仙台の冬も快適!『冬の衣類の利用法』
皆さまは冬の衣類のケアをどのようにされていますか。冬の衣類は暖かいけどケアが大変ですよね。
ということで、今回はセーターやフリースの毛玉取りや着なくなった後の利用法などをご紹介します。
2020.01.16
使えば使うほど柔らかく手に馴染み、色合いにも味がでてくる革製品。
特に冬の寒い時期は、風を通さない上に保温効果も抜群なので、服の素材としても長く重宝する素材ですが、丈夫で長持ちする反面、水分や摩擦に弱いので注意も必要です。
その革製品をいい状態で長く使い続けられるために、今回は、抑えておくべき革のお手入れ法についてご紹介します。
まずは、購入した時。実は、いい革の状態を保つためには、使う前にもお手入れが必要です。
買ったばかりの革製品は、油分が少なく刺激に弱いため、傷や汚れなどのダメージを受けやすい状態です。
はじめに、柔らかい布で乾拭きし汚れやほこりを落としましょう。
革専用の保革クリームというものがあるので、クリームを全体に薄くむらなく塗って、日陰の風通しの良いところで30分ほど乾かします。
次に防水スプレーをして革の表面の保護をします。
スプレーをすることで、手垢や水分が付きにくく、付いたとしても、さっと拭くだけで汚れが落ちやすくなるので、革製品を使用する際の事前準備には欠かせない工程です。
ちなみに、防水スプレーは、30センチほど離して吹きかけます。吹きかけた直後は、スプレーした部分が濃く変色しますが、乾燥すると元の色に戻るので安心してください。
水濡れをしてしまった場合には、すぐに手入れが必要です。
乾いた布で、叩くように水分を吸わせてください。上下左右に布をスライドさせると、表面に摩擦が起き、傷や色落ちの原因になることもあるので、「叩くように」が、ポイントです。
また、濡れたまま放置すると、色落ちやシミの原因なりカビが発生する場合があります。水分をとったら、陰干しをしてしっかりと乾燥させてください。
ただ、早く乾かしたいからと直射日光に当てたり、ドライヤーで乾かしたりすると逆効果。
革の油分まで奪われて、革が固くシワになってしまいます。焦らずに風通しの良い日陰で時間をかけてゆっくりと湿気を逃してあげましょう。
定期的に防水スプレー使用して、表面の保護力を高めてあげると、雨の日でもさっと拭くだけで水分を取ることができます。
定期的なお手入れ方としては、革用のデリケートクリームというものを月に1回ほど塗ると良いでしょう。
蝋(ろう)成分が入っていないどんな革にも使える万能クリームなので、適度な油分補給と革表面の乾燥を防ぎ、ツヤツヤの状態を保つことができます。
革製品を長く使っていただくためにもオススメのケア商品です。
○牛革・羊革の注意点
革の仕上げ方によって塗るクリームが違うので、手持ちのクリームを塗る際には、底面など、目立たない場所で試してからお使いください。
○エナメルの注意点
エナメルは革のなめしをした後、塗料の下塗りと樹脂塗りをし、乾燥させるという工程を繰り返して表面の光沢をだす加工をしてあるものです。
通常のクリームでは光沢がなくなる可能性もあるので、必ず専用のクリームを使用してください。
○起毛素材(スウェード・ヌバック)の注意点
他の革製品より、雨や汗にぬれると色ムラやシミができやすい素材です。
また、摩擦によっても色落ちがしやすいので、着用の洋服や持ち物には気をつけてください。汚れたときには起毛専用の消しゴムで取ることができますが、擦りすぎると色落ちや革切れの原因になるので、優しく扱ってください。
できてしまったカビを対処するには、根気よい対処が必要となります。
アルコールスプレーを布に含ませ、優しく拭き取り、陰干し。これをカビがなくなるまで繰り返しましょう。
この方法でもとれない場合には、一度革専門のクリーンング業者に相談したほうがいいですね。
革製品は種類が多いので、対応するクリームやケア商品なども多数ありますが、自分の持っている革にあったケア用品を見つけるのがポイントです。
お掃除と同様に、革のお手入れを義務感にかられてやってしまうと億劫になりますが、気付いた時や、利用した時にその都度お手入れをするようにすれば、長くキレイに使うことができますよ。
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ということで、今回はセーターやフリースの毛玉取りや着なくなった後の利用法などをご紹介します。
2020.01.16
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