移住希望者必見! 宮城県内の移住者に対する住宅取得支援制度まとめ
2018.06.05宮城県への移住にかかる費用を圧縮するなら、自治体が行っている住宅取得支援制度を利用するのが一番です。補助金や交付金は住宅ローンと違って返済が不要ですが、利用するには制度を知っておき、自身で申し込む必要があります。
今回は、宮城県の地域別住宅取得支援制度についてご紹介します。
地域別住宅取得支援制度まとめ
宮城県内には、35の市町村があります。そのうち、住宅取得支援制度を行っているのは全部で20。県北・県南・仙台・三陸エリアの4つに分かれている各地域の支援制度を見ていきましょう。
●登米市
登米市では、
- 家の購入にかかった費用の10%(最大80万円まで・加算もあり)
- 地域産材を使って家を建てたり増築したりする場合は最大50万円まで
- 住宅用太陽光発電システムなど、省エネ設備の購入費用なら最大10万円
がもらえます。
●栗原市
栗原市の住宅取得支援制度は、40歳以下の人限定です。新築か、中古物件を購入した場合、住宅ローンの年末残高の5%(最大20万円)を5年間もらえます。
また、若い子育て世帯なら、市内の住宅分譲地を格安価格で購入することも可能。市の「定住促進住宅分譲地」を購入して家を建てれば、最長5年分の固定資産税納付相当額を交付してもらえるのです。
●大崎市
移住者が住宅購入、もしくは家を新築する場合、住宅ローン借入額の10%(最大100万円)を補助金として交付してもらえます。また、人によっては補助金額の増額も可能です。
●白石市
新築でも中古でも、白石市内に家を購入すると、30万円の補助金がもらえます。また、住宅購入時に市内の業者を利用した場合、補助金額が30万円加算されてお得です。
●角田市
詳しい条件は問い合わせる必要があるものの、移住用に家を買うと最大40万円の補助金がもらえます。
●東松島市
東松島市の住宅取得支援制度は、25万円から100万円。金額は、家が新築か中古か、また市内の業者を利用しているかなどによって変わってきます。空き家バンクを使って家を購入した場合は、引っ越し費用として最大10万円もらうことも可能です。
●七ヶ宿町
七々宿町では、
- 40歳未満
- 中学生以下の子どもがいる世帯
に向けて、「移住して20年間住んでくれれば、家をただでプレゼントする」という支援制度を行っています。移住先の住宅はある程度選択可能です。
また、新築する場合は、建築費用の半額(最大300万円)がもらえます。
●村田町
村田町に移住する人は、新築で最大50万円、中古なら最大15万円の補助金を取得可能。また、移住者は家賃が31,000円からとお得な、「定住促進住宅」も利用できます。
●川崎町
川崎町の住宅取得支援制度は、住宅購入費用の半額(最大50万円)です。制度の利用条件は、空き家バンクを使っていること。また、45歳以下で子どもがいる世帯である必要もあります。
●丸森町
丸森町に移住した場合の補助金は、新築物件の購入なら100万円、中古物件なら70万円です。条件によっては、所定の金額からさらに増額してもらえる場合もあります。
●山元町
山元町の住宅取得支援は、新築物件の購入なら最大300万円、中古物件の購入だと最大100万円がもらえる補助金制度です。
●松島町
松島町に移住すると、住宅の購入にかかった費用の10%(最大50万円・中古なら最大25万円)を補助してもらえます。また、町内で活躍する建築業者等を利用して家を手に入れた場合、新築でも中古住宅のリフォームでも、最大50万円まで補助金を上乗せしてくれます。
●大和町
大和町の補助金は、最大で150万円です。具体的な補助金額は、住宅の購入費用やリフォームにかかったお金の10%と、子育て加算の合計額によって決まります。
●大郷町
大郷町では、「高崎団地分譲地」の建売住宅を買うか土地を手に入れて家を新築した場合、最大60万円の補助金が利用可能です。
●大衡村
戸建て住宅を新築した人は最大150万円、賃貸物件を建てた人は最大250万円の補助金を受け取れます。
●色麻町
新築で家を建てたり、空き家をリフォームしたりすれば、町の予算内で補助金を申請可能です。
●加美町
加美町では、家を買うと最大100万円の補助金がもらえます。金額は、土地と新築の家を買うのか、中古物件を買うのか等によって変わってくるので、移住するなら必ず問い合わせを行いましょう。
●涌谷町
涌谷町では、住宅取得費の1%(最大20万円)を補助してもらえます。子育て世帯の場合、10万円補助金額が増額されるため、さらにお得です。
●美里町
移住者が家を買うと、30万円の補助金がもらえます。世帯の条件等によって、別途金額の加算も可能です。
●女川町
- 新築物件を建てる
- 中古の住宅を土地つきで購入
- 空き家を買って建て替え
した場合に補助金がもらえます。
まとめ
住宅取得支援制度で移住費用を浮かせ、その分、新築住宅の内装をグレードアップしたり、中古物件のリフォームにこだわったりすると良いでしょう。
ただ、補助金の額だけで移住先を決めると、移住してからアクセス性や施設の充実度で困ることも考えられます。地域ごとの住みやすさに空き家の相場、補助金等を組み合わせて、一番お得な移住先を知りたい方は、ぜひ当社までご相談ください。