column 353. 子育て

仙台近郊の木造図書館で癒しのひとときを

2017.11.16

仙台近郊の木造図書館で癒しのひとときを

仙台市の南隣の名取市には、木造のあたたかみが感じられる素敵な図書館があります。
外観はもちろん本棚も木製の図書館で、癒しのひとときを感じながら読書してみませんか。

東日本大震災からの復興

名取市図書館は、東日本大震災で建物に甚大な被害を受け、閉館の危機が囁かれていました。
しかし、遠くカナダからの復興支援で、木造の図書館を建設し寄贈してくださったのです。
もちろん使用されている木材はカナダのもので、本の香りと木の香りを感じながら読書できる空間は、なんだかほっとする雰囲気です。
ほかにも薪ストーブが設置されており、外の空気に触れながら読書を楽しめるウッドデッキも作られています。
図書館の名前には、カナダの小説「赤毛のアン」から取り「名取市どんぐり・アンみんなの図書館」と名付けられています。
復興に関しては、震災関連の蔵書や名取市の新聞記事がスクラップでとってあるので、震災から復興までを子供から大人まで学ぶこともできます。

蔵書を子供と楽しめるスペース

子供向けスペースには、木でできた小さなテーブルとイス、靴を脱いでくつろげるスペースも用意されています。
子供向けの大きな絵本はもちろん、DVDや昔懐かしい紙芝居、布でできた絵本もあり、子供も飽きないラインナップになっています。
小学生向けの本も豊富にあり、工作や自然、日本の歴史書から海外の文芸作品まで置いてあるので、幅広い世代が本を楽しめる空間になっています。
親御さんも楽しめる蔵書も一緒に置いてあり、編み物、園芸、スポーツ入門書、子育ての本などが一緒の場所に置かれているので、一緒に読書の時間を楽しめる棚の配置が魅力的です。

定期的に開催されるイベント

子供向けに絵本の読み聞かせ会や、赤ちゃん向けのお話会を毎週開いており、また小学生向けには理科のワークショップや図書館で調べたことを発表するコンクールなど 、様々な子供に向けてのイベントが随時開催されています。
秋には図書館まつりとして、カフェや落語会、マジックショーなど沢山の催しを用意して楽しく過ごせる一日もあります。
足を運んでイベントを確認できるほか、名取市のホームページからも確認できますので、お出かけの際はぜひ調べてみて下さい。
名取市図書館は名取市民だけでなく、仙台都市圏にお住まいの方ならどなたでも本を借りることが出来ますので、木の図書館を楽しんだ後は、 気になった本が見つかれば借りて読むこともできます。

 

 

 

 

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