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column 27.
仲介手数料について2016-06-02
不動産の売買や賃貸時に、不動産会社に仲介を依頼すると、その不動産会社に仲介手数料を支払う必要があります。一般の人にとって不動産の取引はなかなか経験できないもの。仲介手数料の内容についてしっかりと理解して、不動産の取引を少しでも有利に進められるようにしましょう。 仲介手数料とは
不動産会社に支払う仲介手数料とはどのようなものなのでしょうか?
また、同様に賃貸用不動産を所有していて、入居者の募集を不動産会社に依頼して行い、実際に不動産会社が入居者を見つけて成約すると、その不動産会社に仲介手数料を支払います。 また、不動産会社の中には仲介手数料不要というところや、通常の半額としている場合もあるので、仲介手数料を支払いたくなければそうした会社を探してみるのも良いでしょう。 仲介手数料の計算方式は?仲介手数料は、法律で上限が決められています。 不動産の売買の仲介手数料の上限は以下のように定められています。
例えば、仲介を依頼した不動産が2,000万円で成約した場合の計算式は以下の通りです。
合計:11.6万円+8.64万円+51.84万円=71.28万円 以上のように仲介手数料は求めることができますが、少し複雑です。実際の不動産取引は400万円を超えることが多く、その度に上記の計算をしなければならないとなると不便です。
そこで、もっと簡単に仲介手数料を計算する計算式があります。
この図で分かることは、 上記の図を計算式に表わすと以下のようになります。
仲介を依頼した不動産が2000万円で成約した場合の例を計算すると、(2000万円×3%+6万円)×1.08=71.28万円となります。 仲介手数料の計算上の注意点仲介手数料の計算をする際には、1つ気をつけておくべき点があります。
それは、仲介手数料の計算の基準となるのは、「消費税を含まない契約金額」であるということです。
また、不動産の売買対象に土地が入っている場合には、土地の消費税は非課税である点に気を付けましょう。 仲介手数料はいつ支払う?
仲介手数料は成功報酬のため、契約が成立しない間は費用がかかることはありません。成約までにかかる広告費用や、現地の案内費用は仲介手数料の中に含まれているためです。 また、仲介手数料の支払いですが、
等、いくつかありますが取り決めはありません。不動産の売買は契約してから決済までの間にさまざまな手続きを進める必要があり、場合によってはうまく決済できない可能性もあります。そのため、一般的には契約時に50%、決済時に残りの50%を支払うという形が多くなっています。 一般の人にとって、不動産の売買をできる経験は少なく、こうした、取り決めがないことについては経験豊富な不動産会社に有利な形で進められてしまうことが多いものです。こうした仲介手数料の支払いのタイミングは、仲介の契約段階でしっかりと話し合っておくと良いでしょう。 まとめ仲介手数料の額の取り決めは、あくまでも上限を定めたものです。また先に示したように仲介手数料の支払いに取り決めはありません。少しでも良い条件で契約できるよう、契約段階でしっかりと交渉しておくと良いでしょう。
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