column 230. 子育て

冬は注意!子供の体温調節

2017.02.03

冬は注意! 冬は注意!子供の体温調節子供の体温調節

毎日寒い日が続くこの季節。風邪やインフルエンザ、他にも様々なウイルスが蔓延して、感染したら困ると思うと外出するのもドキドキしますね。そうした病気をもらわないためにも免疫力を高めることが大切です。

そこで、今すぐできる風邪予防について考えてみましょう。

大人より1枚少なく

子供は、大人より体温が高いのをご存知ですか。
もともと体温が高い上に、よく動きますので、冬でも汗をかきやすいのです。

暖房がきいた室内で大人と同じだけ着込んでいると、それだけで汗をかきます。汗をかくと、汗が引いた後に体が冷えて風邪をひく原因にもなりかねません。
夜も、睡眠中に汗をかく場合があるので、背中にタオルを一枚入れておくのも有効です。汗をかいたらタオルを抜くだけ。着替えなくて良いので安心です。

また、睡眠中の暖房はできれば切っておきましょう。汗をかくだけでなく、鼻やのどを痛める原因にもつながるので、注意が必要です。

外出する時は首を守る

どうしても寒いと大人は外へ出るのが嫌になってしまいますが、子供は元気に外遊びをさせてあげると良いでしょう。

気温差も実は体を鍛えることにつながります。もともと持っている体温調節機能は、外遊びをすることで養われていくのです。
この体温調節はとても大切な体の機能です。正常に働かないと自律神経も乱れがちになりますので、成長の過程でも体調不良の原因になるケースもあります。

雪や雨が降っていなければ、少々気温が低くでも防寒着を来て外で元気に遊ばせましょう。その際も下着はきちんと着ること、そして上に着るものはやや少なめにして、一番上には防寒着。
だるまさんのように着すぎることなく、首元、手首、足首など「首」と付く部分を冷やさないように注意しましょう。ハイネックTシャツ、手袋や靴下は長めのものを選ぶと良いでしょう。
そして、汗をかいたら、すぐ拭いたり着替えたりできるようにすることも大切です。

オムツ選びも考えよう

まだオムツをしている赤ちゃんであれば、冬は特に吸収力の高いものを使うのがおすすめです。
おしりが濡れたままだと冷えの原因になりやすいので、吸収しておしりサラサラが持続するようなものを使うと良いでしょう。

しかも、寒い季節は、おしっこが多く体内で作られて、量も増えるのです。しっかり吸収してくれるオムツでぐっすり眠ることも大切ですね。

元気に遊んで、よく眠る。そして、栄養バランスの良い食事をとる。これが風邪予防のための毎日の習慣になると良いですね。
ママも寒いと外へ出るのは億劫になりますが、暖かいスタイルをしっかりキープして子供と一緒に冬を楽しんでくださいね。

 

 

 

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