仙台で聞いた！あなたの住む一軒家・マンションでリフォームするならどこ？｜永大ハウス工業

家も購入して年月が経てば経年劣化も進み補修が必要になったり、家族構成の変化から間取りの変更をしたいという要望も出てきます。
そんな時に選択肢として上がるがリフォームです。
今回は仙台に住む人170名に、自宅をリフォームするならどこかを複数の自由回答で聞いてみました。
アンケート結果を基に、普遍的な悩みや、宮城県ならではの回答をご紹介します。

仙台の人170人に「リフォームするならどこ？」とアンケートを採った結果、「特にない」が全体の19.8%を獲得し第2位の回答となりました。
しかし、その回答を除く上位3ヶ所は、順に「浴室」（20.3%）、「キッチン」（12.1%）、「トイレ」（9.9%）と見事に水回りが上位を独占。
以下、6位の回答が「水回り」（3.9%）、10位に「洗面所」（2.2%）と上位10項目中5項目が水回りに関するものでした。
住まいの中で毎日家族全員が頻繁に利用し、汚れも溜まりやすい水回り。
生活する上で「もう少し〇〇だったら…」という思いを抱きやすい場所だと言えるでしょう。

冬の寒さが厳しい宮城県では、家の寒さ対策に関する記述も多くありました。
リフォームしたい部分として挙げられた回答は「断熱」が3.9%で6位、「床暖房の設置」が1.1%の16位にランクイン。
しかし、自由回答欄では「浴室暖房を設置したい」「お風呂に追い炊き機能を追加したい」「断熱素材の玄関に変えたい」など、リフォーム場所は他の場所を挙げながら、 その理由は断熱や寒さ対策というものもありました。
二重サッシや断熱効果の高い外壁などが普及し、新しい一戸建てはマンションと同じくらいの暖かさになってきています。
ヒートショックに対する危機意識の広がりと相まって、家全体で暖かい暮らしをしたいという仙台の人の声が聞こえてくるアンケート結果でした。

アンケート結果からは、未だ震災の影響を感じさせる回答も見受けられました。
5.0%の人がリフォームしたい場所として「全部」（5位）と回答しましたが、「震災でボロボロになっているから」という記述がありました。
リフォームするほどではないと診断されていても、基礎や構造にゆがみが出たりしている物件も未だあるようです。
一方で、仙台では震災後物件を売却して新しい家に住みかえたり、建て直しやリフォームを行った家も多くあります。
7年以内に住まいの形が変わった人が仙台では多いということも、冒頭の「ない」が第2位の回答であることにつながっているようでした。
また、自家発電や蓄電池の設置を希望する人もいて、ここでも震災の影響を感じさせられます。


仙台の人170人に複数自由回答で応えてもらった「リフォームするならどこ？」ですが、生活において普遍的な水回りの悩みに加え、地域特性が現われる結果となりました。
その他の回答として「防犯対策の強化」や「家のバリアフリー化」など世相を反映するものもありました。
家を購入する時点では気づかなかった部分に住むうちに気付いたり、新しい商品が生み出されることでこれまでのスタンダードが急に不便に感じられたり、 人々がリフォームを検討する理由は様々です。
リフォームは決して安い買い物ではありませんが、生活が大きく改善し満足度が上がりやすいとも言われます。
思い切ってリフォームをしてみるのもおすすめです。