戸建ては町内会・自治会の加入が必須?入らない場合の良し悪しを解説
今回の記事では、戸建ての購入を検討している方に向けて、自治会・町内会の役割や加入義務の有無、入らなかった場合のメリット・デメリットなどをお伝えします。
2024.07.16
新婚さんやこれから同棲を始めるカップルにとって、二人暮らしの準備は、とても楽しい時間です。
ただし、新居が決まっても、家具や日用品の準備が間に合わないと、快適な新生活は始められません。
良いスタートを切るためには、新生活に何が必要で、どう選べば良いのかを知っておくことも大切です。
そこでこの記事では、新婚さんや同棲を始めるカップルに知っておいて欲しい、二人暮らしに必要なアイテムのリストやその選び方、初期費用の目安などをお伝えします。
同棲や二人暮らしを始めるときは、二人が現在持っている・使っているアイテムをリストアップして、買い換えるかどうかを考えましょう。
たとえば、お互い一人暮らしをしている場合、二人の掃除機や冷蔵庫を持ち寄ると、無駄になってしまいます。
基本的には、二人がけのソファや大型の冷蔵庫など、二人で使えるサイズ・機能を備えた家具・家電は新居に持っていき、小型の洗濯機や炊飯器といった一人用のアイテムは、売却したり誰かに譲ったりすると良いでしょう。
同棲や二人暮らしを始めるときは、どうしても浮かれてしまうため、予算度外視で家や家具を選びがちです。
しかし、予算を考えずにアイテムを選ぶと破産してしまうので、同棲・二人暮らしを始める際は、引っ越しや家具・家電の買い換えにいくら使えるかも決めておきましょう。
予算を決めておけば、入居当日になくても困らないアイテムの購入を後回しにするなど、無理のない範囲でやりくりできます。
一人用の家具や家電に比べて、二人用の家具・家電はサイズが大きいです。
内覧の段階で新居の寸法を測っておけば、家具や家電がきれいに収まらない、といったアイテム選びの失敗を避けられます。
また、共用部分であるエレベーター・廊下・階段・玄関の幅と高さが足りないと、選んだアイテムを搬入できません。
新生活を始めるときは、部屋の寸法だけでなく、共用部の幅や高さ、ドアをどの角度まで開けられるのかなども測っておきましょう。
新婚さんやカップルであっても、お互いが違う人間である以上、生活スタイルや家具・家電の選び方に合わない部分が出てきます。
二人暮らしを始める際に、どちらか一方の意見を優先してしまうと、もう一方は不満を溜め込んでしまうため、新居で使うアイテムは、二人の意見をすり合わせて決めましょう。
「部屋のイメージはこのテイストで統一したい」「映画鑑賞が趣味だからテレビのサイズは大きいほうが良い」など、お互いに妥協できないポイントやこだわりを教え合って、予算の範囲内で譲歩し合うことが大切です。
二人暮らしのアイテムは、必要なものを部屋ごとに分けて管理しましょう。
新生活に必要なアイテムをまとめて管理していると、何がいくつ必要なのか、今持っている荷物の中でどれを処分し、どれを買い換えれば良いのか分からなくなってしまいます。
部屋ごとに必要アイテムを分けることで、どういった空間にするのかイメージしやすくなりますし、生活用品の買い忘れなども避けられるでしょう。
同棲や二人暮らしを始めるために必要な初期費用の目安は、
・新居の費用:家賃半年分
・引っ越し代:6~10万円
・家具・家電等の購入費:30~50万円
です。
賃貸の場合、前家賃に加えて敷金や礼金、火災保険料に鍵の交換費用なども必要になるため、入居時におおよそ家賃半年分のお金を支払うことになります。
また、引っ越し作業も二人分必要です。
距離や荷物量にもよりますが、単身者の引っ越し相場が3~5万円と考えると、二人分で10万円前後かかります。
家具や家電の購入費は、大型家電などを新品で揃えた場合の目安です。
すでに持っているものを新居で使ったり、中古のアイテムを見繕ったりすれば、ある程度、節約できます。
同棲中の生活費は、以下のような方法で負担するのが一般的です。
それぞれ同じ金額を生活用の口座や財布にプールしておいて、生活費をそこから支払うかたちは、お互いがお互いの収入をある程度好きなように使えるというメリットがあります。
また、互いの収入比率に合わせて、毎月の生活費を6:4といった割合で負担するケース、「食費は自分」「住居費は相手」など、項目ごとに支払いを分けるケースも少なくありません。
二人暮らしのリビングに必要なものは、以下の通りです。
・ダイニングテーブル
・椅子
・ソファ
・カーペット・ラグなどの敷物
・テレビ・テレビ台
・電気ケトル
・ゴミ箱
・カーテン
・エアコン・暖房器具
・照明
リビングは、生活の中心となる場所なので、リラックスできるサイズや色合いのアイテムを選ぶと良いでしょう。
また、テレビの代わりにプロジェクターを置いたり、絵を飾ったりなど、二人の趣味に合わせてカスタマイズすることも重要です。
大きな家具を揃えてから、小物を充実させていくと、予算オーバーを防げます。
寝室の必要なものリストは、以下の通りです。
・寝具
・カーテン
・サイドボード
・ハンガー・ハンガーラック
・収納棚・収納ボックス
・エアコン
・照明
・ゴミ箱
アイテム選びのポイントは、寝具にこだわり、忘れずにカーテンを購入すること。
人それぞれ、好みや体に合ったマットレスの固さや枕の高さは違います。
適当に決めると熟睡できず疲れも取れないので、シングルベッドを二つ並べるのか、ダブルベッドを置くのか、それともお互いの個室を用意するのか等を話し合って決めましょう。
また、物件によって窓のサイズが違うため、朝日を遮るカーテンのサイズ合わせも重要です。
キッチン・浴室・洗面所・トイレ等の水回りに必要なアイテムは、場所ごとに見ていきましょう。
◯キッチンの必要なものリスト
・冷蔵庫
・調理器具一式
・調味料
・食器・食器棚
・コンロ
・炊飯器
・電子レンジ
・照明
・ゴミ箱
引っ越し直後は、荷解き等で料理をする余裕がありません。
お弁当や冷凍食品を買い溜めしておいたり、紙皿や紙コップ、割り箸などを使ったりして洗い物を減らすのもおすすめです。
◯浴室・洗面所の必要なものリスト
・洗濯機
・ランドリーバッグ・洗濯バサミ・ネット・洗剤などの洗濯用品
・タオル・バスマット
・スキンケア・ヘアケア用品
・ドライヤー
・ボディーソープ・シャンプー・歯磨き粉・歯ブラシ
・水回りのお掃除グッズ
・照明
浴室周辺は、細々とした日用品が必要となります。
普段使っているものをリストアップして、一つずつ揃えていきましょう。
なお、ドラム式の洗濯機に関しては、物件によってサイズの関係で設置できない場合もあるため、寸法チェックが必須です。
◯トイレの必要なものリスト
・タオル
・トイレットペーパー
・掃除用品
・照明
・サニタリーボックス
トイレットペーパーの買い忘れには、注意しましょう。
その他、二人暮らしの生活に必要な家具や家電は、以下の通りです。
・掃除機
・アイロン
・傘立て
・延長コード
・浴槽の蓋
・時計
・防災セット
あると便利なもの、助かるものは数え切れないほど存在します。
ライフスタイルは人それぞれなので、二人の新生活をできるだけ具体的にイメージして、必要なもの、欲しいものを揃えていきましょう。
新生活を始めるときは、最初にお金や家事の分担、家庭内のルールについて話し合うことをおすすめします。
何となく流れで同棲を始めた結果、どちらか一方にお金や家事の負担が偏ってしまうケースが、少なくないからです。
日常生活の不満が積み重なると、高確率でトラブルになります。
先延ばしにしても良いことはないので、お互いが納得できるまで負担の割合やルールについて話し合い、お互いが「自分だけ我慢している」と感じない状態を目指しましょう。
賃貸物件を探す時は、収入・家賃・住みやすさのバランスを考えることが重要です。
賃貸物件は、基本的に部屋数が多く、広くて駅に近いほど、家賃が高くなります。
家賃の高すぎる部屋を選ぶと、生活が苦しくなってしまうので、家賃は手取り収入の30%以下に抑えましょう。
無理なく出せる家賃を決めた上で、治安の良さや交通の利便性などを比較していけば、予算オーバーを避けられます。
子育てを考えていたり、予算に余裕があったりする場合、家を買うのもおすすめです。
賃貸より初期費用はかかりますし、一度買ったらなかなか引っ越せませんが、持ち家なら間取りや内装、設備を自由にアレンジできます。
特に、戸建てなら複数台の駐車場や庭も持てますし、赤ちゃんが夜泣きしても、子どもが走り回っても、騒音問題を気にする必要がありません。
住宅ローンで新居を購入すれば、住宅ローン控除を利用して減税できますし、親族から非課税で資金援助してもらえる贈与の特例なども利用できます。
素敵な新生活を始めるためには、二人が持っている家具や家電を取捨選択したり、新居に必要なアイテムをリストアップして買い忘れを防いだりする作業が必須です。
ただし、家や生活用品があれば、幸せなスタートを切れるわけではありません。
生活スタイルもこだわりも異なる二人が一緒に暮らす以上、何らかの形で衝突が起きたり、不満を持ったりすることになるので、お互いが適度に譲歩できるよう、二人で生活のルールを話し合うことが大切です。
新婚さんや同棲を始めるカップルは、新生活の準備を進めつつ、生活費や家事の分担、お互いの譲れない趣味やこだわりについて、納得できるまで話し合いましょう。
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