戸建ては町内会・自治会の加入が必須?入らない場合の良し悪しを解説
今回の記事では、戸建ての購入を検討している方に向けて、自治会・町内会の役割や加入義務の有無、入らなかった場合のメリット・デメリットなどをお伝えします。
2024.07.16
家計を節約するためには、無駄な出費を抑えることが重要です。
ただ、時期によって、また世帯人数によっても金額が上下する電気代は、請求額が何円を越えると使い過ぎなのかを今ひとつ判断しにくいものです。
そこで今回は、毎月の電気代はどのような計算で決まっているのか、世帯人数や季節別の平均的な電気料金がいくらなのかを解説します。
普段、何となく支払っている電気代は、
・基本料金:電気の契約プランに応じて発生する月額基本料
・電力量料金:電気を使った分だけ高くなる電気の利用料
・再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金):再生可能エネルギーを普及させるため、電気代を支払う全世帯に上乗せされる費用
の合計額です。
基本料金は、契約している電気のプランに応じて、電気を使っていてもいなくても毎月請求されるお金のこと。
電力量料金は、「1kWhあたりの電力量単価×使った電力量」です。
電力を生み出すために電力会社が使う燃料費は毎月変動するため、燃料費が高い月は電気代が高く、燃料費が安い月は電力料金が安くなるように調整されています。
再エネ賦課金は、国が太陽光発電などの再生可能エネルギーを普及させるために作った、電気料金の上乗せ費用です。
基本料金は電気をどれだけ使っても変わりませんが、電力料金と再エネ賦課金は、電気を使った分だけ高くなります。
そのため、電気代を節約するためには、「家庭内で使う電力量を減らす」ことが重要です。
総務省が毎年統計を取っている家計調査によると、2022年における一般家庭の電気代は、以下のようになっています。※1
世帯人数 | 1ヶ月の電気代 | 年間の電気代 |
---|---|---|
1人世帯 | 6,808円 | 8万1,696円 |
2人世帯 | 1万1,307円 | 13万5,684円 |
3人世帯 | 1万3,157円 | 15万7,884円 |
4人世帯 | 1万3,948円 | 16万7,376円 |
5人世帯 | 1万5,474円 | 18万5,688円 |
6人以上の世帯 | 1万7,869円 | 21万4,428円 |
世帯の年齢や住んでいる地域によって多少の差はありますが、全国平均だと電気代は月額1万3,000円ほどです。
※1 e-Stat:家計調査 家計収支編 総世帯:世帯人員・世帯主の年齢階級別
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00200561&tstat=000000330001&cycle=7&year=20220&month=0&tclass1=000000330001&tclass2=000000330019&tclass3=000000330020&result_back=1&tclass4val=0
上記の表を見ていただければわかる通り、家庭の電気代は、家族が増えてもそれほど高くなりません。
1人あたりの電気代が月6,808円なら、5人世帯になると5倍の月3万4,040円になりそうなものですが、実際の電気代は月額1万5,474円。
人数が5倍になっているにも関わらず、電気代の上昇量は約2.3倍に収まっています。
基本的には、世帯人数が増えれば増えるほど、1人あたりの電気代は安くなるのです。
結婚や子育てで家族が増えると、電気代がどれくらい高くなるのか計算したい場合は、
・独身の方が結婚すると電気代は1.66倍
・子どもが1人生まれると電気代は1.16倍
・2人目ができると電気代は1.23倍
になると考えておけば良いでしょう。
世帯人数の増加で電気代が高くなる理由としては、以下のようなものが考えられます。
・家族が増えた分、広い家に住むことになり、電気のアンペア数を上げたので基本料金が上がった
・一度に使用する家電の数が増えた(エアコンやスマホの充電など)
・家庭内で使う家電が大きくなった(冷蔵庫をファミリーサイズに買い替えたなど)
同じ家で過ごす場合、冷蔵庫やリビングのエアコンなど家族で共用する家電が多いので、人数が増えても電気代はそれほど高くなりません。
逆にいえば、家族全員が自室で過ごしてエアコンを使っていたり、自室に小型冷蔵庫を置いたりすると、電気代は平均よりも高くなるでしょう。
世帯人数ごとの電気代は、あくまでも年間の電気代を平均したものなので、季節による電気代の違いが分かりません。
そこで、2022年の電気代を1~3月・4~6月・7~9月・10~12月の四半期で分けてみると、以下のようになります。※2
季節 | 全国平均の電気代 | 東北地方の電気代 |
---|---|---|
1~3月 | 4万4,542円 | 5万3,532円 |
4~6月 | 2万8,827円 | 3万2,835円 |
7~9月 | 3万4,985円 | 3万2,231円 |
10~12月 | 2万8,792円 | 3万678円 |
※2 e-Stat:家計調査2022年:<品目分類>1世帯当たり(四半期計)の支出金額,購入数量及び平均価格
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00200561&tstat=000000330001&cycle=2&tclass1=000000330001&tclass2=000000330004&tclass3=000000330005&cycle_facet=tclass1%3Atclass2%3Atclass3&tclass4val=0
季節ごとの電気代を比べた場合、一年で最も電気代が高くなるのは1~3月の冬場です。
ただし、2番目に電気代が高い季節は、全国平均と東北地方の平均で変わってきます。
全国平均の場合、年間の電気代を高い順に並べると、冬・夏・春・秋になりますが、東北地方の場合は冬・春・夏・秋という順番です。
東北地方は冷え込みが厳しいので、冬から春にかけての暖房代が他の地域よりも高くなります。
電気代を節約するためには、暖房費をいかに抑えるかが重要です。
冬場の電気代が高い理由は、暖房器具のほうが冷房よりも大きな電力を使うから。
空調を使うのは主に夏と冬ですが、冬は夏よりも外気温と室温の温度差が大きいです。
仮に、過ごしやすい室温を25℃だとした場合、夏は外気温が33℃でも冷房で室温を8℃下げれば快適に過ごせますが、冬場は外気温が0℃を下回ることも少なくありません。
壁や窓である程度断熱できており、室温が10℃だったとしても、33℃から25℃に下げるより、10℃から25℃に上げる方が大変なので、冬の方が電気代は高くなるのです。
日々の電気代を節約したいなら、身近な家電を省エネタイプのものに買い替えましょう。
初期費用はかかりますが、照明・テレビ・エアコン・冷蔵庫・温水洗浄便座など、使用頻度の高い家電を省エネ家電に買い換えれば、月々の電力使用量を減らせます。
電力使用量を減らすと、電力量料金だけでなく、再エネ賦課金も安くなるのでおすすめです。
住宅の断熱性を高めるのも、効果的な電気代の節約手段。
住まいの熱エネルギーは、ほとんどが窓やドアといった開口部から逃げてしまいます。
断熱性が低いと、室内を快適な温度に保つため冷暖房が稼働し続けることになるので、二重窓を設置したり断熱性の高いカーテンを付けたりして、熱が逃げない空間を作りましょう。
また、サーキュレーターを使って室内の空気を循環させると、温度ムラがなくなり、冷房の温度を上げたり暖房の温度を下げたりしても快適に過ごせます。
電力の自由化によって、「夜の電気代は高いが昼の電気代は安い」「昼の電気代が高い代わりに夜の電気代がお得」といった変動制のプランが出ているので、ライフスタイルに合わせて、電力会社や電気料金のプランを見直すのもおすすめです。
また、世帯の人数や電力使用量を確認して、契約しているプランのアンペア数が大き過ぎる場合は、アンペア数を下げると基本料金を節約できます。
電力会社や電気料金のプランはいつでも変更できるので、請求書の電力使用量を見ながら、自分たちの生活にマッチするプランを探しましょう。
一般家庭の電気代は、夫婦2人なら月額およそ1万1,300円です。
ただし、電気料金は、家庭で契約しているプランや使っている家電の消費電力、住まいの断熱性能だけでなく、季節などによっても変わります。
特に、空調を使う冬と夏は、電気代が高くなりがちです。
電気代の節約を考えているなら、電気料金のプランを見直したり、省エネ家電に買い替えたり、窓の断熱性や空調の効率を高めたりして、余計な電力を使わない生活を目指しましょう。
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