column 008. 子育て

お絵かき、工作好きな子育てで情緒を育む

2015.08.31

お絵かき、工作好きな子育てで情緒を育む

どんなことをすれば赤ちゃんは喜んでくれるの?

「五感」の刺激が非常に大切です。「見る」「聞く」「嗅ぐ」「触る」「味わう」。いずれも「身体が出発点」としてある点がポイントです。生まれたばかりの赤ちゃんは、はっきりと物が見えていませんが、徐々に見えている物に手を伸ばし始めます。
小さいながら主体的で確かな意志を感じさせてくれますね。触って大丈夫な物をいろいろ触らせてあげることがお絵かきや工作の第一歩です。幼児になり、例えば絵の具あそびをするとします。大人は絵の具を使う場合、道具に「筆」で描くイメージを持ちます。しかし乳幼児期の小さな子ども達は、自分の中心にある身体から外側に離れるほど思ったように動かすことが難しくなってきます。
肩を振る、肘を動かせる、手首を使える、指先が思うように動く、指先で道具を思いのままに操るといったように、中心から外へ向かっています。肩を振るような大きな動作から、細かい絵を描くまでは年齢的な発達を待たなくてはなりません。小さな頃は、手を使って直接、色の伸び具合を味わったほうが、「触る」刺激が心と身体に直接響きます。何かを描かなくてはいけない、工作を作品として完成させなくてはいけないというものではなく、身体あそびを繰り返し行うことが後々のお絵かきや工作の好きな子、つまり自己表現することがスムーズにできる子に育っていきます。

 

家庭でつくる環境作り(材料集め・管理・掃除など)

「いつでも」できて、「やりたいときに」、大人の力を借りず「自分でできる」。そんな環境を部屋の一角に作ってあげると、おもちゃで遊ぶことと同じように日常的に描いたり作ったりするようになります。
お絵かきでは、力の弱い幼児でもすぐに色が付くクレヨンやマジックがおすすめです。空き箱に一緒に入れていつも出しておきます。紙は画用紙だけではなくコピー用紙も安く買えますので自分で取れるように用意します。
工作では、ダンボールなど大きな箱に、トイレットペーパーの芯や食品のパックなど使えそうなものを入れておきます。小さなうちは、自分で切ったり加工しやすい柔らかいものがお勧めです。
使った後はお片付けする習慣も、一緒に育みましょう。たくさんある材料で確かにお部屋は床一面になることもありますが、自分で片付けることができると、ママも散らかりが気にならなくなってきます。なにより、子ども達が主体的に自分の表現をする姿は輝いていますよ!

 

 

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