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信頼感が成約につながる!不動産売却で買い主の信頼を得る方法

2024.07.16

信頼感が成約につながる!不動産売却で買い主の信頼を得る方法

不動産売却では、何よりも買い主の信頼を得ることが成約へつながります。
不動産は高額な買い物なので、物件自体が良いものであっても、買い主に不信感を持たれると売買契約まで進みません。
買い主との間で信頼関係を築くためには、誠実に対応し、広告や内覧で物件や自身に好感を持ってもらうことが大切です。

この記事では、不動産売却で買い主の信頼を得るためにできることをご紹介します。

買い主の信頼を得るための基本

●誠実な対応を心がける

買い主の信頼を得るための基本は、誠実な対応を行うことです。
約束を守らなかったり、不動産に関するマイナスな情報を隠したりして売り主に不信感を持たれると、その後どれだけ不動産の良さをアピールしても相手に刺さりません。
不動産売却では、「自分が買い主だったらどういう対応が助かるのか」「自分が買い主だったら何を聞きたいか」を常に意識して行動しましょう。

●物件の情報は細部まで正確に伝える

中古不動産売却において、買い主を最も悩ませるのは「買った後に問題が発覚したらどうしよう」という不安です。
不動産の周辺環境や近隣住民との人間関係、物件内部の老朽化など、問題はほとんどの場合、目で見てもわかりません。
物件の間取り図から購入当時のパンフレット、住宅設備の詳細、修繕やリフォーム工事の履歴などを包み隠さずに伝え、買い主の不安を軽減することで、買い主の信頼を得られます。

●質問や問い合わせのレスポンスを早める

売却中の不動産に関して、買い主から質問や問い合わせがあった場合は、素早く対応しましょう。
レスポンスが遅く、さらにその返答がわかりづらいものだと、売り主に対する不信感を招きます。
レスポンスが早ければ早いほど、売却に対する熱心さや真摯さを持っているという印象を与えられるので、特に初回の質問や問い合わせは迅速に答えましょう。

信頼性を高める物件のアピール方法

●プロに写真撮影を依頼する

物件写真は、多くの場合買い主が初めて目にする不動産の情報です。
写真のクオリティーが低かったり、十分な枚数がなかったりすると、そもそも物件詳細を確認してもらえませんし、問い合わせにもつながりません。

そこでおすすめしたいのが、プロのカメラマンに写真撮影を依頼することです。
たとえば、どういう写真が必要か不動産業者の担当者に意見してもらい、写真そのものをプロに撮ってもらえば、「買い主の知りたい情報が入った高品質な写真」を掲載できます。

●動画やバーチャルツアーなどを行う

不動産や売り主に対する信頼感を高める方法としては、家の外観から内部までを案内する動画や、360度カメラで撮影した物件内を自由に動き回れるバーチャルツアーの実施も効果的です。

物件写真や物件詳細で伝わるイメージと、実際に内覧で不動産を見たときの様子が違うと、買い主は落胆します。
写真以上に現地のリアルな様子を伝えられる動画やバーチャルツアーは、遠方の買い主にも気軽に内覧を提案できるツールでもあるため、可能であれば活用しましょう。

●ホームステージングを行う

ホームステージングは、物件を魅力的に見せる演出です。
家具やインテリアを配置し、モデルハウスのような空間にすることで、買い主に物件の魅力を伝え、実際に住んだ時の様子をイメージしてもらえます。
物件に好印象を持ってもらえば、売り主に対する買い主の心象も良くなりますし、他の物件との差別化もできるため、おすすめの方法です。

内覧で買い主の心を掴むためのポイント

●水回りを中心に掃除と整理整頓を徹底する

内覧時に家が汚れていると、買い主の心象が大幅に下がります。
特に、水回りは使用頻度が高い分、汚れやすく、内覧で良くチェックされる場所なので、キッチン・浴室・トイレ・洗面台といった水回りは徹底的に掃除しましょう。
水垢や石鹸汚れを落とし、キッチンのシンクや蛇口などの金属パーツを磨き上げて光沢感を出すと、清潔感や高級感をアピールできます。

また、意外と見落としやすいのが、室内の明るさや匂いです。
家の中が薄暗く、生活臭がすると居心地の悪さを感じさせてしまうため、事前に換気して消臭し、家中の照明を点け、カーテンを開けた快適な状況で内覧者を出迎えましょう。

●適度な距離を取りつつ買い主の質問には丁寧に答える

内覧中は、買い主と適度に距離を置き、何か聞かれたとき丁寧に答えることが大切です。
ただ、内覧中、買い主に付き添って隣であれこれ解説や世間話をしていると、相手に圧迫感を与えてしまいます。
事前に家や近くの店舗、交通状況等を整理し、買い主に質問されたら、その場で答えられるようにしておくと、買い主からの信頼を得やすいです。

まとめ

不動産売却では、買い主の信頼を得ることが成約への近道となります。
誠実な対応を心がけ、詳細な情報提供を行い、迅速なレスポンスをすることが、買い主と信頼関係を築く第一歩です。

また、物件の宣伝方法や見せ方にこだわったり、快適な内覧を提供したりすることでも、物件や売り主に対する信頼性を高められます。
買い主の心象を良くして、問い合わせや成約へつなげましょう。

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