れば千葉県印西市や三重県津市と、県内で見ると宮城県多賀城市や利府町と近い数字となっています。

2017年の公示地価で最も高かったところは、杜せきのした駅から300mのところにある商業地で、7万8,500円/m2(25万9,504円/坪)。この場所には現在、コンビニエンスストアが建っています。

一方、もっとも低かったところは、名取駅から4.2kmの位置にある林地で、392円/m2(1295円/坪)でした。

なお、名取市の平均地価は平成26年以降、現在まで上昇傾向にあります。

不動産を売却する際のポイント

東日本大震災により甚大な被害を受けた名取市ですが、復興によるまちづくりの途中であり、一旦は大きく下がっていた地価も上昇傾向にあります。

上がり基調にある名取市内の不動産は、基本的に売りやすい条件が揃っています。特に、人気エリアである「なとりりんくうタウン」の周辺であれば、高値での売却も期待できます。

まとめ

永大ハウス工業は、全9店舗を持つ宮城県内の地域密着型不動産業者です。そのうちの8店舗は仙台市内にありますが、名取市内にも名取駅西口から徒歩15分の場所に店舗を設置しています。

県内多店舗展開の企業ですので、お客様の要望への素早い対応が可能です。特に仙台市内、名取市内の不動産売却に関してはスピード感のある仲介・買取ができます。

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