戸建ては町内会・自治会の加入が必須?入らない場合の良し悪しを解説
今回の記事では、戸建ての購入を検討している方に向けて、自治会・町内会の役割や加入義務の有無、入らなかった場合のメリット・デメリットなどをお伝えします。
2024.07.16
湿気は、住まいの寿命を縮める最大の要因です。 「たかが結露」「窓が濡れているだけ」と思うかもしれませんが、結露を放置しているとカーテンや窓枠がカビだらけになったり、建材が腐食したりしてしまいます。 カビが生えたり建材が傷んだりしてから、対処するのは大変です。
この記事では、結露が発生する原因から、結露を防ぐ方法、結露対策のおすすめグッズまで、家をきれいに保つために知っておきたい結露対策をご紹介します。
結露とは、温度差によって空気中の水蒸気が水滴に変わってしまう現象のことです。 空気には、暖かいと水蒸気を多く保持し、温度が下がると保持できる水蒸気の量が少なくなるという性質があります。 室内にある大量の水蒸気を含んだ暖かい空気が、外気温で冷たくなっている窓の近くで急激に冷やされると、空気中から押し出された水蒸気が水滴に変わり、結露が発生するのです。
窓は、家の中で最も断熱性の低い場所なので、結露対策をしないといつまでも結露に悩まされることになります。
湿気が多くじめじめした場所は、カビやダニにとって理想的な環境です。 結露対策をしなかった場合、窓枠や窓枠の周囲にある壁紙、壁、カーテンなどが結露で濡れ、カビが生えたりダニが繁殖したりします。 カビ・ダニは、アレルギーや喘息の原因になるといわれる有害な存在です。
部屋がカビだらけだと衛生的にも精神的にも安らげないので、カビだらけの部屋で過ごさなくても良いように、結露対策を行いましょう。
木材や壁紙、壁といった窓周辺の建材は、結露で濡れると少しずつ傷んでいきます。 基本的に、強度が落ちたり腐食したりした建材は、元の強度に戻りません。 建材が傷んでいくと、室内に腐敗臭が漂ったり、窓枠の交換が必要になったりします。 窓枠の交換費用は、数万円単位。
結露による修繕費は、結露の対処をしていれば負担しなくて良いお金なので、窓の結露に気づいたら早めに結露対策を始めましょう。
自宅でできるカビ対策の中で、最も手軽なのは、どこのご家庭にもある食器用洗剤を水で薄め、カビにかけて拭き取るという方法です。
黒カビが生えた場所に、薄めた食器用洗剤をスプレーボトルに入れて吹きかけるか、キッチンペーパーになじませたものを貼り付け、5分から10分置いて拭き取れば、ある程度の黒カビを除去できます。
食器用洗剤よりも強力なのが、アルコールスプレーです。 アルコールには除菌力があるので、黒カビを根本から撃退してくれます。 また、香料や着色料等が入っておらず、短時間で揮発するため、食器用洗剤が染み込むと困る木材や壁紙などにも気軽にできるのが、うれしいポイントです。
アルコールの除菌効果は一定時間持続するので、ついでにカビの予防もできます。
頑固な黒カビに関しては、市販のカビ取り剤を使うのが一番です。 多くのカビ取り剤は塩素系の漂白剤なので、使用するときは換気を行い、酸性の洗剤を一緒に使わないよう気をつけましょう。 基本的には、カビ取り剤を吹きかけた後、10分から20分放置すれば、黒カビがきれいになります。
最後に、カビ取り剤を拭き取れば、カビ掃除は終了です。
窓の結露は、窓周辺に大きな温度差があるからこそ発生します。 そのため、冬でも定期的に窓を開けて換気し、室内外の温度差をなじませれば、結露の予防が可能です。 換気時間の目安は、10分ほど。
窓を開けたくない場合は、サーキュレーターの冷風を窓に当てたり、部屋全体の空気が循環するようにサーキュレーターを置いたりして、窓周辺に空気が留まらないようにしましょう。
結露は、室内が暖かく湿度が高いと発生しやすくなるので、除湿をするのも効果的です。 ただし、除湿しすぎるとウイルスが繁殖しやすくなったり、喉や鼻の粘膜が乾燥して風邪を引きやすくなったりするため、室内の湿度は40%から60%は確保しておきましょう。
なお、結露は朝晩の寒暖差でも起こるので、除湿器を使う場合は24時間弱めの設定で運転させておくのがおすすめです。
10倍から20倍程度に水で薄めた食器用洗剤をタオルなどに染み込ませ、窓掃除の仕上げに拭き上げると結露ができづらくなります。 なぜかというと、食器用洗剤には水の表面張力を弱める、界面活性剤という成分が含まれているからです。 結露の水滴が窓に付着したまま残るのは、水に表面張力という力があるため。 洗剤の界面活性剤で表面張力を弱めると、水滴の形を保てなり、滑り落ちていくので、窓に結露が残りづらくなります。
窓全体の結露を減らせるおすすめアイテムが、結露防止シートです。 プチプチなど断熱性の高い素材でできており、結露防止シートを窓に貼ると、窓の断熱性が高くなるので結露ができづらくなります。 なかには、外から家の中が見えないようデザインが入っているものもあるため、目隠しも兼ねて気に入った商品を手に入れましょう。
なお、張りっぱなしだと結露防止シートと窓の間に結露ができ、黒カビが発生するので、半年に一度張り替えると安心です。
結露防止スプレーを購入すると、窓にスプレーするだけで結露を防げるようになります。 一度スプレーで窓をコーティングすれば、2週間から1ヵ月は効果が保つので、窓掃除や換気のついでに結露防止スプレーを利用すると良いでしょう。 商品にもよりますが、水拭き程度ならコーティングが落ちないものもあるので、価格や買いやすさのバランスを見て、お気に入りの商品を探すのがおすすめです。
窓ガラスの下の方に貼り付けると、落ちてきた結露を吸い取ってくれるというテープもあります。 貼っておくだけなので手軽ですが、吸水量には限界があるので、テープの交換が面倒なら窓の下にタオルを敷いておきましょう。
また、乾いたタオルで結露を拭き取るのが面倒な場合は、水切りを使うと窓掃除の時間を短縮できます。 吸水・吸着テープやタオルを置いておけば、切った水を下に落とすだけで構いません。
結露対策を施しても、窓の断熱性が低いと、結露は発生し続けます。 そこでおすすめしたいのが、窓ガラス自体を高断熱のものに交換することです。 窓枠の交換が不要なタイプなら、窓ガラスの購入費用だけで窓の断熱性を一気に高められます。
また、内窓を取り付けて二重窓にしたり、内窓のサッシをアルミではなく樹脂製のものにしたりするのも効果的です。 窓が熱を通さなくなれば、温度差が生じなくなるため、結露そのものが発生しなくなります。
窓の結露を放置すると、カビやダニが繁殖して健康面にも精神面にも悪い影響が出てしまうので、健康的な生活を送るためには結露対策が必要です。 幸い、カビは食器用洗剤やアルコール、カビ取り剤で落とせますし、換気や除湿をすればある程度結露を防げます。
ただし、どれだけ結露対策を施しても、窓の断熱性が低いと、掃除やカビ取りの手間はなくなりません。 結露防止シートなど、便利の良い結露対策グッズを使うのも効果的ですが、予算に余裕がある場合は、窓やサッシを高断熱のものに取り替えて、結露に悩まされない生活を手に入れましょう。
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