不動産売却の初心者必見！失敗しない不動産業者の選び方｜永大ハウス工業

不動産売却で業者選びに失敗すると、基本的には良い結果になりません。
逆にいえば、不動産売却を成功させるためには、自分に合った業者、実績や実力のある業者を見極める目が必要不可欠だということです。

そこで今回は、不動産売却初心者の方々に知っておいて欲しい、業者選びの重要性や、失敗しない不動産業者の選び方についてアドバイスします。

これから不動産を売却しようと考えている方にとって、最も重要なのが不動産業者選びです。
ブランド品や貴金属と同じように、不動産は「どの業者経由で売却するか」によって売却結果が大きく変わります。
価値の低い商品であれば、店舗による売却額の差は大きくても数万円ですが、不動産は数百万円、ものによっては数千万円する財産です。
同じ不動産でも、仲介をお願いする業者によっては売却価格が100万円以上変わることも珍しくないため、不動産業者は慎重に見定める必要があります。

不動産業者選びの失敗を避ける、一番簡単な方法が、相見積もりを取ることです。
不動産を売るとき、業者にどれくらいの金額で売れるのかを査定してもらいます。
このとき、一社だけでなく、複数の業者に査定を頼むのが相見積もりです。
不動産の査定結果は業者ごとに異なるもの。
業界の中には、売り主をだまして儲けようとする悪質な業者も少なくありません。
しかし、各業者の見積もりや対応を比較すれば、少なくとも「比べた中で明らかに問題のある業者」は弾けます。
知識や経験がなくても、優良な業者を絞り込む手段として、相見積もりが効果的なのです。

●査定額が相場から外れていない

相見積もりを取ったら、各社の見積もり額を比べましょう。
不動産は、基本的に地域の相場に近い金額で取引されます。
相場より高いとなかなか売れず、安いと「訳ありの不動産では」と疑われて売れ残りやすくなってしまうので、査定の段階で相場より高い・安い業者がいたら避けるのがおすすめです。

ただし、相場から外れた査定額でも、納得できる根拠があれば問題ありません。
査定額は、業者を評価する基準の一つとして考えておきましょう。

●地域やネット上での評判が良い

査定額などに大きな違いがない場合、業者選びの参考になるのが不動産業者の評判です。
基本的に、不動産業者は店舗を持つ地域の周囲で営業するため、地域で悪評が立つと長く営業していけません。
そのため、地域住民やネットで評判を調べて、良いレビューの多い業者を選びましょう。

ただ、ネット上の口コミやレビューは、簡単に水増しできます。
レビューの全体ではなく、個別の口コミをチェックすることが重要です。

また、不動産の仲介業は、定期的に更新される、都道府県知事の許可制となっています。
不動産業者の公式サイトや店舗に掲示されている、「◯◯都道府県知事免許（）」の（）の中の数字が免許の更新回数なので、ここが大きな数字なら信頼できる可能性が高いです。

●売りたい不動産の売却実績が豊富

不動産業者は、同じ仲介業者でも「一戸建ての売却に強い」「マンション売却に長けている」といった違いがあります。
得意不得意を考えず、マンション売却を得意とする業者に一戸建てや土地の売却を任せても、うまくいかない可能性が高いです。
多くの場合、不動産業者の実績は公式ホームページなどで公開されているため、相見積もり後どの業者と契約するか迷ったときは、実績を確認しましょう。

●担当者の対応が信頼できる

不動産売却では、契約した業者の担当者に実務の大半を任せます。
当然、担当者と話が合わなかったり、その対応に満足できなかったりする場合、臨んだ条件での売却は実現できません。
そのため、不動産業者を選ぶときは、「担当者と気軽にコミュニケーションを取れるのか」「担当者の対応を信頼できるのか」を重視しましょう。

●宅建士の資格を持っている

不動産業者で働く担当者を見極めるポイントの一つが、宅建士、宅地建物取引士の資格を持っているかどうかです。
宅建士は、専門知識のない一般人を、悪質な取引から守る法律の理解度を試される資格。
宅建士を持っていなくても不動産の営業はできますが、宅建士を取得すると多くの業者で手当が出るため、意欲のある営業マンや、真面目な営業マンほど宅建士を取得しているケースが多いです。
宅建士を持っていれば信頼できるというわけではありませんが、資格を持っていれば最低限不動産取引について勉強していることは分かるので、査定結果や業者の対応が同等なら、資格を持っている担当者を選びましょう。

不動産売却の初心者が、売却の失敗を避けるポイントは、信頼できる不動産業者に仲介を任せることです。
不動産売却は、どの業者、どの担当者に仲介をお願いするかによって売却価格や売却までの期間が変わってきます。
相見積もりを取り、各業者の査定額・対応・資格の有無などを比較して、一番感じの良かった不動産業者に売却のサポートを頼みましょう。