column 228. 暮らす

宮城県の花・ハギ・を楽しむ

2017.01.26

宮城県の花・ハギ・を楽しむ

秋の七草としても親しまれるハギは可憐な花弁にしなやかな茎で、秋の野山でも住宅街の庭でも咲き誇り、宮城県内ではハギの美しさを楽しむためのイベントも多いですね。
勢いよく茂ってくれるハギは雑草の増殖も防いでくれるので、面倒な草取りが楽になります。

植え付けと剪定

植え付けは落葉期ならいつでも可能ですが、宮城県のような寒冷地では厳寒期の作業は避けます。
水はけを良くするために土を山高に盛って植え付けます。芽の出る時期は比較的早く3月頃。
ハギを育てる上で剪定が一番大切な作業で、逆を言うとこれ以外の手入れはあまり必要ありません。落葉してから芽が出る前の2月頃が作業の適期です。株元から10~30cmの位置ですべての枝をばっさりと切り戻すのが基本の剪定です。

ハギは春に新しく伸びた枝の上半分に花を付け、古い枝には花が咲きません。毎年ばっさりと刈り込んで春に新しい枝を出させることで花付きも良くなるのです。
弓状にしなった自然本来の姿が美しく、あまり極端に形を整えようとすると花付が悪くなるので注意しましょう。

日当たり・置き場所

日当たりと水はけのよい場所が適しています。日当たりが悪いと極端に花付きが悪くなります。
土質は選ばず、やせ地でもよく育ちます。根が浅い位置に広く張り、枝がしだれるように伸び、水はけの良い場所を好むので斜面に植えるのに適しています。

水やり・肥料

生育期に水切れさせてしまうと葉が枯れ込んでしまいますので、鉢植えの場合ひどく乾かさないように気をつけます。

落葉期の2月頃に鶏糞や油かすを根元に少量施すと春から枝葉の伸びが良くなりますが、根についた根粒菌(こんりゅうきん)から空気中のチッソ(主に枝葉の生長に大切な肥料の成分)を取り込んで吸収できるので別段与えなくても育ちます。
もし、株を小さく育てたい場合、肥料は与えません。

 

ドライフラワーにして楽しむ

ハギの花は咲いている時に刈り込んで逆さにして吊るしておけば、乾燥時期の秋から冬の頃ほのかな花の色も残してドライフラワーになるので、お部屋に飾ってみてはどうでしょう。
ドライフラワーにお気に入りの香りのアロマを垂らしてお部屋にリラックス空間を作ると、また花の香とは違った楽しみ方もできますね。

 

 

 

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