折り上げ天井って何?メリット・デメリットや導入時のポイントを紹介
ここでは、折り上げ天井の概要から、折り上げ天井のメリット・デメリット、導入時に押さえておきたいポイント等を共有していきます。
2024.11.21
住宅ローンを組んで家を買う時、借入年数を何年にするか、何歳でローンを組めば良いのか悩んでしまう方は少なくありません。
マイホームの購入は、人生の中でも大きな決断の一つです。
そんな時に役立つのが、実際にローンを組んで家を買った人々のデータを参考にすること。
今回は、住宅ローン利用者のデータから、ローンを組んで家を買う方がどれくらいの借入年数を設定しているのか、何歳くらいで家を買っているのかをご紹介します。
住宅ローンを組む際に知っておいて欲しいのが、年齢制限の存在です。
細かい数字は金融機関によって変わるものの、住宅ローンは申し込み時の年齢が65歳から70歳までの方しか利用できません。
また、ローンを組むときは、完済時の年齢も80歳未満になるよう調整する必要があります。
なぜこうしたルールがあるのかというと、単純に利用者の年齢が高齢になればなるほど、住宅ローンを返済できない方が増えてしまうからです。
日本では、多くの方が65歳で定年退職を迎えます。
再就職をしても、現役時代よりは収入が落ちることになりますし、元気に働ける年数も若者より短いです。
なかには高収入を維持する方もいますが、65歳で35年ローンを組んだり、80歳まで現役で働いてローンを返済し続けたりするのは現実的ではありません。
そのため、ローンの審査要件として、申し込み時の年齢・完済時の年齢が制限されているのです。
また、契約者に万が一のことがあった時、保険金でローンを完済してくれる団体信用生命保険にも、「加入できるのは70歳未満、保障も80歳まで」という年齢制限があります。
ほとんどの住宅ローンで団信の加入が必須になっていることもあって、高齢者はなかなかローンを組めません。
住宅ローンを組む時は、できれば65歳までに完済できる返済プランを考えることをおすすめします。
なぜなら、定年退職までにローンを完済すると、老後の生活が楽になるからです。
ローンで持ち家を買って65歳までに完済しておけば、定年退職で大幅に収入が落ちたとしても、「ローンを滞納して家を差し押さえられ、住む場所を失う」というリスクを考える必要がありません。
男女共に平均寿命が80年を越える現代日本において、老後の生活は想像している以上に長いです。
老後の支出を減らし、リタイア後の人生を謳歌するためにも、住宅ローンは早めの完済を目指しましょう。
住宅ローンの一般的な借入期間は、30年から35年です。
金融機関に相談すれば、15年ローンや20年ローンなども利用できますが、借入期間を短縮すると、その分月々の返済額が増えてしまいます。
3,000万円のローンを35年かけて返すより、20年で返済する方が大変です。
1ヵ月あたりの返済額が高いローンを組んでしまうと、滞納のリスクを抱えることになります。
40代・50代での住宅購入など、年齢の問題で長期のローンを組めないという場合でもなければ、基本的には可能な限り借入期間の長いローンを組むのがおすすめです。
返済期間を長くしても、繰り上げ返済を活用すれば、金利負担を抑えつつローンの返済を早められます。
住宅ローンの平均的な借入期間は、新築・中古どちらも30年前後です。
国土交通省が定期的に調査・公表している、2021年の「住宅市場動向調査」から、注文住宅・分譲住宅・中古住宅購入者の借入年数と全体の平均をまとめると、以下のようになります。※1
○新築
・注文住宅(建物):72.5%が35年以上のローンを利用。平均借入年数は32.9年。
・注文住宅(土地):82.7%が35年以上のローンを利用。平均借入年数は34.2年
・分譲戸建て:79.0%が35年以上のローンを利用。平均借入年数は34.1年。
・分譲マンション:71.2%が35 年以上のローンをで、平均借入年数は32年。
○中古
・戸建て:49.6%が35年以上のローンを利用。平均借入年数は29.2年。
・マンション:54.9%が35年以上のローンを利用。平均借入年数は29.9年。
新築住宅も中古住宅も、ローンを組むときは35年以上のローンを選ぶ方が多いです。
※1 国土交通省:令和3年度住宅市場動向調査報告書
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001477550.pdf
○新築
・注文住宅(新築):44.8%が30代。平均年齢40.9歳。
・注文住宅(建て替え):57.8%が60代以上。平均年齢60.8歳。
・分譲戸建て:47%が30代。平均年齢38.4歳。
・分譲マンション:38.2%が30代。平均年齢44.3歳。
○中古
・戸建て:27.9%が40代。平均年齢46.9歳。
・マンション:34.9%が40代。平均年齢46.4歳。
「新築住宅は30代で建てる方が多い」「中古住宅は40代で買う方が多い」「建て替えを選ぶのは半分以上が60代以上」という傾向になっています。
住宅ローンの借入年数を何年にするか迷ったときは、「何歳までにローンを完済したいのか」を考えて、逆算してみましょう。
たとえば、65歳までにローンを完済したいという目標を決めた場合、「30歳で家を買えば35年ローンを利用できる」「35歳なら30年ローン」「40歳だと25年ローン」といったかたちで、借入年数を計算できます。
完済時の年齢からローンの借入年数を決めると、老後に必要な生活費の計算もしやすくなるので、おすすめです。
「40代だから30年以上のローンは避けたい」
「ローンを早く完済したい」
という場合は、短期の住宅ローンを組みましょう。
ただし、借入期間の短いローンは、利子の負担が小さくなる代わりに、毎月の返済額が高くなります。
30年ローンや35年ローンと同じ感覚で借入をすると、ローンの支払いで家計が苦しくなってしまうので、借入額を抑えることが重要です。
具体的には、
・新築よりも価格の安い中古物件を買う
・頭金を用意する
といった方法で借入額を減らしましょう。
住宅ローンは、元金に上乗せして利子を支払うので、借入期間が長くなればなるほど支払う利子の総額が大きくなります。
ただ、計算をしてみないと、どれくらい返済額が変わるのかをイメージできません。
そこで、固定金利1.96%・元利均等返済方式・3,500万円の住宅ローンを、返済期間20年・30年・35年で借りた場合の返済総額を比べてみましょう。
借入期間 | 月々の返済額 | 返済総額 |
---|---|---|
20年 | 17.7万円 | 4,234万円 |
30年 | 12.9万円 | 4,633万円 |
35年 | 11.6万円 | 4,840万円 |
借りる金額が同じでも、返済期間を15年長く取ると、毎月の返済額が約6万円安くなり、利子の負担は600万円ほど増えてしまいます。
長い借入期間と短い借入期間、どちらにもメリットがあるので、自身の返済能力や年齢を考慮して、負担の少ない借入期間を選びましょう。
住宅ローンの借入期間は、新築でも中古でも平均30年前後です。
基本的に、ローンの返済期間を短くすればするほど、毎月の支払い額が増えてしまいます。
「短い借入期間で大きなローンを組む」と滞納のリスクが上がるので、住宅ローンを組むときは、30代の内に長期のローンを組むか、40代以降に借入額を減らして短期のローンを組むか、より負担の少ない方を選びましょう。
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