どんなマンションが売りやすい？高く売れるマンションの特徴を紹介

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どんなマンションが売りやすい？高く売れるマンションの特徴を紹介

2023.12.15

マンションを高く売りたいなら、どんなマンションが高く売れるのか、人気があるのかを理解しておきましょう。
なぜなら、買い主に選ばれるマンションの特徴を知っていれば、地域や消費者のニーズに合わせた売却戦略を立てられるからです。
今回は、不動産市場で高額売却されているマンションの特徴や、売りやすいマンションの特徴、マンションが売れない時にできることをお伝えします。

どんなマンションが高く売れるのか

●駅チカなど立地条件の良いマンション

不動産売却価格が高いマンションの代表例が、駅近などの立地条件の良いマンションです。
基本的に、不動産は便利であればあるほど、資産価値も市場価格も高くなります。
駅の周辺は、通勤・通学に便利で、生活インフラが充実しているエリアです。
駅、特に利用者の多い大きな駅やターミナル駅近くのマンションは、古くても多少条件が悪くても、高い価格で売買されています。

●競合物件にはない魅力を持つマンション

同価格帯のマンションに比べて部屋が広い、大きなバルコニーがある、日当たりや風当たりが良い、大型犬の飼育可など、競合物件にはない魅力を持っているマンションも、高額売却しやすいです。

不動産は大きな買い物なので、「妥協したくない」「どうしてもこの物件が良い」と買い主に思ってもらえれば、相場より高くても売却できます。
そのため、似たような特徴を持つ物件が他にある場合は、競合物件が売れるまで一旦待つのも効果的です。

●管理状態が良いマンション

管理状態の良いマンションとは、以下のようなものを指します。
・空室が少ない
・管理費・修繕積立金の滞納が少ない
・大規模修繕工事を計画通り進めている
・共用部やゴミ捨て場がきれい
・設備が故障した際の対応が早い

管理状態の良いマンションは、建物の劣化が最小限に留められており、居心地も良いため、人気です。
マンションの管理状態は、買い主が知りたがる情報なので、積極的にアピールしましょう。

売りやすいマンションの特徴

●立地が良い

高く売れる上に、売りやすさという面でも優れているのが、立地の良さという特徴です。
最寄り駅まで徒歩圏内にあり、なおかつマンションが建っているのが不動産売買の盛んな人気エリアであれば、売却期間も短縮できるでしょう。
ご自身のマンションが、立地も良く利便性の高いエリアにあれば、何か工夫をしなくても良い条件で売れる可能性が高いです。

●角部屋

マンションは上下左右を他の部屋に囲まれるため、隣に住民がいない角部屋は人気があります。
また、角部屋は、窓を多く設置できるため、日当たりや風当たりの良いものも多いです。
近い価格帯のマンションや、同じマンション内で売りに出されている部屋と比較されるとき、角部屋の方が売りやすいため、売却する部屋が角部屋なら積極的にアピールしましょう。

●高層階

一般的に、マンション、特にタワーマンションなどの高層建築は、高層階の部屋ほど良い条件で売れます。
高層階は眺めが良く、外から家の中を覗かれるリスクが少ないこと、日当たりが良く明るいことなどが人気の理由です。
高層マンションは建築費用が高い分、売却価格も底上げされているため、無理のない範囲で少し高めの値付けを試してみても良いでしょう。

●築年数が浅い

築年数の浅いマンションは、見た目もきれいで設備や建物自体の劣化も少ないです。
経年劣化の影響が小さい分、マンションを維持・管理していくための費用、管理費や修繕積立金の負担も抑えられているため、「新築よりも少し安い物件を探している」という層に人気があります。
中古不動産市場において、建物の新しさは強力なアピールポイントです。
強気の価格設定で売り込むことも考えましょう。

マンションがなかなか売れない時にできること

●ホームステージング

ホームステージングとは、マンションの魅力を買い主に伝えられるためのインテリアコーディネートです。
テーマを決めて家具や小物を配置し、物件の清潔感・居心地の良さ・おしゃれさなどをアピールします。
内覧者がなかなか集まらない場合、内覧後成約につながらない場合は、ホームステージングで物件の印象を底上げしましょう。

●不動産業者の変更

不動産業者を変えるという手もあります。
そのときに契約している不動産業者が、売りたいマンションの仲介人としてベストだという保証はありません。
不動産業者は、それぞれ実力や抱えている顧客、売却の方針なども違います。
業者の対応に気になる部分がある、担当者と意見が合わないといった場合は、業者を選び直しましょう。