仙台の不動産物件で指値交渉を申し込むときの注意点！｜永大ハウス工業

不動産物件を購入する時には、できるだけ安く買いたいと思うのが人情です。
そういった場合、元々付いている価格に対し、いくらまでなら買えるという指値交渉を行うことがあります。
自分の居住用不動産を買うにしても投資用不動産を買うにしても購入価格を下げられれば非常に大きな近辺メリットがあります。
しかし指値交渉は気をつけないと様々な問題を起こすことがあります。特にどういった点に注意をすれば良いでしょうか。

指値交渉は大変に時間のかかる交渉です。
価格を提示しなぜ自分がこれだけしか出せないのか、逆にこの値段なら購入できるしこの価格が適正だという資料などを用意しなければ流れがスムーズには進みません。
自分が提示した価格や根拠に対し売主がその内容を見ながら価格を決定するまで一か月ほどかかることもあります。その間に自分が交渉した物件を他の人が即決でも買っていいと横取りされてしまうこともあります。
時間がかかる分他の人に物件を発見されやすくまた交渉中に横から購入されて指値交渉が徒労に終わる可能性があります。

また価格面に関しても条件が変わることが多いです。
銀行のアパートローンなら毎月金利が変更されるので指値交渉を行っているうちに、融資を受ける際の条件が変わってしまうことはよくあります。
10月だったら金利2%で融資が受けられたのに月が変わったら金利が0.2%も上がってしまい、購入が難しくなるというケースもあるのです。
交渉に時間がかかるということは様々な予想外の事態を起こすということも知っておきましょう。

そして過度な価格交渉は売主だけではなく仲介に入る不動産業者にも嫌われてしまいます。
5%や10%程度の交渉であれば問題はないですが、30%、40%など非常識な交渉を申し込むと売主には不評を買ってしまいます。
価格を下げるということは仲介に入る業者の利益も減ってしまいます。 10%程度の値下げで物件が売れるのであればそれほど気にしないでしょうが、30%も40%も下がってしまえば仲介業者の利益も大きく減少します。
そのため仲介業者もこんな非常識な買主よりももっと適切な価格で買ってくれる人を探そうという気になってしまうでしょう。
指値交渉を申し込むのはもちろん悪いことではありません。
しかしあくまでも一般的な常識のラインの中でしっかりと提示する価格に根拠を持たせた交渉を申し込まないと、売主に嫌われて買える物件も買えなくなってしまうことがあるのです。
失礼のないように注意をしましょう。