column 063. 暮らす

まきストーブで冬の過ごし方をワンランクアップ

2015.12.19

まきストーブ

北欧の昔ながらの暖房器具である薪ストーブ。この暖房の魅力は本物の火を使っていることです。
火は体を暖めることはもちろん、温かい食べ物も作ってくれますし、キャンプファイヤーや焚火のように、人の真ん中に灯せば、人と人との絆を深めてくれます。じっと見つめれば、炎の穏やかな煌めきに癒されます。今回はそんな薪ストーブの魅力をご紹介します。

薪ストーブで調理

アメリカでは「ストーブ」というと、暖房器具と調理器具の両方をさすことが一般的で立派な調理器具とされています。ですので、料理専用のクッキングストーブでなくても、通常の薪ストーブの天板や火室(炉内)でいろんな料理が楽しむことができます。火室はオーブン、天板はホットプレートと考えると分かりやすいですね。  
薪ストーブトップの天板は、直火でなく熱伝導によって温まるため、時間をかけて煮込んでも焦げ付きにくく、スープやシチューなど煮込み料理が楽しめます。また、天板ではホーロー、鋳鉄製の鉄鍋などの調理道具を使う人が多く、鍋敷きなどを組み合わせれば火加減の調整ができます。
火室ではクッキングスタンドなどを置いて、火の遠赤外線でわずかな時間で加熱調理ができるのでオーブン料理が楽しむことができます。お肉や魚、パイやピザなど色々なものが調理可能です。

火の明かりに癒される


「火を見ると癒される」とよく言いますよね。これは私たちがはるか遠い昔に火を誕生させた時の喜びの記憶を、無意識に取り戻したいと思っているからだとか。また、暗い部屋と暗い部屋+炎(ろうそくのような明かり)の比較では、暗い部屋のみでは右脳が司る時間やコミュニケーション、左脳が司る計算・言語能力にストレスが現れるそうです。  科学的でも、そうでないにしても、火を見ることで落ち着くのは事実です。薪ストーブの火を見ながら、本を読んだり、お酒を飲んだり…。時間を忘れて火を見るような時間を作りましょう。  

非常時にも活躍

万が一、災害の時などで一般の暖房器具が使えなくなった時でも、薪ストーブのある家庭では、慌てることなく、ロウソクやランプの灯りを楽しむゆとりがあったと言います。もちろん、地震の後は煙突などの点検が必要ですが、自前のエネルギーを持つことは大きな強み。もしもの時も暖を取ることができ、お湯が沸き、煮炊きできるという安心感は、計り知れないものがあるでしょう。分散型のエネルギーを考える上でも、薪ストーブがひとつの解答になるかもしれません。

お正月は、ご先祖様に感謝をしたり、家族の絆を深めたりする大切な行事ということを子供達にも伝え、一緒に新しい年を祝いたいものです。
 

 

 

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