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column 275.
信頼できる「地域密着型」の不動産会社を見分けるポイントを解説2019-05-09
「不動産を高く売りたい」 と考えているなら、地域密着型の信頼できる不動産会社を選びましょう。不動産会社によって、得意分野は異なります。中古物件の売買では、近隣地域の住民が物件を購入するケースも多いため、大手よりも地域住民との交流が多い地元の不動産会社を頼った方が安心です。 ただ、地元にあるからといって、すべての不動産会社が地域密着型の営業活動をしているわけではありません。その地域ならではの販路や集客手段、顧客の予算やニーズを理解している地域密着型の不動産会社と契約できるように、不動産会社の見分け方を知っておきましょう。 地域密着型の不動産会社を見分けるポイント7つ●問い合わせの際に地域情報を質問する地域密着型の不動産会社かどうかを見分ける場合、最初の問い合わせで地域情報について質問することをおすすめします。 売りたい物件の近隣ではどの程度の金額で中古物件が売買されているのか、自社物件はおおよそいくらくらいで取引しているのかなど、地元で長年不動産の売買をしている会社だけがわかる事情を聞きましょう。 ちなみに、電話口やメール相談の時点で、「その物件なら○万円で売れる」と査定額を断言してしまう不動産会社には要注意です。物件の取引価格は、実際に物件を査定しないとわかりません。市場の状況や買い主の希望によって不動産の取引価格は変動するため、数字について断言してしまう営業マンのいる会社は避けましょう。 ●査定時の対応をチェックする電話やメールでの問い合わせに問題を感じなかった場合、査定の依頼をしてやってきたスタッフの対応をチェックしましょう。 ポイントは、査定の丁寧さです。一般的な住宅であれば、訪問査定は30分から1時間前後で終わります。外観や内装を一瞬だけ確認して査定額を決めてしまったり、細かい部分の確認をしていなかったりする場合、物件の販売活動も手抜きされる可能性が高いです。 ●相場と査定額の差を確認する事前に調べていたり、質問しておいたりした地域の相場と訪問査定の金額に差がある場合は、相場と査定額の差を質問しましょう。相場より高い理由、相場より安い理由を説明できないなら、根拠もなく適当な理由で査定額を決めている可能性が高いです。雑な査定をする不動産会社は、物件の仲介や広告も雑に進めます。 不動産を高く、もしくは早く売るためには、物件の価値に合わせた適切な値付けが必要不可欠。一度売れ残った不動産は、ますます悪評や悪印象がついて売れ残りやすくなってしまうため、「なぜ査定額がその金額になったのか」を細かく確認しましょう。 ●宣伝広告手段の豊富さを聞く
不動産会社によって、得意な宣伝広告の戦略や手段が違います。 重要なのは、依頼者の要望や物件の価値に合わせて適切な宣伝ができるよう、複数の広告手段を持っていること。また、宣伝広告手段の実用性や過去のデータを持っているかどうかも大切です。 たとえば、同じ「チラシ」という宣伝手段を持っていても、毎回適当にチラシを印刷して配っていれば、効果があるのかわかりません。しかし、チラシをどういう人が住んでいる地域に何部配り、どれだけの問い合わせがあったのかを社内で共有して分析している不動産会社なら、余計なお金をかけずに効果的な広告を打てるでしょう。 ●「すぐに売れなかった場合の対応」を確認
不動産は、値下げをすればするほど利益が落ち、「いわくつき」感が増してしまう商品です。 ●相談時「どれだけ丁寧に対応してくれるか」を見極める
不動産会社の質は、営業マンの質といっても過言ではありません。 逆に、途中で話を切り上げたり、知識のない人を見下したりするような営業マンがいる場合は注意しましょう。 ●具体的な高額売却のコツや手段を尋ねる不動産の高額売却を望む場合は、実際に成功した高額売却の事例を質問しましょう。 具体的な対応策やエピソードが出てこない場合、家を高く売るノウハウを持っていない可能性もあります。実績もないのに「高額売却できます」と主張する相手ではなく、どんな物件をどういう工夫で高額売却したのか、具体的に語れる不動産会社を選びましょう。 まとめ
地元にあるだけで実績や実力のない不動産会社を頼っても、満足できる不動産売却はできません。 |