折り上げ天井って何?メリット・デメリットや導入時のポイントを紹介
ここでは、折り上げ天井の概要から、折り上げ天井のメリット・デメリット、導入時に押さえておきたいポイント等を共有していきます。
2024.11.21
マンションに求める条件の一つとして、「階数」にこだわっている方も少なくないでしょう。
多くの方が2階以上の上層階を求める傾向にありますが、意外と人気があるのが「1階」です。
最近は専用庭付きの物件も増えており、戸建て感覚を味わえるとして注目を集めています。
ただ、1階の部屋は何かと不安を感じる方もいらっしゃるでしょう。
ここでは、マンションの1階を選ぶメリットやデメリットを中心に、専用庭の楽しみ方もお伝えします。
マンションの1階を選ぶメリットの一つに、「価格が安い」ことが挙げられます。
一般的に、マンションの価格は高層階ほど高く、1階または2階が最安値の価格帯に設定されることが多いです。
専用庭がある物件なら、あたかも戸建てのような暮らしをリーズナブルな価格で手に入ります。
1階は「外出しやすい」こともメリットといえます。
2階以上の住民は、外出時にエレベーターや階段を使うことになりますが、戸数の多いマンションだと通勤通学や帰宅時間帯にエレベーターが混雑して、待たされることが多々あります。
1階なら、階段もエレベーターも使わずダイレクトに外へアクセスできるため、毎日の通勤通学もスムーズです。
なお、大きな地震や停電などでエレベーターが使えない災害時においても、1階は有利といえるでしょう。
マンションのような集合住宅でよくあるトラブルの一つが、「騒音」です。
マンションでは、大きな音を出さないように配慮しながら暮らすことが求められます。
1階の場合は、下に部屋がありませんから「上階の音がうるさい」と注意される心配がありません。
アクティブなお子さんや大きなペットを飼っている方にも、適しているでしょう。
ただし、同じフロアの隣戸への配慮は必要です。
道路と同じ高さに1階があるマンションだと、外を歩く人の目線がどうしても気になります。
生垣があっても道路から見えることがあるため、洗濯物を干しづらかったり、昼間でもカーテンを閉めっぱなしにする必要があったりする物件もあるでしょう。
気になるのが、防犯面。
上層階でも不審者に侵入されるリスクはあるものの、1階の方がリスクは高い傾向にあります。
マンションの並んでいる地域だと、隣のマンションの陰になって日当たりや風通しが良くない物件もあります。
1階は湿気が多いため、風通しが良くない物件はカビが生えやすいのも注意点です。
こまめに換気をするにも、1階なので窓を開けにくく、梅雨時期や結露が生じやすい時期は湿気対策に工夫が必要でしょう。
下階はなくとも上階はあるので、上の部屋から足音などの騒音が気になることもあります。
また、車通りの多い道路沿いの物件だと、外の音がうるさく感じる方もいらっしゃるかもしれません。
交通量の多い場所だと、排気ガスも気になります。
こうした点も注意しながら、物件を選ぶこともポイントです。
最近のマンションには、1階に「専用庭」を設置した物件が増えています。
専用庭とは、主に1階の部屋に併設され、部屋の所有者が自由に使える庭のことです。
2階以上の住戸にあるベランダよりも広く、あたかも戸建て住宅のような暮らしを味わえるとして人気があります。
なお、専用庭といっても2階以上のべランドと同じく、共用部分に当たります。
そのため、管理規約で使い方が制限されていますから、あらかじめ確認しておくことが大切です。
また、専用庭の使用料が毎月かかる物件がほとんどです。といっても、数百円から数千円程度ですから大きな負担にはならないでしょう。
専用庭は共用部分ですから、利用できることと、できないことがあります。
・洗濯物を干す
・ガーデニングや家庭菜園の畑にする
・物置スペースとして使う
・テーブルやチェアを置いて食事をする
・子どもやペットの遊び場
…など
・バーベキューなど煙や匂いが発生するイベント
・大人数で集まって大声で話す
・避難通路の障害となるようなモノは置けない
・管理規約によっては、日本庭園やウッドデッキをつくれない物件もある
…など
専用庭に大きなリノベーションをする場合は、管理規約や使用細則を確認した上で、管理組合に相談するようにしましょう。
2階以上に設けられたベランダよりも広いスペースを自由に活用できることが、専用庭のある物件を選ぶメリットの一つです。
テーブルやチェアを設置して青空の下でランチを楽しむのもよし、ガーデニングや家庭菜園をして楽しむのもよし。
管理規約によっては、ウッドデッキを設けることも可能です。
もちろん、子どもやペットの遊び場としても使えます。
夏はビニールプールを設置したり、冬は雪だるまを作って遊んだりと、一戸建てのように自然に触れあえる機会をマンションで実現できるのも、専用庭のある物件の魅力です。
普段使いには、洗濯物を干すスペースとなることが多いでしょう。
ベランダでは干しにくい布団やマットレス、畳、カーペットといった大きなものでも、スペースに余裕がある専用庭なら容易に干せます。
専用庭の利用者には、「管理」と「原状回復」の義務があることも、覚えておきたいポイントです。
共用部分は通常、管理会社が手入れを行いますが、専用庭に関しては利用者が管理するのが通例です。
雑草が生い茂るような管理不十分な使い方をすれば、マンションの景観を損ない、住民に不快な思いをさせることもあります。
また、自宅を売却するときには、借りたときと同じ状態に戻す原状回復義務があります。
畑にしたりウッドデッキをつくったりした場合でも、退去するときには元の状態に戻さなければなりませんから、撤去費用も高くなります。
大きなリノベーションをする際は、撤去することも想定して検討することがポイントです。
このほか、防犯対策を意識したつくりにすることも大切です。
生垣では目隠しにならないからといって大きな壁を設置すると、逆に不審者も外から気付かれにくく、侵入するのに好都合になります。
防犯ライトや、踏むと大きな音がする防犯砂利を敷くといった、不審者が侵入しにくい対策を行いましょう。
専用庭で「できないこと」のところでもお伝えしたように、近隣住民が迷惑する使用法はできません。
バーベキューや派手な花火など、煙や騒音、匂いなどはトラブルのもとですから、十分に配慮しましょう。
また、木を植える場合は低木の種類を選ぶこともポイントです。
高く伸びる木を専用庭に植えると、2階や3階の日当たりや風通しに影響を与え、住民トラブルに発展する可能性があります。
低木を選ぶことに加え、剪定も利用者の管理義務にあたりますから、きれいな庭造りを心がけることが大切です。
マンションの1階は何かと敬遠されがちですが、2階以上の部屋にはないメリットもあります。
専用庭が使えることも、メリットの一つでしょう。
同じマンションの住民に迷惑にならないことが大前提ですが、基本的には「自分の庭」として自由に利用できることが、専用庭の大きな魅力です。
一方で、マンションの1階はプライバシーや防犯には注意が必要ですし、物件によっては日当たりや風通し、騒音といったデメリットもあります。
マンションを選ぶときは、こうしたデメリットも考慮しながら判断することが大切です。
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ここでは、折り上げ天井の概要から、折り上げ天井のメリット・デメリット、導入時に押さえておきたいポイント等を共有していきます。
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