折り上げ天井って何?メリット・デメリットや導入時のポイントを紹介
ここでは、折り上げ天井の概要から、折り上げ天井のメリット・デメリット、導入時に押さえておきたいポイント等を共有していきます。
2024.11.21
「建売ではなく家を新築したい」と考えている方に、おすすめしたい不動産の一つが「建築条件付き土地」です。
施工会社が指定されている代わりに、短期間で一戸建てを新築できる建築条件付き土地なら、「新築」「ある程度のカスタマイズ性」「短納期」でマイホームを手に入れられます。
ただし、建築条件付き土地特有のデメリットもあるため、全員におすすめできるわけではありません。
この記事では、建築条件付き土地とは何なのか、購入後の流れはどうなっていて、どのようなメリットやデメリットがあるのかを解説していきます。
不動産広告で見かける建築条件付き土地とは、「指定の施工会社に工事を頼むこと」「土地の購入後一定期間内に工事の発注をすること」が条件付けられている空き地のことです。
土地を買ってから好みのハウスメーカーを探すという手間がないため、その分、短期間で家を新築できますが、一方で自由にハウスメーカーや施工会社を選べないという特徴を持っています。
また、土地の購入後数ヵ月以内にどういう家を建てるのか決め、施工会社に発注しないと契約が白紙に戻ってしまう点にも注意が必要です。
建築条件付き土地を購入してから新居に引っ越すまでの流れは、以下のようになっています。
土地の購入から新居の仕様を決めるまでの期間は、多くの場合3ヵ月です。
3ヶ月以内にどのような家にするか決め、工事を発注する必要があります。
建築条件付き土地は、業者指定で請負契約の時間制限もあるので、同じくらいの広さ・立地の空き地に比べて低価格で購入できるケースが多いです。
なぜ安いのかというと、土地の持ち主である不動産業者が、自社や自社と付き合いのある施工会社に建築工事を発注するから。
土地を割引しても住宅の建築工事で元を取れるようになっているため、価格を抑えても問題ないのです。
建築条件付き土地は、土地を買ってからどのような家を建てるのかを設計します。
建築条件付き土地の新築プランは、基本的な仕様を多少変更できるセミオーダーメイド方式になっているものが多いため、外壁や屋根の色、壁紙などを自分達で選べるのがポイントです。
住宅の仕様を変えられない建売住宅よりも自由度が高く、全て自由に設計できる代わりに価格が高くなりやすい注文住宅より安く家を建てられます。
建築条件付き土地は、土地の契約後一定期間内に新居の仕様を決めて工事を発注する必要があるため、その分、工事の開始が早いです。
施工会社が決まっていない一般的な土地を購入すると、どのハウスメーカーが良いのか住宅展示場に何度も通ったり、見積もりを取ったりする時間が必要になるので、マイホームにこだわりがあればあるほど着工が遅れます。
工事の開始が早ければ当然住宅も早く完成するため、「家を新築したいができるだけ早く入居したい」場合におすすめです。
不動産業者の仲介によって、土地やすでに完成している住宅を購入する場合、業者に仲介手数料を支払う必要があります。
しかし、建築条件付き土地は、土地の購入後に家を建てるのであって、既存の物件を仲介してもらうわけではないため、建物に対する仲介手数料がかかりません。
仲介手数料の金額は、最大で「取引価格×3%+6万円」と高額です。
建物部分の仲介手数料を考えなくても良いのは、大きなメリットといって良いでしょう。
建築条件付き土地は、必ず土地の購入後に新居の仕様を決めるため、基礎づくりから住宅の完成まで工事の全てを見学できます。
施主として工事現場を見学することで、家ができていく過程を楽しめますし、手抜き工事の予防も可能です。
また、住宅の建築現場では、設計図と違う施工をされてしまうというトラブルがまれに起こります。
こまめに見学をして図面通りの家ができているのかチェックしておけば、問題があってもすぐに手直ししてもらえるので、大きな施工ミスは起こりません。
建築条件付き土地を選ぶ最大のデメリットは、施工会社を選べないことです。
不動産の建築会社は、それぞれ得意とするデザインや扱っている建材、住宅の標準仕様が違います。
「住宅展示場で気に入ったデザインのハウスメーカーを見つけたから、そこに工事を頼みたい」と思っても、建築条件付き土地だと業者を選べません。
「このデザインやイメージを元に設計して欲しい」と提案しても、指定されている業者の実力やプランでは対応できない場合があるため、注意が必要です。
建築条件付き土地を買ったら、3ヵ月以内に新居を設計する必要があるため、家づくりについてあれこれ考えている余裕がありません。
家のデザイン、壁紙の種類やキッチン設備のグレード、オプション工事の有無など、施主として決めるべき項目は多いです。
場合によっては、予算オーバーしたためプランを調整する必要も出てくるでしょう。
全ての項目を3ヵ月以内に決めないと、土地の購入自体も白紙に戻ってしまうため、建築条件付き土地を買うなら時間的な余裕も必要です。
建築条件付き土地を購入する場合は、「どの施工会社が指定されているのか」「指定された期間内に工事を発注できなかった場合どうなるのか」を確認しておきましょう。
事前に施工会社のデザインや評判を調べることで、「こんな家になるはずじゃなかった」という失敗を避けられます。
また、期間内に請負契約を発注できなかった場合の対応は、建築条件付き土地の契約次第です。契約が白紙に戻ったとき、手付金等が全額戻ってくるケースもあれば、先に納めたお金が戻ってこないケースもあるため、契約内容は隅々までチェックする必要があります。
建築条件付き土地がおすすめなのは、以下の条件に当てはまる方です。
間取りを完全に自由にはできない以上、新居の仕様に強いこだわりがあったり、凝ったデザインや変わったデザインの家にしたいと考えていたりする方にはおすすめできません。
土地の購入後3ヵ月は業者とのやり取りで忙しくなるため、3ヵ月間、家づくりに集中できる方、早く新居に入居したい方に向いています。
施工会社が指定されており、一定期間内に新居の仕様を決めて工事の発注を終わらせる必要があるのが、建築条件付き土地という不動産です。
施工会社を自分で選べない、3ヵ月で新居の設計をする必要があるといったデメリットがある一方で、建築条件付き土地は土地自体の価格が安く、短期間で家を新築できるといったメリットが存在します。
人によって、合う、合わないの差が大きいため、建築条件付き土地が気になった場合は、メリットとデメリットを天秤にかけた上で買うかどうかを考えましょう。
永大ハウス工業では、仙台・宮城エリアに特化した戸建て、マンション、土地など様々な不動産を取り扱っております。こだわりの物件はコチラから。
ここでは、折り上げ天井の概要から、折り上げ天井のメリット・デメリット、導入時に押さえておきたいポイント等を共有していきます。
2024.11.21
今回は、1坪が何平米で何畳なのか、坪数と平米の換算はどのような計算式で行えれば良いのか、坪単価をどのように評価すれば良いのかといった、不動産の広さに関する知識をお伝えします。
2024.11.21
今回は、年収500万円で3,500万円の住宅ローンを組むと、どうなるのかを解説していきましょう。
2024.08.26
今回は、手取り額から無理なく払える返済可能額を求める方法や、3,000万円の住宅ローンを組んだ場合の返済負担、ローン利用者に知っておいて欲しい節税制度などをご紹介します。
2024.08.26