戸建ては町内会・自治会の加入が必須?入らない場合の良し悪しを解説
今回の記事では、戸建ての購入を検討している方に向けて、自治会・町内会の役割や加入義務の有無、入らなかった場合のメリット・デメリットなどをお伝えします。
2024.07.16
独立・結婚・転職などの事情で家を買ったり引っ越したりするとき、「住みやすい街で暮らしたい」と考えるのは当然の話です。
ただ、どういう街を住みやすいと感じるかは、人それぞれ違います。 雑誌やネットで人気のある街ランキングを調べれば、必ず自分に合った街に住めるというわけではありません。
そこで今回は、ライフスタイルや好みに応じて、自分に合った「住みやすい街」を選べるように、住みやすさの基準を解説します。
交通の便が良いことは、多くの住みやすい街に共通する条件です。 ただ、交通の便が良いという基準にも、いくつかの考え方があります。 たとえば、JRや地下鉄を利用する頻度が高い場合は、大きな駅の徒歩圏内に住むのがおすすめです。
ローカル線の利用だけで良ければ、ターミナル駅まで乗り換えなしで行ける小さな駅周辺が狙い目となりますし、出張等が多いなら特急や新幹線の停車駅を選んだ方が移動時間を短縮できます。
一口に「駅の近く」といっても、普段の移動手段や移動の頻度によって、適した駅のタイプが変わってくるため、街を探す時は引っ越し後の移動方法を具体的に考えることが重要なのです。
また、普段徒歩や自転車、車での移動が多いのであれば、駅から離れていてもインターに近いエリアや、バスが充実しているエリアを狙うと快適に暮らせます。
「気に入った市や街の中でどこに住むか」を考えるとき、判断の基準にして欲しいのが生活の利便性です。 日常生活で良く使う施設や店舗が近くにあると、買い物の時間や手間を短縮できるため、暮らしやすさが大きく高まります。 基本的に、コンビニやスーパー、病院、飲食店等が家から徒歩圏内にあったり、帰宅途中に買い物ができたりする場所は、利便性が高いと考えて良いでしょう。
また、趣味のお店や施設があるかどうかも重要なポイントです。 映画鑑賞が好きなら、いくつかの映画館にアクセスできる中間地点で家を探すと、幅広いジャンルの映画を楽しめます。 食べ歩きが趣味であれば、繁華街や飲食店が建ち並ぶエリアの近くがおすすめです。
立地環境の良さも、住みやすさを構成する重要な要素となっています。 ただし、「立地が良い」という基準もご家庭によって変わるので、住みたい街探しをするときは、「自分たちにとって良い立地とは何なのか」を考えましょう。 たとえば、住環境の良さを重視するのであれば、周囲に高い建物が少なく、日当たりや風通しが良好で、夜も静かな郊外の住宅街が向いています。 一方、買い物や外食のしやすさ、通勤時間の短さなどを重視するなら、郊外よりも駅チカエリアのマンション物件がおすすめです。
テレワークをしていたり、ネットを使った自営業をしていたりする場合、「コワーキングスペースが近くにある」「土地が安いため予算内で仕事部屋を作れる」「高速ネット環境を完備できる」場所も候補に入ってくるでしょう。
女性の一人暮らしや小さなお子さんのいるご家庭にとって、非常に大切なのが治安の良さです。 ただ、引っ越しを考えている街の治安が良いかどうか、どこで判断すれば良いのかわからないという方も多いでしょう。 そこで、治安が良いエリアに共通しているポイントをご紹介します。
子ども向けの施設が多く、子育て世帯の多い街は、子どもの安全を確保するため比較的治安が良いです。 深夜営業のお店やたまり場がないと、夜間静かに過ごせます。 また、ゴミ捨て場の清掃や、街灯の管理は町内会の仕事です。 これらの管理が行き届いているということは、町内会費を払う方がいて町内会が機能しているということなので、治安の悪化を心配する必要がありません。 最後に、ポイントとなるのがコンビニの本棚です。 コンビニの本棚には、その地域で最も売上の出やすいジャンルの雑誌が並ぶため、本棚を見ると主な住民層がわかります。 女性誌が多いと、女性も安心して暮らせるエリアである可能性が高いです。
将来的に家を売ったり貸したりする可能性がある場合、資産性の高い街に住むという手もあります。 不動産における資産性の高さとは、主に地価の高さです。 基本的に、不動産は立地が良く築年数の新しいものほど高額で売買されるので、資産性の高さを重視するなら、以下のような街を選ぶと良いでしょう。
不動産としての需要が安定している街の物件は、売ったり貸したりしやすいです。 資産価値も下がりづらいため、売却や賃貸をしなくても、相続財産として残せます。
子育てを機に引っ越しをする場合、子育て環境の充実度を重視するのがおすすめです。 子育ての方針や共働きかどうか等にもよりますが、子育てしやすい街を探すときは、以下の条件をどれだけ満たしているかチェックすると良いでしょう。
特に、近くに頼れる親類がいないご家庭だと、子育て支援サービスや相談窓口の充実している自治体を選ぶかどうかで、子育てのしやすさが大きく変わってきます。 お子さんが就学年齢になると気軽に引っ越せなくなるので、評判の良い塾までの距離や近隣にある中学校・高校の偏差値なども調べておきましょう。
一人暮らしをする方に向いているのは、生活コストが安くて最低限の利便性を確保できる街です。 基本的に、若者の一人暮らしは収入が限られます。 家賃相場の高いエリアを選び、家賃だけで生活費の大半が消えてしまう状態だと生活できないので、家賃が収入の3分の1から4分の1以下に収まるエリアで家を探しましょう。
また、近所に24時間営業のスーパーやディスカウントストア、業務スーパーにドラッグストアなどがあると、食料品や日用品のお金を節約できます。 家賃の安さだけを重視すると、「駅からも遠く夜間は買い物もままならない場所」に住むことになってしまうので、買い物のしやすさまで考えることが大切です。 ただ、女性の一人暮らしなら、治安の良い街でセキュリティの強固な物件を選んだ方が、安心して過ごせます。
新婚夫婦にとって住みやすいのは、おしゃれな街でしょう。 雰囲気の良いデートスポットや公園、飲食店等があると、仕事帰りや土日を使っていつでも気軽にデートを楽しめます。 「おしゃれな生活」を実現できる街は、ある程度、家賃が高いので、比較的治安も良好です。 家賃相場が高いと、隣人トラブルに巻き込まれるリスクも低くなりますし、年齢や収入の近い住民が多くなるので、同世代の友人を作るチャンスも生まれるでしょう。
共働き世帯は、最も世帯収入が高くなりやすい構成です。 金銭的に余裕がある一方、お互い忙しくなかなか家事に時間を割けないため、共働き世帯が家を探すなら、お金で手間や時間を解決できる街に住むと良いでしょう。
上記のようなサービスが充実していると、夫婦の時間を持てるようになります。 また、ターミナル駅の近くを選び、日々の通勤時間を短縮するのも、暮らしの快適さを高める重要なポイントです。
子育て世帯にとっての住みやすさは、子育て支援が充実していること。 子育て支援や子育て世帯の勧誘に力を入れている自治体だと、お子さんの医療費がほぼゼロになったり、気軽に一時預かりを利用できたり、待機児童がおらず保育園や幼稚園にすぐ入れたりします。
また、公園・児童館・テーマパーク・図書館など、お子さんを連れて遊びにいける施設が徒歩圏内にある街も魅力的です。 子育て世帯が多い街は、子育て支援も充実していますし、お子さんが騒いでしまってもお互い様で周囲の目が気にならないため、のびのびと子育てできるでしょう。
ご高齢の夫婦にとって住みやすいのは、医療と福祉が充実している街です。 具体的には、民間の介護サービスを複数利用できたり、介護や医療の助成金が充実していたり、信頼できる病院が近くにあったりする街を選ぶと良いでしょう。 年齢を重ねると外出や買い物が難しくなっていくため、車を使わなくても買い物や通院できるかどうかが非常に重要です。
また、坂道や細い路地等が多いと、転倒や交通事故のリスクが高くなります。 平坦な道が多いエリアなら、日常生活だけでなく災害が起きて避難するときも安全です。 なお、現在シニア層が多く高齢者向けの店舗・施設が多いエリアは、将来的に過疎化が進み、生活に必要な店舗までなくなってしまう可能性があります。 快適な暮らしを維持したいなら、シニア層も人口の多い都市部に住むのがおすすめです。
何をもって住みやすいと感じるかは、人それぞれ異なります。 だからこそ、住む場所を探すときは、自分にとって快適な要素や条件は何なのかを考え、気になっている街がどれくらい希望の条件を満たしているかチェックすることが重要です。
交通の便や治安の良さなど、暮らしやすさを評価する基準はいくつもあります。 生活の優先順位や世帯構成、収入等を考えて、今後10年、20年快適に暮らせる街を見つけましょう。
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