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買い主の興味を引こう!一戸建ての売却につながるアピールの仕方

2022.10.18

買い主の興味を引こう!一戸建ての売却につながるアピールの仕方

一戸建ての売却を成功させたいなら、一戸建ての特徴や魅力を上手く買い主へアピールする必要があります。

なぜなら、世の中には数え切れないほどの中古不動産があり、インターネット広告を使えば誰でも簡単に数百件の物件を比較できてしまうからです。
買い主の目に留まらない、興味を引けない物件をそのまま売りに出しても希望の条件では売れません。

今回は、一戸建ての売却時に使えるアピールポイントをご紹介します。

子育て世帯を狙うなら子育てのしやすさをアピールしよう

●隣家と距離があるため音を立てても問題になりづらい

子育て世帯が頭を悩ませる問題の一つが、子育て中の騒音です。
一戸建ては、物理的に隣家と離れており、階下に他人が住んでいるわけでもないため、お子さんが走り回ったり思い切りジャンプしたり、ケンカして大声で泣いたり赤ちゃんが夜泣きをしたりしても、周囲に迷惑をかける心配がありません。

マンションだと、子育て中周囲への音を気にする余りノイローゼ気味になってしまう方もいるので、一戸建てを売るときは積極的に子育てのしやすさをアピールしましょう。

●庭やテラスは子どもの遊び場かつ家族のイベント会場にもなる

一戸建てを売り込むとき、ぜひアピールして欲しいのが庭やテラスといった屋外空間です。
多くの場合、マンションのベランダやバルコニーは、お子さんが遊べるほどのスペースを確保できません。

しかし、庭付きの一戸建てであれば、プール遊びや花火、BBQ、天体観測に家庭菜園等も自宅の敷地内で楽しめます。
庭やテラスはお子さんの遊び場だけでなく、家族や友人知人と集まって遊ぶイベント会場にもなるので、一戸建てを売り込むときは「この家を買うと将来どれくらい楽しい生活が待っているのか」をアピールするのが効果的です。

駐車場の広さや台数は強力なアピールポイント

●マンションでは難しい車の2台持ちもできる

マンションと一戸建てのどちらを買おうか悩むとき、駐車場の有無や広さを気にする買い主は少なくありません。
基本的に、マンションだと一部屋につき使える駐車場は1台分です。
もし、売りたいと考えている一戸建てに2台分以上の駐車スペースがある場合は、「駐車場が広いこと」自体が強力なアピールポイントとなります。

●車の整備や洗車のしやすさは車好きに喜ばれる

マンションの駐車場は他の車と隣接しており、物件によっては洗車用の水栓等もないため、自分で洗車したり車を整備したりできません。
しかし、駐車場のある一戸建てなら話は別です。
水も電源も好きなだけ使えますし、多少水が跳ねても誰にも迷惑をかけないので、いつでも自分の好きなときに好きな車を洗車したり整備したりできます。
スペースに余裕があれば、車を整備するための工具を並べるといった使い方も可能です。
広い駐車場と水栓・電源設備は、車・バイク・自転車好きにアピールできるポイントなので、積極的に活用しましょう。

物件単体ではなく居住環境を含めて売り込むべし

一戸建てを売却するときは、建物の特徴や魅力だけでなく、周辺環境も含めて売り込むのがおすすめです。
駅やバス停まで近い、徒歩圏内にスーパーやコンビニがある、坂や狭くて車通りの多い道が少なく徒歩や自転車で移動しやすいといった情報を提供することで、「生活しづらいエリアだったらどうしよう」という買い主側の不安を解消できます。

また、不動産の特徴や狙いたいターゲット層のニーズに合わせた情報提供することも重要です。
例えば、近くに評判の良い動物病院や景色の良い散歩コース、ドッグランがあるなら、犬を飼っている方におすすめの物件として売り込むという販売戦略を立てられます。

テレワークのしやすさも売りになる

  • リビングや寝室とは別に書斎等の仕事に使える個室がある
  • 高速で安定したインターネット回線を契約できる

など、テレワークに集中できる一戸建ては、テレワークを機に住む場所の制限がなくなったサラリーマン世帯にとって魅力的です。
また、専業はもちろん副業でインターネットの必要な仕事をする方も多いので、ネット環境の良さも一戸建てを見てもらうためのアピールになります。

マンションにはない一戸建ての良さのおすすめも大事

家を買うとき、マンションと一戸建てを比較する方は多いので、一戸建てを売る際は「マンションにはない一戸建てならではの強み」をアピールしましょう。
たとえば、一戸建ては同じ価格のマンションよりも部屋数が多く、安いです。
収納にも余裕があるため、広々と暮らしたい方に向いています。
また、管理規約に縛られるマンションと違って、ライフスタイルに合わせたリフォームや建て替えも自由です。

まとめ

無数に存在する中古住宅の中から自分の不動産を選んでもらうためには、広告や内覧で買い主に良い物件だと思ってもらう必要があります。

特徴のない物件、特徴があっても上手く伝えられていない一戸建ては、他の物件より売れるのが遅くなってしまうので、子育てのしやすさや駐車場の広さ、テレワークのしやすさなどをアピールして買い主の興味を引きましょう。

 

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