【一戸建てを高く売る秘訣!】トイレのメンテナンス方法と料金相場まとめ
2018.03.27中古の一戸建てを買うかどうか検討する際、「水回りの清潔さ」を重視する人は多いです。トイレは毎日使うので、汚れや臭いがつくことは避けられません。だからこそ、普段からメンテナンスを心がけ、きれいにしておけば内覧者の印象がぐっと良くなるのです。
今回は、トイレのメンテナンス方法と、メンテナンスにかかる料金相場をまとめました。
トイレが汚いと一戸建て全体の印象が悪化する
水回り、特にトイレが汚い家は「掃除が行き届いていない=普段からきちんと管理されてない」物件に見られてしまいます。
●内覧に来る女性の多くが水回りのきれいさをチェックしている
トイレは、生活している以上、毎日必ず利用する場所です。中古の一戸建てを購入する人たちは、ある程度「他人の生活感」や「他人の生活臭」があることを前提に物件探しをしていますが、「できれば築浅や新築に近いきれいな家が欲しい」と考えています。
住宅内でトップクラスに利用頻度が高いトイレは、掃除が行き届いているかどうかをチェックするのに最適な場所なのです。そのため、内覧に来る人、特に女性の多くはトイレを始めとする水回りのきれいさで全体の印象や管理の徹底さを確認しています。
リビングや屋根がどれだけきれいでも、トイレが汚れていると買い手は見つかりません。購入後に自分たちで掃除しなければならないからです。だからこそ、一戸建てを売りたい人はトイレを徹底的にメンテナンスし、きれいに保っておく必要があります。
●自分にとって清潔=他人から見て清潔とは限らない
トイレのメンテナンスは、基本的に掃除と故障した箇所の修理です。ただ、自分でできる掃除だけでトイレのメンテナンスを済ませてしまうのはおすすめできません。なぜかというと、「清潔さ」の基準が人によって違うからです。自分自身や家族が見て「清潔だ」と思う状態まで掃除していても、内覧希望者が見ると「汚いな」と感じる可能性はあります。
トイレのメンテナンスでは、新品同然のきれいさを目指したいところです。
●定期的な掃除で対応できない不具合はリフォームで解決しよう
トイレの水道管や、温水洗浄便座は経年劣化でいずれ壊れます。家を建てたときに作ったトイレを永遠に使い続けられるわけではないので、掃除で対応できない不具合がある場合は業者の力を借りましょう。
トイレのメンテナンス方法と料金相場のまとめ
自分でできること、業者に任せるべきことも含めて、トイレのメンテナンス方法と料金相場をご紹介します。
●基本は定期的な掃除
基本は掃除です。便器・便座・壁などを定期的に掃除して、トイレを清潔に保ちましょう。
●水の勢いが弱くなったらフィルターを掃除する
水洗の勢いが弱くなった場合、フィルター(ストレーナーとも呼ぶ)が詰まっている可能性があります。止水栓を閉めれば、業者に頼まなくても掃除が可能です。
●温水洗浄便座のノズルやフィルターを掃除
温水洗浄便座のノズルも適度に掃除しましょう。また、ウォシュレットのフィルターも詰まることがあるので、勢いが弱くなったら掃除は必須です。
●脱臭機能がついているならフィルターの清掃も忘れずに
脱臭機能つきトイレの場合、定期的にフィルターを掃除しましょう。臭いを除去するには、日頃から臭いがこもらないように換気するのが一番です。
●トイレのクリーニングを業者に頼むと8,000円前後かかる
自分で掃除するのが面倒な人、急いでいる人は8,000円ほど払って業者にクリーニングしてもらいましょう。
●故障した温水洗浄便座の交換は2万円から
便座は何十年ももちますが、温水洗浄便座は機械なので10年程度で壊れます。タンクレスなどの一体型トイレの場合、温水洗浄便座が壊れたらトイレ本体も取り替えなければなりません。後付タイプであれば、安いもので2万円から交換可能です。
●トイレ全体のリフォームは約40万円が相場
便器の交換を含む、大規模なトイレリフォームには約40万円かかります。水道管など、トイレの水回りは10年ほどで劣化して問題が出てくるので、リフォーム費用を貯めておくことをおすすめします。トイレが老朽化していると一戸建ては高く売れないので、交換が必要な場合は、安価な便座を選んで後付タイプの温水洗浄便座を設置するという手もあります。
まとめ
トイレが汚れている家は、全体の印象が悪くなってしまうので、高額売却するのが難しいです。ウォシュレットや水道管などは10年ほどで劣化してきますし、長年の利用で付着した汚れや臭いを自力で完ぺきに除去するのは大変なので、業者に頼んでクリーニングやトイレのリフォームを行いましょう。新品のトイレであれば、汚れや臭いを気にする必要はありません。
業者探しに困ったときは、地域の業者事情に詳しい地元の不動産会社に相談することをおすすめします。