折り上げ天井って何?メリット・デメリットや導入時のポイントを紹介
ここでは、折り上げ天井の概要から、折り上げ天井のメリット・デメリット、導入時に押さえておきたいポイント等を共有していきます。
2024.11.21
3階建て以下の低層マンションには、エレベーターが設置されていない物件もいくつか見られます。
エレベーターがあれば、引っ越しのときや大きな荷物を運ぶときに便利ですが、エレベーターがないと階段での移動となるため、購入をためらわれる方もいらっしゃるでしょう。
そもそも、マンションのエレベーターは何階以上から必要になるのでしょうか。
また、エレベーターのない物件には、どんなメリットがあるのでしょうか。
エレベーターの観点から、マンション選びのポイントをお伝えします。
最初に、マンションにおけるエレベーターの設置基準について解説します。
建築基準法第34条では、高さ31m超の建物には「非常用の昇降機(エレベーター)」の設置を義務づけています。
つまり、エレベーターの設置基準は階数ではなく「高さ」がポイントです。
この法律はマンションに限らず、あらゆるビルに適用されます。
高さ31mのマンションは約10階建てに相当しますから、法律的には高さ31m以下なら10階建てでもエレベーターを設置しなくても違反にはならない、といえるのです。
とはいえ、仮にエレベーターのないマンションで10階に空きがあった場合、「その物件を購入するか」と考えると、買いたいと思う方は少ないでしょう。
3階建てや4階建てであっても、利用者の便を考えてエレベーターを設置しているマンションが多いのです。
では、エレベーターのないマンションでの暮らしは「アリ」なのでしょうか。
低層階に住むのであれば階段で昇降できるでしょうから、問題ないと思うかもしれません。
ただ、高齢になったり車いす生活になったりした場合、「エレベーターがあれば良かった」と必要性を感じるでしょう。
また、小さなお子さんがいる家庭では階段で転んでケガをする心配がありますし、若い方でも病気やケガの際に階段で昇降するのは大変に感じるでしょう。
エレベーターのない物件を選ぶときは、さまざまな観点から検討することが大切です。
エレベーターがないことにデメリットを感じる方は多いと思いますが、メリットもあります。ここで、エレベーターのないマンションのメリットとデメリットをまとめました。
エレベーターのないマンションは、設備コストを抑えられる点や人気の点から「購入価格が安い」傾向があります。
また、住み始めてからも定期点検のコストや交換費用が不要なため、「管理費や修繕積立金が安くなる」のも魅力でしょう。
エレベーターがあると、部屋によってはエレベーターのモーター音や扉の開閉音、エレベーターホールに集まる人の会話といった騒音が気になることがありますが、エレベーターがなければ「静かな環境になりやすい」ことも、メリットといえます。
エレベーターのないマンションのデメリットは、「階段で昇降しなければならない」こと。
大きな荷物や重たいものを運ぶのも階段ですし、ベビーカーでの移動も階段です。
また、階段での移動による「転倒事故が発生しやすい」ことも注意したいポイントです。
このほか、引っ越すときに、業者によっては追加料金が発生する場合もありますし、転居する際には「売却しにくい(価格が安くなる)」ことも、エレベーターのないマンションのデメリットといえます。
多くの人にとって、エレベーターのあるマンションの方が魅力を感じるでしょう。
ただ、「エレベーターがあれば良い」という視点しかないと、住み始めてから不便に感じることもあるので注意が必要です。
物件探しの際には、エレベーターの以下の点に着目して選ぶと、快適なマンションライフを送りやすくなります。
タワーマンションや大規模マンションでよくある話ですが、「朝の急いでいる時間帯にエレベーターがなかなか来ず、階段を下りていく人が多い」といった物件もあります。
これは、住戸数に対してエレベーターの台数が少ないことが原因です。
一般的に、エレベーターの設置台数は50戸に1台、80戸なら2台が目安といわれます。
低層マンションだとエレベーターを使わない方も多いので一概にはいえませんが、マンションの世帯数に対してエレベーターが何台あるかも、物件選びの際に確認しましょう。
規模の小さいマンションだと、定員が3~5人くらいのエレベーターを設置しているところもあります。
人が乗り降りするだけならこのサイズでも問題ありませんが、大型家電や家具を搬入するときや、ベビーカーや車いすで移動するときには、狭く感じるかもしれません。
小世帯のマンションでも、定員6~9名くらいのサイズがあると、あらゆる状況での移動がラクになります。
エレベーターに近い部屋の方が生活には便利ですが、エレベーターのモーター音や扉の開閉音が騒音に感じることがあるため、注意が必要です。
また、エレベーターホールはそのフロアの方々が集まる場ですから、廊下を歩く足音や会話が気になることもあります。
エレベーターに隣接する部屋を選ぶ際には、内覧時に「音」もチェックしましょう。
扉が開くと、正面に鏡が設置されているエレベーターを見たことはありませんか?
これは、背後から乗ってくる人の様子がわかるように防犯対策を目的に設置しているのです。
最近では、防犯カメラを設置したエレベーターも多くなりましたし、その画像をエレベーター内やエレベーターホールに設置したモニターで確認できるタイプも、よく見かけます。
万一のことを考えて、エレベーターのセキュリティ対策もチェックしたいところです。
防犯と併せて確認したいのが、防災に対する機能です。
エレベーターで移動中に、大きな地震が起きたり停電になったりすると、途中で停止して閉じ込められる恐れがあります。
「停電時自動着床装置」が備わっているエレベーターであれば、停電時でも非常バッテリーがはたらき、最寄りの階で止まるため、閉じ込められる心配がありません。
また、外部との連絡用インターホンの有無や場所も、あらかじめ確認しておくと安心です。
マンションのエレベーターに関する豆知識を、いくつか紹介しましょう。
設置環境やメーカーなどによりますが、一般的には25~30年といわれます。
なお、メーカーが部品の生産を中止するなどメンテナンスができなくなった場合には、これよりも早くリニューアルする場合があります。
サイズや機能によって異なりますが、リニューアル費用は1台あたり1,000万円くらいが目安です。
ペットボタンは、外でエレベーターを待っている方に「ペットが乗っていることを教える」ためのボタンです。
ペットが苦手な方もいらっしゃいますし、ペット同士が鉢合わせになって騒ぐといったトラブルを防ぐという役割もあります。
エレベーターのないマンションは、住居費を抑えたい方や大きな家具や家電を持たない方には、メリットがあるでしょう。
ただ、多くの方にとってエレベーターはあるほうが、日常生活では便利です。
エレベーターがあっても、サイズや機能によっては使いづらいこともありますので、ここで紹介したチェックポイントをもとに、物件選びの参考にされてはいかがでしょうか。
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