戸建ては町内会・自治会の加入が必須?入らない場合の良し悪しを解説
今回の記事では、戸建ての購入を検討している方に向けて、自治会・町内会の役割や加入義務の有無、入らなかった場合のメリット・デメリットなどをお伝えします。
2024.07.16
日本は世界的に見ても災害大国として知られ、毎年のように大規模災害が発生しています。
その中でも頻発するのが台風です。
台風は「単なる強い風を伴った雨」くらいに考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、最悪の場合は命を落とすこともある災害です。
しかし、凶悪な台風であっても対策さえ万全にしておけば、安全を確保できます。
今回は、台風対策としてできることを紹介します。
事前に備えてさえおけば安心なので、ぜひ、ここで解説する内容を実行に移してください。
災害はいつどこで発生するかわからないからこそ、十分な対策が必要です。
この記事を読めば台風対策を網羅的に把握できるようになるでしょう。
そもそも台風はどのような被害を及ぼすのでしょうか。
ここでは台風によってもたらされる被害について簡単にまとめます。
まずは以下の主な被害について把握しておきましょう。
1. 暴風
2. 豪雨
3. 高潮高波
4. 床下浸水
5. 土砂崩れ
6. 物流停止
7. 停電
台風は主に暴風と豪雨がセットになって到来します。
それに付随して高潮高波が発生したり、床下浸水や土砂崩れまで発生したりします。
また、被害状況によってはインフラに深刻なダメージを負い、物流停止が発生することもあるでしょう。
最悪の場合は大規模な停電なども発生し、現代的な生活がすべてストップしてしまう危険もはらんでいます。
台風の被害は深刻であればあるほど命を落とす可能性も高くなるため、あらかじめどのような被害があるのかを把握し、対応しなくてはなりません。
可能であれば普段から対策を練り、台風がいつどこに到来しても良いように準備しておきましょう。
以下の項目ではそれら台風対策として日常的に行っておきたいことをまとめました。
台風は突然襲来するため、日常的に対策しておかないと意味がありません。
いざ台風が襲来した際、何も準備していない場合は被害がより拡大します。
そのため、何よりも大切なのは事前に準備をしておくことです。
ここからは日常的にできる台風対策を1つずつ説明します。
日本を襲う大規模災害全般の被害を想定してまとめたものがハザードマップです。
ハザードマップは地域ごとにまとめられており、自身が居住する地域ごとに想定される災害のレベルを確認できます。
当然ながら、ハザードマップでどのような被害が想定されるのかを確認しておくことで、事前に対策も練られるわけです。
まずは、自身が居住する地域のハザードマップを確認しておきましょう。
国ではいち早く災害の情報をキャッチできるよう、防災気象情報を発信しています。
日常的に台風について情報収集しておくことは難しいかもしれませんが、台風が発生した段階で規模はもちろん進行方向などもおおよその予測が立てられます。
防災気象情報を事前に把握しておけば、これから到来する台風のレベルを測ることも可能です。
防災気象情報が必ずしも正しいとは限りませんが、事前に知って対策を練ることが何よりも重要です。
大規模災害の際には、全国各地で被害が出ている場合、多くの方が家族や親戚と連絡を取ろうとしてアクセスが集中し、通信環境がパンクする可能性もあります。
また、携帯電話の基地局が被害にあって回線が切れてしまうケースもあります。
そのため、連絡手段は電話のほかにチャットツールなど、複数確保しておきましょう。
現代ならパソコンやスマホもあるので昔に比べて連絡手段は豊富ですが、それでも固定電話しかない高齢者や携帯電話しかない若者などは状況次第で孤立することもあります。
必ず、複数の連絡手段を確保しておきましょう。
未曾有の災害であれば、まずは自分の命を守る行動が重要となり、一家離散となることも多いでしょう。
家族や親戚と連携することは難しいです。
逃げている最中に見失うこともあるでしょう。
そのため、あらかじめ避難場所を確認しておくことも大切です。
最終的な避難場所を決めてさえおけば、バラバラになってしまっても合流できます。
近くの学校や病院、そのほかの避難場所をいくつかピックアップしておきましょう。
インフラが壊滅した場合、しばらくは買い物などもできなくなります。
そのため、台風が来る前に必要物資を備蓄しておきましょう。
主に食料品や日用品などを忘れず確保しておいてください。
これに関しては後の「食料品・日用品の備蓄も忘れずに!」の項目で詳しく説明します。
災害が拡大した場合、仕事に行けるような状況ではなくなります。
しかし、まったく仕事をしないわけにもいかない場合があるかもしれません。
そのため、出社しなくても仕事ができるよう、テレワークの準備を進めておくことも必要です。
インターネット環境の確保はもちろん、Wi-Fiなども設置することで、いざというときに職場や取引先とスムーズにやり取りできます。
ここからは家の外の台風対策について簡単に説明します。
まずはベランダやバルコニー、庭、畑などにある飛ばされそうなものを固定しましょう。
もしくは物置などに片付けてしまうのもおすすめです。
台風では、豪雨だけではなく暴風も発生するため、外に置いてあるものが飛んでいく可能性もあります。
危険物が飛んでいくと第三者に二次災害が発生することもあるため、必ず飛んでしまいそうなものは固定もしくは片付けておきましょう。
また、窓や玄関にガラスがある場合は補強も忘れてはなりません。
台風によってガラスが割れることもあるほか、外れてしまうこともあります。
その破片によって怪我をする場合もあるため、二次的に事故が発生しないよう対策することも大切です。
特に、ガラスによって命を落とす人もいるため、シートやシールやテープなどで補強しておきましょう。
もし自動車やバイクを所有しているなら、それらの退避も考えておいてください。
車庫がある場合は、そちらに収納することはもちろん、ガレージなどで保管することも重要です。
外に出しておくと洪水などで流されることもあるほか、人の上に倒れて二次的な被害が出てしまうこともあります。
自動車やバイクは凶器にもなるため、台風の際には必ず安心安全な場所に退避させておきましょう。
ここからは家の中の台風対策について簡単に説明します。
台風は暴風や豪雨も自体も恐ろしいものですが、それによって発生する停電も恐ろしいものです。
現代人は電気がないと生活できないので、オール電化などを採用している家では停電がそのまま死活問題につながります。
そのため、予備電源を確保することはもちろん、停電になっても良いように水やレトルト食品、インスタント食品などを備蓄しておくことが大切です。
特に、食べ物や飲み物があるかないかで停電後の生活が大幅に変わり、命運を分けることもあります。
また、停電するとお風呂やシャワー、トイレ、キッチンなども使えなくなります。
設備によっては使用可能な場合もあるものの、状況によってはまったく使えなくなることもあるでしょう。
そのため、独立して使用できるライトやコンロ、ボンベなどがあると安心です。
また、乾電池やモバイルバッテリーなどもあると、安全を確保しやすいです。
台風対策で命をつなぐために最も重要となる対策の1つが食料品・日用品の確保です。
これらはどうしても必要となるものなので、あらかじめ必ず用意しておいてください
備蓄の目安としては3日分が基本です。
単身の場合は自分の分だけで良いのですが、家族がいる場合は、その人数分の備蓄が必要となります。
そのため、意外と必要物資は多くなります。
なお、普段から備蓄していないと災害の際に買いに行く必要が出てきます。
日本ではたびたび災害が発生しているにも関わらず、食料品や日用品を備蓄していない人が、災害時にコンビニやスーパー、ドラッグストアに駆け込む姿がみられます。
その結果、本当に必要な人に回る前に品切れが発生してしまい、軽いパニックが引き起こされるわけです。
普段から食料品や日用品は確保しておき、災害のときであっても冷静に行動できるようにしたいところです。
くれぐれも台風が来ているのに買い物に行かなくてはならないという状況は避けられるよう、最低でも3日分の食料品と日用品を確保しておいてください。
特に、前述した通り、水は必ず必要となってきますし、レトルト食品やインスタント食品も必要となります。
それだけではなく、乾電池やモバイルバッテリーやライト、コンロやボンベなども必要となるでしょう。
また、ブルーシートやシール、テープも必須です。
そのほか、意外と災害時に困るのがトイレットペーパーやティッシュの不足です。
これらについては、普段から買いだめしている方も多いですが、災害時は家にいることが多くなる分、消費も加速します。
できれば3日間は耐えられるようストックしておきましょう。
ちなみに、台風時でも避難などで出歩かなくてはならないことがあるため、レインコートなどもあると便利です。
台風の規模によっては避難勧告が出されることもあります。
その場合は「自分だけは大丈夫」だとは思わず、最寄りの避難所に逃げましょう。
避難はあくまでも自己判断によるものが大きいですが、国が避難勧告を出すということは災害のレベルとしても相当大きいと判断できます。
甘く見ることなく、早めに避難することを心がけましょう。
また、避難する際は必要最低限のものだけを持ち、無駄なものは家に置いておきましょう。
まれに、貴重品を含めたたくさんの家財を避難所に持ち込もうとして邪魔になる場合もあります。
避難所は場所が限られているため、避難の際には荷物を最小限に抑えることも考えておいてください。
災害の規模が大きければしばらくは避難所生活となるため、それらも念頭に置いて準備をすることが重要です。
避難が必要となった場合は、まず安全を確保しつつ安心して避難できるよう余裕をもって行動してください。
台風は毎年のように訪れる災害であり、その他の災害に比べても頻発します。
また、年々災害の規模は大きくなっており、命を落としてしまう方もいます。
台風を、ただの強い風を伴う雨と捉えるのではなく、災害としてしっかり認識しましょう。
その上で対策をしておくことが、命を守る行動につながります。
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