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column 282.
マンション売却で損しないコツは?売却の基本や注意点を紹介2019-05-09
マンション売却で損しないコツは、売却のタイミングを見極め、適切な価格設定を行い、落ち着いて売却活動を進めることです。 今回は、損しない取引ができるように、マンション売却の基本的な知識や売却で損しないコツ、不動産会社選びのポイントなどを押さえていきましょう。 マンション売却で損しないための基本知識●マンションは古くなればなるほど価格が下がる
マンションの価格は、物件が新しければ新しいほど高く、逆に建物が古くなればなるほど安くなります。 ●ローンが残っていると売却の難易度が上がる
マンションの売却時に住宅ローンが残っている場合、売却時に残債を一括で返済する必要があるため、売却の難易度が上がります。 ●質の低い不動産会社と契約すると損しやすい
マンション売却では、不動産会社の選定を誤ると、物件が売れ残ったり売却価格が下がったりする可能性があります。 ●売却目的のリフォームをする必要はない
基本的に、マンションの売却前にリフォームをする必要はありません。 マンション売却で損しないようにするコツ●マンションの売却相場を自分で調べるマンション売却で損しないコツは、マンションの売却相場を自分で調べ、把握することです。
不動産の多くは、地域の相場で売買されます。
近隣のマンションが、おおよそいくらで売買されているのか調べておけば、適正価格で物件を売り出せるため、売れ残るリスクを減らせます。 ●スケジュールに余裕を持つ
マンション売却で損しないコツのひとつが、売却スケジュールに余裕を持たせること。
スケジュールに余裕がないと、たとえ損をしてでも価格を大幅に下げ、売却する必要が出てきます。 ●売却時の手数料や税金を計算して損益分岐点を把握する
マンションを売却する際、仲介手数料や税金などの費用がかかります。
特に、売却価格に応じて支払う金額が変わる仲介手数料は、売却時にかかる費用の中でも大きな出費なので、あらかじめいくら必要なのか計算していないと、手元に十分なお金を残せません。 ●内覧にこだわる
内覧は、マンションの魅力を買い主に伝える大切なチャンスです。
余分な家具や荷物を片付けて掃除すれば、部屋全体が広く見えますし、内覧時に窓を開けて換気しておけば、爽やかさや風通しの良さを演出できます。 ●値下げ・値引きはここぞというときだけに使う
マンション売却において、値下げや値引きは最後の手段です。
そこで重要なのが、交渉を決めるときに値下げ・値引きをするというやり方です。 ●信頼できる不動産会社に仲介を任せる
マンション売却では、信頼できる不動産会社に仲介を任せることも重要です。 複数の業者から見積もりを取り、説明のわかりやすさ、マンション売却の実績、口コミや評価を確認して、最も信頼できると感じた不動産会社に仲介を任せましょう。 ●マンションを買い換える場合は売り先行で手続きする
マンションを買い換える場合は、売り先行で手続きすることをおすすめします。 マンション売却で損しない不動産会社選びのポイント●相見積もりを取る
マンション売却で損しない不動産会社選びのポイントは、相見積もりを取ることです。 査定結果と相場の差がどれくらいあるのか、説明のわかりやすさや納得感がどの程度あるのかなどを業者ごとに評価すれば、マンション売却の得意な業者を絞り込めるでしょう。 ●実績や口コミを調べる
不動産会社の実績や口コミは、業者の信頼性を判断する大切な指標です。 特に、地域密着型の不動産会社は、地域の評判で売上が左右されるため、ネットの口コミだけでなく、地元の知り合いを通じて利用者の評判を調べましょう。 マンション売却で損しないための税金対策●利益が出たときに使える特別控除
マンション売却で利益が出た場合、利益に応じた譲渡所得税や住民税の納税が必要です。
特別控除を利用すれば、納税負担の大幅な圧縮が可能です。 ●損したときに使える譲渡損失の損益通算
・マイホームの買い替え時にマンション売却で損した時
上記どちらかのケースに当てはまる場合、マンション売却で生じた損失を、給与所得や事業所得から控除できるという制度があります。 ただし、譲渡損失の特例は、条件が細かく、利用できる方も限られるため、利用する際は不動産業者や税理士に相談することをおすすめします。 損せずマンションを売るための注意点
マンションを売る時、同じ物件の他の部屋が売り出されている場合は、価格競争を避けましょう。
同じ物件内で争っても、メリットはありません。 まとめ
マンションの売却で損しないコツは、信頼できる不動産会社と契約し、相場で物件を売り出し、内覧対応を充実させることです。
幸い、不動産売却の費用にいくら必要で、いくらで売れば黒字になるのかは、事前に計算できます。
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