東北の住宅事情を調査！自家用発電機の必要性は？｜永大ハウス工業

自家用発電機があると、停電や自然災害などのトラブルが起こった時に非常に便利ですが、必要となる機会がほとんどないのであれば、特になくても困らないとも考えられますよね。
利用する機会に関しては、住んでいる環境によって大きく異なってくるものですが、東北の場合はどうなのでしょう。
自家用発電機の必要性について探るため、東北在住の方に所有しているかどうかを伺ってみました。

【質問】
東北の方に聞きます！自家用発電機って持っていますか？

【回答数】
持ちたいと思っているが、持ってはいない：46
持っていない：36
持っている：18
　

・アパートなので自家発電機は難しく、高価なので中々手が出ないのが現状です。
   （30代／男性／自由業・フリーランス）
・災害の時に、電気が使えないと大変困るのでほしいのですが、高額です。
   （40代／女性／会社員）
・東日本大震災の経験から、何らかの理由で長い停電が起きた時のために発電機が欲しいと思うが、値段と保管する手間から買うには至っていない。
   （30代／女性／学生）
・けっこう維持費がかかるが、雪などで不便な時に欲しいと思うから。
   （20代／女性／会社員）

　持ちたいと思ってはいるものの、所有していない理由としては、経済的な問題から購入できない方が主なようですね。
また、アパート住まいなど、住環境による問題もあると言えるかもしれません。発電機本体の購入費だけではなく、維持費の面も考えると、より敷居が高いと感じる傾向にあると考えられます。価格の問題がクリアできれば、購入に踏み切っている方は多そうですね。
 

・震災の時に必要だとは思ったのですが、購入には至らず現在に至っております。
   （40代／女性／専業主婦）
・スペースをとるし、活用しきれないと思うので。持っていると便利なのでしょうが。
   （40代／女性／その他専門職）
・急な積雪で、電気が止まってしまうという経験をしたので、持つようになりました。
   （30代／女性／会社員）
・豪雪地帯で、毎年ではないですが、数年に一回は雪で停電するので一家に一台が基本です。
   （40代／男性／自営業）

持っていない方は、自家用発電機があれば便利だとは感じているものの、必要性はないと受け取れる意見が多いみたいですね。
日常的に使うわけではないとなると、別になくても構わないと考えてしまうのかもしれません。 所有しているという意見に関しては、実際に停電で困ってしまったという経験を持っている方が多く、重宝している、もしくは必需品だと思っているケースが主なようです。
防災意識が高い、停電で困るような事態は避けたいのなら、持っておいたほうがいいとも考えられますね。

　アンケートの結果、東北地方在住で自家用発電機を所有している家庭は、全体の約2割のみだとわかりました。
しかし、約半数は欲しいと思っていることも明確になりましたね。ただ、多くの場合、経済的な問題がネックとなるようですし、購入したいのなら、まず家計の状況とじっくり相談してみるのがよさそうです。
また、自家用発電機を使う頻度を始め、本当に必要なのかどうか、もしもの災害時に備えておくべきなのかどうかなどについても、よく検討してみるといいかもしれません。

・調査地域：全国
・調査対象：年齢不問・男女
・調査期間：2016年1月23日～2016年2月1日
・有効回答数：100サンプル