column 485. 暮らす

宮城県に紅葉の季節がやってきました

2018.09.14

宮城県に紅葉の季節がやってきました

色付くや 豆腐に落ちて 薄紅葉(うすもみじ)

冒頭の俳句は松尾芭蕉が34歳の時に詠った一句です。
真っ白な豆腐に色付けのための葉が一枚添えられると、 豆腐の白さでなお一層色付けられて薄紅葉になり、 それが紅葉豆腐となる。
簡単に言うと、 「白い豆腐が次第に色づいていく様子が目に見えるようです。」 といった感じでしょうか。
そんな紅葉豆腐が似合う季節、秋がやってきました。

秋と言えば「紅葉(こうよう)」

秋と言えば「紅葉(もみじ)」と同じ漢字を使用する「紅葉」ですよね。
厳密に言いますと、赤色に変わるのを「クレナイのハ」と書いて「紅葉(こうよう)」、黄色に変わるのを「キイロのハ」と書いて「黄葉(おうよう)」、褐色に変わるのを「褐葉(かつよう)」と呼ぶそうです。
時期が同じなので全部ひっくるめて「紅葉(こうよう)」として扱われています。

場所が違えば時期も変わる

この「紅葉」、実は同じ種類の木でも場所が違えば「紅葉の時期」も違います。
これは気温や湿度に関係していると考えられています。
ですが、葉がなんのために「赤」や「黄色」に色づくのかについては、いまだ明らかになっていないそうです。

仙台は「杜の都」

緑あふれる美しい土地が多くある事から別名「杜の都」とも呼ばれる「仙台」。
これから冬にかけての季節は「木々の紅葉」を楽しむ見事な名所が各所に現れます。
まず9月中旬から色づき始めるのが、秋田県に岩手県、そして宮城県と3県に聳える東北の名峰「栗駒山の紅葉」。
ちなみに宮城県では「栗駒山」と呼びますが、岩手県では「須川岳」、秋田県では「大日岳」と呼ばれています。
3県にまたがることから名前が3つ。面白いですよね。

その美しさから「神の絨毯」と呼ばれている

春から夏は高山植物が青々と芽生え「新緑」に包まれますが、秋になると「ブナ」や「カエデ」に包まれ、その姿を「紅く」変化させます。
雄大かつ広大な山の姿が、「新緑」から「紅葉」へとたちまち変化することから、「栗駒山」は「神の絨毯」とも呼ばれています。
「神の絨毯」の紅葉を気軽に眺めるのなら、宮城県側の「いわかがみ平」から山頂を目指すコースがオススメだそうです。
頂上から広がる「神の絨毯」はまさに絶景。
シーズンは10月の中旬まで続くので興味のある方は是非一度「栗駒山」へ行ってみてはいかがでしょうか。
ただし、秋は日照時間が短いので、登って下るまでの充分な時間を確保してください。

 

 

 

 

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