家事をみんなで分担すると、子供の成長に効果的｜永大ハウス工業

親としては、子供に家事を手伝わせるより、
自分で家事をやってしまった方が早く家事が片付くもの。
しかしすべてをやってあげていると、子供はいつまで経っても何もできないままです。
それでは社会に出た時、自分で自分の世話ができなくなってしまいます。

そうならないために、多少時間がかかってしまっても、
家事を手伝ってもらうということが必要です。
親元を離れても何もできないのでは、本当の独立とは言えないですからね。

現代は学歴主義の世の中ですし、もちろん勉強も大切です。
しかし学業だけでは生きていけません。
「生きていく術」を教えてあげるのも立派な親の役目なのです。

いくら大切だとはいえ、子供たちは「えー…」と言って嫌がるでしょう。
誰だって自分のやりたいことをやっていたいですから。
それでも言われれば嫌々ながらも手伝おうとします。
だけどせっかく手伝ってくれるなら、親も子も気分よく家事をしたいですよね。

大切なのは、子供の年齢に合ったことをお願いすることと、キチンと褒めることです。
例えば、幼少期は、洗濯をたたむ、食事を運ぶ、おもちゃや本を片付ける、
などの簡単なことからやってもらいましょう。
小学校に入る頃には、子供ができることも増えてくるので、
洗濯全般、床掃除、食器の片付け、などがいいですね。
そして最初はうまくできなくても決して怒ってはいけません。親も忍耐が必要です！

そして子供が仕事をうまくこなすことができた時、大いに褒めてあげましょう。
将来の仕事に対する責任や、取り組みの初歩を学ぶことができた証だからです。

さらに、家事は家族全員で分担することも大切です。
みんなでやることで、一人一人の負担はとても軽くなります。

中でも特に重要なのが父親です。
でも多くの父親は「毎日仕事でそんな暇がない」「休みの日くらいゆっくりしたい」と思うでしょう。
でも、とある調査結果に
「お父さんがよく家事をやれば、子供がお手伝いをするようになる」という結果があるのです。
父親がする「手伝い」は少なからず子供に影響を与えます。
といってもそんなに難しいことはやらなくても大丈夫。
できることをやっていれば、子供はその「取り組む姿勢」をちゃんと見ていますから。