折り上げ天井って何?メリット・デメリットや導入時のポイントを紹介
ここでは、折り上げ天井の概要から、折り上げ天井のメリット・デメリット、導入時に押さえておきたいポイント等を共有していきます。
2024.11.21
マイホームを買うときに多くの方を悩ませるのが、新築住宅と中古住宅どちらの方が良いのかという問題です。
もちろん、新築にも中古にもそれぞれの良さがあるため、一概にどちらが良いとは断言できません。
しかし、新築住宅と中古住宅の良し悪しを知っていれば、「自分に合うのはどっちなのか」を判断できるようになります。
今回は、新築住宅と中古住宅のメリット・デメリットや、住宅購入時の注意点を押さえましょう。
新築住宅を選ぶメリットは、外観も内装も新しく、長持ちすることです。
不動産は購入後定期的にメンテナンスをしないと、急速に劣化が進みます。
メンテナンスをしていてもある程度の劣化は免れないため、築年数の古い中古住宅だと、普段の管理によっては購入後15年で寿命を迎えてしまう場合もあるわけです。
その点、新築は物理的に新しいので、耐久性が高く、建物も設備も建築時点で最新のものが導入されています。
一戸建て、それも注文住宅を選ぶ場合は、住宅のデザインや間取りも自由自在です。
趣味に特化した家を建てたい、こだわりの設備を導入したい、新居について家族とあれこれ相談しながら決めていきたいといった方には、新築の注文住宅がおすすめします。
また、既存の商品が隙間なく収まるように新居の寸法や間取りを指定したり、部屋の寸法に合わせて造作の家具を発注したりできるのも、新築の利点といって良いでしょう。
新築住宅を買うと、さまざまな減税制度を利用できます。
たとえば、不動産を持っている限り毎年かかる固定資産税は、新築の場合購入後3年間半額です。
不動産を手に入れたときに収める不動産取得税も、新築だと1,200万円の控除が付くため、中古住宅を買うより安くなります。
そのほか、ローンの残債に応じて住民税が安くなる住宅ローン減税や、すまい給付金等も利用しやすいです。
住宅の品質確保の促進等に関する法律で、新築住宅は購入後10年間販売業者が保証をすることが義務付けられています。
柱や梁といった住宅の基礎部分に問題が出たり、雨漏りしたりした場合、不動産を買った業者に相談すれば修繕費用を補償してもらえるため安心です。
中古でも条件次第で瑕疵担保責任は付きますが、新築の方が長く保証してもらえます。
仮に、同程度の立地で、間取りも同じ不動産が新築と中古で売られている場合、不動産価格は中古の方が安価です。
なぜなら、新築を好む方が多い日本だと、「まだ誰も住んでいない」こと自体にプレミア価値があるから。
また、不動産業者が販売する新築住宅は、建築費だけでなく、モデルルームの維持費や新築住宅の宣伝広告費も上乗せされています。
金額的に高い代わりに自分が最初のオーナーになれるのが、新築の特徴でありデメリットです。
家を新築するためには、空き地を見つける必要があります。
ただ、国土の狭い日本では、立地の良い場所はほぼ既存の建物で埋まっているため、「希望のエリアで新築住宅を買える」可能性が低いです。
条件の良い土地や新築が出るまで待ったり、新築の仕様をどうするか業者と打ち合わせたりする必要がありますし、分譲住宅でなければ建築期間も必要なので、新築は入居まで時間がかかります。
新築住宅のうち、入居前に実物を見れるのは分譲住宅だけです。
モデルハウスや住宅展示場の見学をしても、新居と若干仕様が違うと参考程度にしかなりませんし、全く同じ仕様のモデルハウスであっても、建築場所が違と日当たりや風通しは分かりません。
入居してから「こんなはずじゃなかった」「もっとここにこだわれば良かった」という後悔が出やすいのは、新築のデメリットです。
中古住宅のメリットは、とにかく価格が安いこと。
立地が良く築浅なら、中古でも郊外の新築より高くなりますが、同じ予算内で新居を探すなら、新築より中古を選んだほうが立地の良い家や広い家を選べるでしょう。
また、中古住宅は経年劣化によって建物部分の資産価値が落ちているので、その分、固定資産税等も安くなります。
本体価格の安い中古住宅を購入し、浮いたお金でリフォームをすれば、新築同然の住まいで新生活を始められるでしょう。
中古住宅は、購入前に内見可能です。
現物を満足するまでチェックしてから購入できるので、「大型家具を買ったら搬入できなかった」「収納のサイズが間違っており隙間ができてしまう」といったミスを防げます。
また、複数の中古住宅を内見し、どこが一番過ごしやすいのかを比較できるのもポイントです。
内覧のついでの周辺の様子を確認すれば、地域の住みやすさや移動のしやすさも分かります。
中古物件は、新築住宅に比べて圧倒的に数が多いです。
また、立地の良いところにはすでに建物が建っていることが多いため、「このエリアで家を探したい」「こういう条件の家を見つけたい」と思ったとき、条件の合う不動産を見つけやすく、新居に求める条件を妥協する必要がありません。
特にマンションの場合、間取りのバリエーションは中古住宅の方が優れています。
単身者用のマンションからファミリー向けの物件まで幅広く揃っているので、家探しがしやすいです。
中古住宅は、築年数が経過している分経年劣化が進んでいるため、新築よりもメンテナンスや設備故障の頻度が高く、修繕費用がかさみます。
一戸建てならリフォームや建て替えで寿命を延ばせますが、マンションの場合は建て替えるわけにもいきません。
管理規約でリフォーム内容が制限されていたり、共有部分のメンテナンスに必要な修繕積立金が不足しており、建物が劣化していたりすると、いずれ住めなくなってしまいます。
マンションだと、ほかの住民の都合によって住宅寿命が変わってしまうため、入居率が高く住民の質も良い物件を探すことが重要です。
中古住宅は、以前のオーナーがどの程度メンテナンスをしていたかによって、住みやすさや劣化の程度が大きく変わります。
しかし、壁の中など、目に見えない場所の状態はチェックしようがありません。
「もし購入後に何か問題があったらどうしよう」といった不安が残るのが、中古のデメリットです。
また、築年数によっては、現行の耐震基準を満たしておらず、建て替えや大規模なリフォームができない、購入時に住宅ローンを利用できないといった状況になることもあります。
マイホームは購入後数十年過ごす場所です。
予算の関係で仕方なく中古住宅を購入し、我慢できなくなってリフォームしたり建て替えたり、住み替えたりすることになれば、結局新築を買うよりお金がかかってしまいます。
そのため、住宅のスペックを妥協したくない、新築が良いという場合は、多少、価格が高くなっても新築を選んだ方がお得です。
新築住宅は、減税制度が充実しているため、節税したい場合は新築を選ぶと良いでしょう。
エリアや仕様を選べば、中古並の金額で建てられる新築物件も存在します。
ローンの額にもよりますが、住宅ローン減税を使えば10年から最大13年間所得税と住民税の還付を受けられるので、長い目で見るとお得です。
また、最新の住まいは省エネ性能が高く、電気代やガス代を抑えられるので、ランニングコストも節約できます。
単純にとにかく住宅購入予算を抑えたい、または住みたいエリアがあるという場合は、中古住宅がお得です。
品揃えの豊富な中古住宅なら、住みたいエリアで物件を見つけられますし、予算が同じであれば新築よりも安くて広い家を選べます。
内装が多少古びていても、リフォームすれば新築同然になるので、実用上の問題もありません。
新築住宅を買うときは、施工会社の評判を調べましょう。
新築でも技術力の低い業者、アフターフォローの弱い業者を選ぶと後悔します。
新築住宅は価格が高いので、家を買ってから問題が起きたときのダメージが大きいです。
また、新築を探すときは、住宅だけでなく周辺環境もチェックしましょう。
家の不具合は最悪リフォームすれば対処できますが、近所にあるスーパーの数や駅までの距離は個人の力でどうにもできません。
新居を建てた後に隣にマンションができ、日当たりが悪くなるといったトラブルを避けるためには、高さ制限を始めとした建築制限の確認も必要です。
中古住宅を買うときは、物件の状態と過去のメンテナンス履歴を確認しましょう。
同じ築年数でも、丁寧にメンテナンスされている物件と一度もメンテナンスをされていない物件では、建物としての寿命に大きな差が出ます。
特に、マンションは自分だけでなく他の住民が修繕積立金を払っているかどうかでメンテナンス状況が変わるので、マンション購入時は長期修繕計画の有無や、修繕積立金の積立状況をチェックするのがおすすめです。
新築住宅と中古住宅のどちらが良いかは、予算や新居に求める条件によって変わります。
純粋に価格を考えるなら中古がおすすめですし、リフォームしたいなら中古一択、減税効果を活用したい、住宅の基礎性能や設備の新しさを求めるのであれば新築がおすすめです。
ただ、新築でも中古でも、問題のある物件に手を出すと結局後悔してしまうので、マイホームを買うときは施工会社の評判や地域の住みやすさ、過去の修繕歴などをチェックしましょう。
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