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マンションでもペットは飼える?おすすめのペットや飼育上の注意点

2023.09.04

マンションでもペットは飼える?おすすめのペットや飼育上の注意点

マンションでペットを飼おうと考えているなら、管理規約を確かめましょう。
なぜなら、マンションは集合住宅であり、ペットを飼う場合は管理規約に従う必要があるからです。

今回は、マンションでペットを飼うときのポイントや、おすすめのペット、ペット可マンションの良くあるルール、マンションでペットを飼育する際の注意点などをお伝えします。

ペットを飼っても良い物件なのか事前に確認しよう

マンションでペットを飼う場合、まずは管理規約でペットの飼育が許されているのかを確認しましょう。

マンションは、上下左右に別世帯の部屋があり、共用部分を全住民が使うため、家の使い方が管理規約で制限されています。

管理規約を確認せずにペットをお迎えすると、他の住民や管理組合とトラブルになってしまう可能性があるので、ペットを飼うときは管理規約のチェックが必須です。

ペット可マンションの良くあるルール

●ペットの数・サイズ・種類の制限

ペット可マンションに良くあるルールの一つが、ペットに関する制限事項。
たとえば、「猫は2匹までOK」「犬は1匹まで」「吠えない・大きな音を出さないペットのみ可」など、一口にペット可マンションといっても、実際にはどのペットを飼って良いのかという基準が物件ごとに違います。

特に、マンションは大型犬を複数飼うことを禁じているケースが多いです。
飼いたいペットによっては、大型犬に対応した設備のあるマンションを探したり、マンションではなく一戸建てを購入したりする必要があります。

●しつけや共用部分の使い方に関するルール

  • 夜間は静かにする
  • 敷地内でペットを放さない
  • 共用部分でトイレや餌やりをしない
  • ワクチンの接種や不妊・去勢手術を適切に行う

など、ペットのしつけや共用部分の使い方に関するルールも、一般的です。
管理規約を守らないと、マンション内で過ごしづらくなります。
最悪の場合、マンションから退去するよう求められる場合もあるので、ペット飼育のルールは細部まで確認しましょう。

マンションでも飼いやすいおすすめのペットは?

●小型犬

トイプードルやシーズーなど、大人しく運動量の少ないタイプの小型犬は、マンションで飼いやすい犬種です。

散歩は必要ですが、体のサイズが小さいため、部屋の中で走り回ったりソファから飛び降りたりしても、周囲に音や振動が響きづらいというメリットがあります。
ただ、ほかのペットと比べて外出の機会が多く、吠えるので、しつけは必須です。

●猫

猫も、マンションでペットを飼いたい方に向いています。
夜中に興奮して大運動会を開くこともありますが、完全室内飼いが可能で、寝ている時間が長いため、留守番させてもストレスが溜まりづらいからです。

ただし、爪とぎをするので、壁や床を傷つけないように配慮する必要はあります。
また、玄関や窓から脱走しないよう、脱走対策も実施しましょう。

●鳥類

セキセイインコや文鳥など、小型の鳥類はケージの中で飼えるため、マンション向きのペットです。
人慣れもしやすく、なつけば飼い主のことが大好きになるので、ペットとの触れ合いも楽しめるでしょう。
その代わり、こまめな餌やりや体調管理が必要です。
品種によっては大きな声で鳴きますし、基本的にトイレのしつけはできません。

●うさぎ・ハムスターなどの小動物

うさぎやハムスター、デグーなどの小動物も、マンションで飼いやすいペット達です。
うさぎは苛立つと足を踏みつけて大きな音を立てますが、基本的に体が小さいと飼っていても騒音が出づらいですし、限られたスペースで飼育できます。
愛くるしい見た目で、日々癒やされるペットです。
小動物だと、月々の餌代なども比較的安くすみます。

●熱帯魚

静かさや飼育のしやすさという面でおすすめなのが、熱帯魚です。
見た目も美しく、種類も多様にあるため、お気に入りの熱帯魚を探したり、色とりどりの魚を育てたりできるという魅力もあります。

ただし、水を入れた水槽は、ある程度小さいサイズでも簡単に100キロを越えてしまう重量物です。
物件によっては水槽のサイズが制限されますし、万が一、水槽が破損した場合は、部屋中が水浸しになります。

●爬虫類・両生類

カエルやトカゲ、蛇なども比較的、飼いやすいペットです。
動きは遅いものの、餌やりの頻度は数日に1回、掃除もひんぱんにする必要がありません。
品種によっては数十年以上長生きするので、ペットロスが気になる方でも安心してお世話できるペットといって良いでしょう。

ただ、温度管理が必須で、餌として昆虫を与える場合もあります。
虫が苦手な場合は、餌やりしやすいものを選んだ方が良いでしょう。

マンションでペットを飼うときのポイントと注意点

●空調を使ってペットの体調を守る

マンションでペットを飼う場合、ペットが快適に過ごせる湿度・温度・環境を維持する必要があります。
ペットを飼う以上、ペットの体調管理は飼い主の義務です。
夏場や冬場は出かけている間もエアコンを稼働させておく、室温計などを置いてペットの快適な温度を保つなど、室内環境には注意を払いましょう。

また、ハーブや殺虫剤など、人間は平気でも、ペットにとっては毒になるものも多いです。
家で使うものは、ペットの安全性を確認する癖を付けましょう。

●自分に何かあったとき頼れる相手を見つけておく

一人暮らしをする場合、自分に何かあったとき、ペットの面倒を見てくれる相手を見つけておくことも重要です。
ペットは自分で助けを呼べません。
事故や病気で長期間入院したり、出先で災害に巻き込まれ、家に帰れなくなったりした場合、ペットを傷つけることになるので、家族や友人に何かあったときのことを頼み、お世話の手順もマニュアル化しておきましょう。

●近所の動物病院を確認する

近所に飼っているペットを診てくれる動物病院があるかどうかで、ペットが病気になったときの負担や治療の経過は大きく変わります。
珍しいペットだと、近所の動物病院で診てもらえない場合もあるからです。
物件探しの段階で周辺の動物病院について口コミなどを調べ、安心してペットを預けられるかかりつけ医を見つけておきましょう。

ペット不可マンションだとペットは飼えない?

基本的に、ペット不可と管理規約で決まっている物件だと、ペットは飼えません。
内緒でペットを飼ってしまうと、退去時に修繕費用を請求されたり、ペットを誰かに譲渡するかマンションから退去することを求められたりする可能性があります。
黙っていても、買い物やゴミ袋、匂いなどからペットを飼っていることが発覚するケースは多いです。

ペット不可の場合は大家さんに相談を

ペット不可マンションでペットを飼いたくなったら、大家さんに相談しましょう。
過去にペット関連でトラブルを起こした入居者がいたから、ペット不可にしておいた方が部屋をきれいに維持できるからといった理由で、とりあえずペット不可にしている大家さんは多いです。

長年住んでいて信頼関係があったり、家賃や敷金を多めに払ったりすれば、特例としてペットを飼って良いといわれることもあるので、ペットを飼うときは一度、相談してみましょう。

まとめ

マンションでも一人暮らしでも、ペットとの生活を諦める必要はありません。

ただし、マンションは物件ごとにペット飼育の可・不可や細かいルールが違うため、ペットを飼う場合は事前に管理会社や大家さんから許可を取りましょう。

ペット不可マンションでも、大家さんに相談すればペットを飼える場合があります。
マンションのルールを守って、新しい家族をお迎えしましょう。

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