戸建ては町内会・自治会の加入が必須?入らない場合の良し悪しを解説
今回の記事では、戸建ての購入を検討している方に向けて、自治会・町内会の役割や加入義務の有無、入らなかった場合のメリット・デメリットなどをお伝えします。
2024.07.16
日本は雨が多く湿度の高い気候なので、いつの間にか家の中にカビが生えてしまっているというケースが少なくありません。
ただし、人体にとってカビは有害な存在です。
カビを放置したり、カビが生えていることに気付かなかったりすると、家族が喘息などの健康被害に遭う可能性もあります。
これを回避するために、カビのリスクや対処法を知っておきましょう。
この記事では、家の中に生えるカビの種類から、カビが発生しやすい場所、カビの予防と対策まで、幅広く解説します。
まずは、家の中に生えるカビの種類について知りましょう。
家の中で発生する代表的なカビの種類は、以下の3タイプです。
・赤カビ
・白カビ
・黒カビ
赤カビは、浴室など湿度の高い場所や食品に発生するカビで、木材を腐食させて強度を下げたり、マイコトキシンと呼ばれる毒性の強いカビ毒を生成したりします。
白カビは、主に食材や湿気の多い場所に生えるカビです。
名前通り粉っぽく白い見た目をしており、一見ホコリのようにも見えるため放置されがちですが、白カビが他のカビのきっかけとなったり、空気中に舞う白カビがアレルギー反応を起こしたりする場合があります。
最後の黒カビは、最も対処の難しいカビです。
非常に生命力が強く、湿度の高い場所ならどこでも発生し、喘息などの原因にもなります。
深く根を張るため、表面の黒カビを落としてもすぐに生えてきてしまう厄介な存在です。
家の中にカビが生えるデメリットは、カビの除去にお金や時間を取られること。
生えたばかりのカビは比較的簡単に除去できますが、年単位で放置されたカビは、範囲も広く、根が深いためきれいにする場合それなりにお金がかかります。
場合によっては、衣類やバッグなどにカビが生え、買い替えが必要になるケースも少なくありません。
また、カビが生えるということは、湿度が高いということです。
カビはじめじめとした環境で発生するため、カビを放置すると、カビと湿気の影響で建材も劣化してしまいます。
カビを放置することで発生するもう一つの悪影響が、悪臭の発生と見た目の悪化です。
家の中にカビが生えると、濡れた段ボールのような匂いや、ドブのような匂いが発生します。
カビが原因で生じる悪臭は、アンモニアよりもはるかに臭いとされる匂い物質です。
カビ臭がする中で快適に生活するのは困難ですし、カビが生えることで壁・床・天井・家具などがカビに覆われるため、美観も損ないます。
家の中に生えるカビは、基本的に人体とって有害です。
発生したカビは空気中に胞子をばらまきます。
人間がカビの胞子を吸い込むと、以下のような病気や健康被害を引き起こすリスクがあるのです。
・アレルギー性鼻炎
・過敏性肺炎
・肺アスペルギルス症
・シックハウス症候群
カビを原因としたアレルギー反応は、カビを除去するまで治まりません。
鼻水やくしゃみ、目のかゆみに咳などの症状だけでなく、重篤な状態になる病気もあるので、快適な暮らしを維持するためには自宅のカビ対策が必須です。
住宅内で最もカビが発生しやすい場所が、水回り。
カビは、湿度の高い場所、適度の温かい場所で繁殖します。
浴室やキッチン、洗面所は日常的に水を使い、なおかつお湯を使うケースも多いので、全ての場所にカビが生える可能性があると考えておきましょう。
鏡の裏側やキッチンのシンク下など、普段あまり注目しない部分も、カビの被害が出やすいです。
物置や独立した子どもの部屋など、普段から閉め切っていることの多い部屋は、換気されず湿気がこもりやすいため、カビが発生します。
特に気をつけたいのが、雨が増える梅雨の時期です。
窓を開けて換気していても、クローゼットや押入れの中にカビが生えているケースもあるため、普段あまり使わない場所や空間も定期的に換気しましょう。
部屋の換気は、風通しが悪いとできません。
窓の位置関係が悪かったり、窓の数が少なかったりする影響で、風通しが良くない部屋は、空気が滞留して湿気がこもるため、カビが発生しやすくなります。
家具の配置や窓の関係で風通しが悪い場合、扇風機や換気扇、サーキュレーターなどを使って人工的に空気を循環させましょう。
エアコンを使う機会の多い夏や冬は、空気を循環させることで、冷暖房の効率も良くなります。
寝室は、想像以上にカビの被害に遭いやすい場所です。
なぜなら、人間は寝ている時にコップ1杯分の汗をかくから。
寝具に汗や湿気が吸収されると、マットレスの裏側や布団と床の間などにカビが生えやすくなります。
また、人間は体温があった呼吸をしているため、寝室で過ごしているだけでも部屋の湿度は上がります。
濡れた寝具をそのままにしておくと中々乾かないため、定期的にマットレスを立てたり布団を干したりして、湿気を逃がしましょう。
窓の位置や部屋自体の向きの関係上、太陽光が入らない部屋もカビの被害に遭いやすいです。
日光が入らない部屋は、一日中室温が上がりませんし、日光の紫外線による殺菌効果も期待できません。
北向きの部屋や、周囲の建物で日差しが遮られている物件に住んでいる場合、普段から部屋の除湿や換気を徹底する必要があります。
特に、寝室が北向きにある場合は、注意しましょう。
普段から手軽にできる最も効果的なカビ対策が、換気です。
風通しの良い部屋であれば、窓やドアを一定時間、開け放っておくだけで、室内にこもった湿気を逃がせます。
浴室・キッチンなどの水回りや、リビングなどに比べてドアを開け閉めする回数の少ない寝室は、毎回の使用後や朝起きた時など、ルールを決めて換気しましょう。
風通しの良くない部屋や、防犯・プライバシーの観点から窓を開けっ放しにできない部屋に関しては、除湿機を使うのがおすすめです。
室内の湿度を下げれば、カビが発生しづらくなります。
専用の除湿機を使うのはもちろん、エアコンの除湿機能を使ったり、冷房を弱運転で使用したりするのも効果的です。
湿度が下がれば、同じ室温でも過ごしやすくなります。
室内の結露は、カビの発生を促す原因の一つです。
夏や冬場など、室内外の温度差ができやすい時期に結露を放置していると、窓枠やカーテンなどにカビが発生してしまいます。
逆にいえば、結露を小まめに拭き取れば、カビの発生を抑えられるということです。
朝や入浴後など、高確率で結露が発生するタイミングに、タオルなどを使って結露を拭き取りましょう。
既存の窓に内窓を設置したり、自宅の窓を二重窓に取り替えたりするのも効果的です。
窓を二重にすることで、室内と室外の間に空気の層ができるため、温度差による結露ができづらくなります。
また、内窓や二重窓は、断熱性を高める方法としてもおすすめです。
冷暖房の効率が良くなり、快適な室温を維持しやすくなるため、後付けでも設置するメリットがあります。
設計の段階でカビ対策を充実させる場合は、各部屋の風通しを良くしましょう。
たとえば、大きな窓を設置する、複数枚の窓を付ける、部屋の窓を対角線上に置くといった方法で、風の流れを作れます。
また、各部屋に換気口や換気扇を設置することも重要です。
土地によって風が入りやすい方向が違うため、気温が上がり湿度が高くなりやすい夏場の風向きを計算し、風通しを確保しましょう。
カビ予防の基本は、湿度を抑えることです。
その点、日本で昔から使われている木材や漆喰などの塗り壁は、小さな孔を大量に持つ多孔構造であり、湿度が高い時は吸湿し、湿度が低い時は放湿してくれるという作用を持っています。
調湿機能付きの建材を使えば、過度に湿気がこもらないよう湿度をコントロール可能です。
その上で、防カビ剤を使ったり、防カビ塗料を塗布したりして、カビの発生を防ぎましょう。
カビを落とす時は、漂白剤やカビ取り剤、アルコールを使用しましょう。
基本的には、漂白剤などをカビに吹きかけ、一定時間、置いてから拭き取れば、表面のカビをきれいに落とせます。
なお、作業中はカビの胞子や漂白剤を吸い込む危険性があるため、換気が必須です。
マスクや手袋を装着し、目や口を守って、カビ取りを進めましょう。
カビを除去した後は、直接扇風機の風を当てたり、窓を開け放ったりして徹底的に乾燥させることが重要です。
カビが生えるということは、湿気が溜まりやすく風通しが悪いということなので、一度カビを落としても放置するとカビが再発してしまいます。
カビを再発させると、再びカビの掃除からやり直すことになるので、再発防止に努めましょう。
カビを落とした後は、日常的に換気してカビを予防することが大切です。
できれば、朝と夜の一日2回各部屋の窓を開け、換気しましょう。
雨の日でも、数分窓を開けるだけで室内の空気を入れ替えられます。
また、浴室など特に湿度と室温が高くなる場所については、浴室から出る時に水滴を拭き上げてから出る、24時間換気扇を回しておくのも効果的です。
多くの場合、家の中のカビはいつの間にか発生しているものでしょう。
しかし、カビを放置すると、美観を損ない悪臭がするだけでなく、家族の健康にも悪影響が出てしまいます。
カビ対策の基本は、換気と除湿で湿度を抑えることです。
換気を徹底したり、通風を考慮した家づくりをしたりして、カビの被害から家族と住まいを守りましょう。
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