column 583. 子育て

青葉まつりに家族で出かけよう

2019.05.07

青葉まつりに家族で出かけよう

時は江戸時代、西暦1655年9月、仙台藩最大の祭りが仙台東照宮で始まりました。
この祭りは「仙台祭り」と呼ばれ、時には最大70基もの「山鉾(やまぼこ)」が城下を練り歩くほどのにぎわいをみせたそうです。
この「仙台祭り」が明治時代になるといつしか「伊達政宗公」を祀った青葉神社の礼祭とかわり、
政宗公の命日5月24日に執り行われるようになります。
この礼祭は「青葉まつり」とも呼ばれました。

青葉まつりとは

五月、仙台市民が楽しみしている「青葉まつり」が開催されます。
「仙台祭り」が起源とされるこの「青葉まつり」は、江戸時代から昭和にかけて盛大に開催されていました。
しかし、昭和40年代になると交通事情などの理由によりなくなってしまいましたが、
昭和60年、仙台市民が復活させたのです。

「市民がつくる市民のまつり」である

歴史ある「祭り」を途絶えさせてはいけないと仙台の人々が力を合わせ、「青葉まつり」を見事復活させたのです。
「青葉まつり」のスローガンは「市民がつくる市民の祭り」だそうです。
まさに市民が復活させた祭りにふさわしいスローガンですよね。
この「青葉まつり」は今現在、ここ杜の都「仙台」を代表する「仙台3大まつり」の一つとして、
仙台市民を始め日本全国から観光に訪れる多くの人々に愛されて続けています。

「杜の市」が魅力

また「青葉まつり」では、美食家で知られる「伊達政宗公」の
「旬の食材を自分で調理し振る舞うのがおもてなしの心とする」という信念を形にした「杜の市」も同時開催しています。
旧仙台藩が誇る美味しい食べ物を「勾当台公園(こうとうだいこうえん)・市民広場」に集結させるそうです。
宮城県が総力をあげて行う「おもてなし」は、きっと祭りに参加する人々全員を満足させてくれることでしょう。
ちなみに今年は「ご当地ビールの味比べ」や「宮城県産のカキ三昧」などを楽しめるそうですよ。
「杜の市」で食べて笑顔、「青葉まつり」に参加して笑顔。この笑顔の連鎖が「青葉まつり」の醍醐味ですね。

今年の「仙台青葉まつり」は5月18日(土)と19日(日)の2日間。
新元号「令和」最初の「青葉まつり」、ご家族そろってお楽しみくださいませ。

「仙台青葉まつり」
住所:仙台市青葉区国分町三丁目1
開催日時:2019年5月18日(土)・19日(日)
開催場所:定禅寺通り、一番町通り、東二番町通り、市内中心部 他
お問合せ:022-223-8441 (仙台・青葉まつり協賛会事務局)

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