折り上げ天井って何?メリット・デメリットや導入時のポイントを紹介
ここでは、折り上げ天井の概要から、折り上げ天井のメリット・デメリット、導入時に押さえておきたいポイント等を共有していきます。
2024.11.21
マイホームは、生活や人生を豊かにするための買い物です。
「◯歳で家を買えば幸せになれる」という答えはないため、20代でも、自分の家が欲しいと思ったら新居の購入手続きを進めましょう。
ただし、20代は、30代・40代に比べて、収入や立場が不安定。
若さ故のデメリットを理解しておかないと、楽しい新生活を送れません。
今回は、20代でマイホームを購入する際に知っておきたい住まいの種類や、20代で家を買うメリット・デメリット、住宅購入時の注意点を解説します。
住居の選択肢として、根強い人気を誇る戸建て住宅の特徴は、自由度が高いことです。
予算にもよりますが、戸建てはどこに住むか、どのような間取り・デザインの家に住むのかを自分で選択できます。
憧れの書斎を作りたい、将来のことを考えて子供部屋が2部屋欲しい、広い庭で大型犬と暮らしたいといった、理想の生活を実現できるのです。
ただし、駅前のマンションに比べると駅から遠く、修繕費用も自力で積み立てる必要があります。
分譲マンションの強みは、戸建てにない立地の良さと、充実した住宅設備やセキュリティーです。
宅配ロッカーやオートロック、監視カメラが付いた物件を選べば、安全で便利な暮らしを送れます。
管理費や修繕積立金を払っていれば、メンテナンスの時期等を自分で考える必要もありません。
一方で、同じ予算の戸建てに比べると家が狭く、リフォームなども制限されます。
また、ローンを完済しても、管理費・修繕積立金の支払いが必要です。
賃貸住宅の特徴は、気軽に引っ越しできること。
急な転勤や結婚・離婚・子どもの誕生といったライフイベントに合わせて、その時の自分達が住みやすい街、過ごしやすい住宅を選べます。
しかし、賃貸住宅は、何十年住み続けても家や土地が自分達のものになりません。
同じ地域で長く暮らすなら、マイホームを買った方がお得です。
20代のうちにマイホームを購入するメリットは、長期のローンを組みやすいこと。
多くの住宅ローンには年齢制限があり、完済時の年齢が75~80歳を超えると、ローン審査を突破できません。
しかし、年齢が若ければ、35年・50年といった長期のローンを利用できます。
返済期間を長くすればするほど、月々の返済額が少なくなるのもポイントです。
住宅ローンは、数十年間返済し続けていくローンなので、「20代の収入で無理なく返済できる額」のローンを組むと、30代・40代になって収入が上がった時、月々の返済負担が楽になるというメリットがあります。
収入に対する住居費の割合が下がると、使えるお金が増えるため、たとえば、ボーナスや月々の余剰資金を繰り上げ返済に充て、35年ローンを30年で完済すれば、金利の節約も可能です。
住宅ローンの返済額と月々の家賃、支払う金額が同じなら、多くの場合、持ち家の方が好みに合う物件を選べます。
なぜなら、マイホームは、予算に合わせて間取りや立地を選べるからです。
特に、広い庭がある家や、部屋数の多い家、2台分の駐車スペースがある住まいなどは、賃貸だとなかなか見つかりません。
持ち家であれば、DIYやリフォームも自由にできるため、中古住宅を買ってリフォームし、理想の家にするという手もあります。
ローンで購入した不動産は、ローンを完済すれば資産として手元に残るのもポイントです。
ローンの完済後は、固定資産税や修繕費といった維持費さえ払っていれば、家を失う心配がありません。
老後は収入が減るので、家賃のかからない家を持っていることは、生活面で大きなメリットになるでしょう。
家や土地を、自分達の子どもに相続させられるというメリットもあります。
仮に、29歳で35年ローンの家を買った場合、完済時の年齢は64歳、つまりまだ現役です。
再雇用などで収入を維持すれば、再度住宅ローンを利用できるので、建て替え・買い替えを選ぶと、再び新しい家で暮らせます。
若い時に買った家は、年を取って体力が落ちたり、子どもが独立して世帯人数が減ったりすると、使いづらくなるケースが多いです。
ライフステージに合わせた持ち家の移行ができる点も、20代で家を買うメリットだといえます。
20代の間は収入が少ないため、30代・40代の住宅購入に比べると、予算の節約が必須です。
なぜなら、住宅ローンの借入可能額は、申込者の収入に応じて決まるから。
収入が少ないと借りられる金額も制限されるため、予算の関係上駅から離れたエリアを選んだり、住宅設備を一部妥協して予算を調整したりする必要があります。
ただし、30代・40代になっても、全てが理想的な家を購入できるケースは稀なので、どの道妥協は必要です。
借入額が少ないということは、返済負担が小さく、破産するリスクも低いということなので、20代で家を買うときは、予算の少なさを前向きに捉えましょう。
20代は、人間関係も労働環境も固まっていないので、家を買った後にさまざまなライフイベントが起こります。
結婚・離婚・子どもの誕生・転職・退職といったライフイベント一つで、働く場所や収入は大きく変動するのです。
「現在の職場で、全て計画通りいけば問題ない」という返済プランで住宅ローンを組んでしまうと、不測の事態が起きた場合にローンを滞納することになってしまいます。
20代の住宅購入では、多少のリスクを考慮して、余裕のある返済プランを組むことが大切です。
住宅ローンは、元金に利息を上乗せして返済を行います。
借入額が多ければ多いほど、返済期間が長ければ長いほど、支払う金利の総額は膨れ上がっていくため、返済負担を抑えるためには、頭金を用意して借入額を減らすことが重要です。
しかし、20代は預貯金に余裕がなく、自己資金では頭金を用意できないケースが多いです。
フルローンは返済負担が重いので、可能であれば、親から住宅資金を融資してもらうことも考えましょう。
家を購入するときは、土地や建物の価格以外にも、登記費用・仲介手数料・火災保険料・地震保険料といった様々なお金が必要です。
また、新居で使う家具や家電の購入費用や、新居への引っ越し代、使わなくなった不用品の処分費用などもかかります。
住宅資金で予算を使い切ってしまうと、新居を買っても新生活を楽しめません。
できれば、数ヵ月分の生活費を残しておけるように、家を買う時は予算に余裕を持たせましょう。
20代の住宅購入で、「頑張れば返せる」「無理すれば返済も問題ない」というような住宅ローンを組むのはおすすめできません。
家を買った後も人生は長く続きます。
ローンを組んだときは問題ないと思っていても、突発的な事故や病気で転職を余儀なくされたり、離婚して世帯収入が減ったり、子どもが生まれて出費が増えたりすると、返済できなくなってしまうのです。
住宅ローンを滞納した場合、最終的には家を差し押さえられ、自己破産することになります。
自己破産したら、信用情報が更新されるまでクレジットカードを作れなくなりますし、各種ローンも利用できません。
失敗した時のデメリットが大きいからこそ、住宅ローンを組むときは、現在の収入で無理なく返済できる金額を調べ、余裕のある返済プランを立てましょう。
特に、残業代やボーナスを前提したプランはリスクが高いです。
夫婦それぞれの収入で返済するペアローンも、家を買った後に離婚したり、どちらかが仕事を辞めたりした場合、返済できなくなる可能性があります。
住宅ローンの借入額は、基本給で毎月払える金額を目安にすると良いでしょう。
住宅購入は、予算内でどこまで希望を実現するのかを調整していく作業です。
予算に限りがある以上、立地にお金をかければ、間取りや設備を妥協する必要が出てきます。
そこで重要なのが、実現したいプランの優先順位を決め、妥協できるラインを考えておくことです。
どこにお金をかけるか決めておけば、後から「もっとここにこだわっておけば良かった」という後悔を減らせます。
1軒目の失敗や後悔は、将来2軒目の家を買う時に解決すると良いでしょう。
賃貸と違って、持ち家は気軽に引っ越せません。
新居の暮らしやすさは、間取りやデザインだけでなく、周辺環境の良し悪しにも左右されます。
一度の内見で、エリアの治安や交通の便、買い物のしやすさなどを把握するのは難しいため、家を買うときは時間帯と曜日を変え、何度も周囲の様子を見に行きましょう。
ハザードマップを見て災害時のリスクを調べたり、地域住民の口コミをチェックしたりするのも効果的です。
数十年後も快適に住んでいられるかを考えて、土地や物件を決めましょう。
20代で家を買うと、住みたい場所・過ごしやすい間取り・好きなデザインの家で若い時間を過ごせます。
年齢が若ければ長期のローンも組みやすいですし、ローン完済後の住み替えや買い替えも検討できるので、持ち家が欲しいなら早めに決断するのがおすすめです。
ただし、「頑張れば何とかなるだろう」と勢いで家を買ってしまうと、何かがあった時にローンを返済できなくなります。
結婚・出産・転職・退職など、20代はライフイベントひとつで収入や人生設計が大きく変わる時期です。
無理なく返せる借入額を見極め、余裕のある返済計画を立ててから、住宅購入に踏み切りましょう。
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