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東向きはおすすめできる?東向き部屋のメリットや風水から見る運気

2024.05.13

東向きはおすすめできる?東向き部屋のメリットや風水から見る運気

東向きの部屋は、日の出と共に朝日が差し込む、朝型人間向けの物件です。
ただ、一般的には南向きの部屋が人気なので、東向きであること以外は理想的な物件と出会っても、「南向きじゃないけど大丈夫なの?」と迷ってしまう方もいるでしょう。
南向きの部屋にもメリットとデメリットがあるのと同様に、東向きの部屋にも、東向きだからこそ得られるメリットやデメリットが存在します。

この記事では、東向き部屋にどのようなメリット・デメリットがあるのか、風水的にどういった運気を引き寄せるのか、快適に過ごすには何をすれば良いのかなど、東向きの部屋を選ぶときに知っていると役立つポイントを押さえていきましょう。

東西南北それぞれの方角の特徴

住宅は、方角によって風通しの良さや採光に大きな差が出ます。
東西南北それぞれの特徴を簡単に説明すると、以下の通りです。

東向き:朝日が差し込み午前中の日当たりは良好、午後・冬は暗くて寒い
西向き:西日が入るため夕方・夏場は暑いが、冬は暖かくて快適
南向き:最も日当たりが良く、人気がある
北向き:日当たりは悪いものの、ある程度の明るさを確保でき、夏は快適

とはいえ、窓の外に高い建物があるかどうかなど、周辺環境によっても住宅の評価は変わります。

東向き部屋のメリット

●太陽の光を浴びて目覚められる

東向き部屋の一番大きなメリットが、意識しなくても朝日を浴びて起床できることです。
人は、朝起きて太陽光を浴びると、脳内でセロトニンという物質が分泌され、体内時計が整ったり精神的に安定したりします。

朝日を浴びることで脳が覚醒し、14~16時間後には眠くなるため、規則正しい生活を送りたい方、夜寝付けなくて悩んでいる方は、東向きの部屋を選ぶと生活リズムを整えられるでしょう。

また、目覚まし時計では中々起きられない方も、東向きの部屋でカーテンを空けておくと、太陽光で自然と朝起きられるようになる場合があります。
北向きの部屋や西向きの部屋だと、目覚めてすぐに日光浴できないので、睡眠や寝起きに悩んでいる方に東向きの部屋はおすすめです。

●午前中に洗濯物を干せる

東向きの部屋は、日の出から正午にかけての午前中に日が入るので、早い時間帯に洗濯物を干せば、その分、早く乾きます。
朝にまとめて家事を片付けてしまいたい方や、洗濯物を干してから出かけたい方は、東向きの部屋を選んだ方が効率良く家事を進められるでしょう。
太陽光と自然風で洗濯物を乾燥させてしまえば、乾燥機等の電気代を心配する必要もありません。

●夏涼しいので過ごしやすい

東向きの部屋は、日が高くなる正午以降日当たりが悪くなるので、部屋が暑くなりづらいというメリットも持っています。
西日の影響も受けないため、夕方になっても外が眩しく感じることはありません。
特に、夏は涼しく快適です。
その分、冬は日光が入らないので寒くなりますが、寒さよりも暑さが苦手な方は、東向きの部屋を選ぶと良いでしょう。
また、東向きの部屋は朝明るいので、涼しく明るい空間で、朝の時間を楽しみたい方にも向いています。

●南向き部屋より価格が手頃

一般的に、東向きの部屋は不動産市場での人気が低いため、物件価格や家賃が手頃です。
南向きの部屋と比べた場合、大体3~7%は安く売買されています。
方角以外の条件が自分達に合っていれば、安くて良い物件に入居できるのです。
また、需要が少ないということは、良い物件が出た時も、激しい競争になる可能性が低いということでもあります。
ほかの物件と比較している間に、入居者が決まってしまう可能性が低く、家探しに時間をかけられる点も東向き部屋のメリットです。

東向き部屋のデメリット

●朝日が眩しく起きてしまう

東向き部屋のデメリットは、朝日で目が覚めてしまうこと。
交替勤務や夜勤をしている方からすると、昼過ぎや夕方まで熟睡できた方が快適なので、朝日で目覚めるメリットがありません。
むしろ、強い朝日をシャットアウトするために、遮光カーテンを隙間なく閉めておく必要があります。
朝寝ていたい場合は、東向きの部屋を避けた方が良いでしょう。

●午後に部屋が暗くなる

東向きの部屋は、昼過ぎから夕方にかけて日当たりが悪くなり、部屋が暗くなってしまいます。
日が入らない場合、昼間も照明を点けっぱなしにしておく必要がありますし、窓辺に観葉植物などを置いていても育ちません。
午後に洗濯物を干すとなかなか乾かないので、昼過ぎに洗濯をしたい場合や、子どもが運動系の部活をしていて一日に何度も洗濯する場合、東向きの部屋は不便です。

●冬は部屋が寒くなりがち

東向きの部屋は日照量が少ないので、夏は涼しいですが冬は冷え込みます。
部屋が寒いと暖房の使用量や使用頻度が増え、光熱費が高くなってしまうため、東向きの家を選ぶ場合は、冬に光熱費がどの程度かかるのかをある程度、計算しておきましょう。
また、東向きの部屋は気温の上がる午後も室温が低いので、温度差で結露しやすいです。
東向きの部屋に住む際は、湿気や結露の対策も必要になります。

東向きに向いている部屋と向いていない部屋

●東向きに向いている部屋

東向きに向いているのは、子ども部屋や寝室です。
東向きの部屋は朝日が入るため、朝子どもがなかなか起きなくても、カーテンを開けるだけで子どもを目覚めさせられます。
生活リズムも一定に保ちやすいですし、カーテンを開ければ日光浴ができるのもポイントです。
子どもが学校に通い始めたら、日中部屋にいないため、暗さや寒さも気になりません。
同じ理由で、寝室にするのもおすすめです。

●東向きに向いていない部屋

東向きに向いていない部屋としては、リビングや夜勤の方の寝室が挙げられます。
東向きのリビングは、洗濯物を干せる時間が限られますし、昼間でも正午を過ぎると部屋が暗くなるからです。
明るく開放的なリビングで過ごしたい方には、あまりおすすめできません。
そして、夜勤などの方だと、朝日で目覚めること自体がデメリットになってしまいます。

風水から見る東向きの部屋とは

風水の観点から見ると、東は朝日が昇る方角であり、開始・進展・発展など新たなスタートを切るのに適した空間です。
そのため、朝気持ちの良いスタートを切る寝室や、発展させていきたい仕事を行う作業部屋にも向いています。
また、東は五行における木の気を司る方角です。
緑・青・白といった自然色や、植物・木材との相性が良いため、観葉植物を置いたり木製の雑貨を置いたりすると、運気をアップできます。

東向きの部屋でも快適にする方法

東向きの部屋を快適にするポイントの一つが、照明と壁紙を使って室内の印象を明るくすることです。
たとえば、ベージュ・アイボリー・白の壁紙を選んだり、光と風を通すレースのカーテンを選んだりすると、部屋全体の印象が明るくなります。
白色の照明を選んだり、鏡を置いたりしても良いでしょう。

そのほか、重要なのが小まめな換気です。
部屋の隅や水回り、窓の縁などを定期的に掃除しつつ、換気扇・扇風機・サーキュレーター等で換気すれば、湿度から発生する結露やカビを防げます。

まとめ

東向きの部屋は、朝日を浴びて健康的な暮らしを送れる家です。
朝から洗濯物を干せば昼過ぎには取り込めますし、夏場は涼しく過ごせます。

ただし、午後は室内が暗く寒くなりやすいため、快適に過ごすためには、小まめな換気や明るさの確保が必須です。
南向きの部屋よりも価格が安く、朝型の方、日中家にいない方におすすめなので、生活リズムに合っているなら、東向きの部屋も家選びの候補に入れましょう。

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