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				賢く準備して不動産を高く売ろう! 内覧の成功率を高める資料づくりとは2020-06-03
 不動産を売却する際に避けて通れないポイントの1つが、購入希望者からの内覧です。 内覧時には、掃除・清掃によって家に清潔感を持たせておくことで、購入希望者に好印象を与られます。しかし、それだけでは必ずしも商談に進めるとは限りません。 
		一方、内覧時に適切な資料を準備しておくことで、商談に進む確率を上げられます。 不動産の内覧までに用意しておきたい資料まとめその家で生活してきた売り主にとって「当たり前」の情報でも、購入希望者は何ひとつ知らない状態で内覧を迎えます。この情報の差を資料によって埋めることで、購入希望者の安心と信頼が得られるでしょう。 そして、購入希望者が求めている情報としては、次のようなものが挙げられます。 ●不動産購入時のパンフレットや修繕履歴たとえばマンションや建売住宅、中古住宅であれば、購入時のパンフレットが残っていると役立ちます。パンフレットは、その物件の特徴やメリットが一目でわかるように作り込まれているためです。 また、購入後ある程度の年数が経過している場合には、修繕箇所についてのメモを用意しておくと、購入希望者の安心につながります。メモを作る際には、「すでに修繕した箇所」だけでなく、「これから修繕の必要が出そうな箇所」についても記しておくと親切です。 ●朝・昼・夜と時間帯別の周辺動画家の広さにもよりますが、内覧にかかる時間は長くても1~2時間程度でしょう。 なお、その際には、あえてビデオカメラなどの機材を用意する必要はありません。最近ではスマートフォンのカメラ性能も向上しているので、手軽に撮影できます。 ●住宅地図・古地図・ハザードマップ周辺地域を確認してもらうために、各種の地図を用意しておくのもおすすめです。 また、古地図があると「どのような地域なのか」を感じてもらいやすくなります。 ●住民だからこそわかる、住みやすさや住みづらさそのエリアの住みやすさ、住みづらさといった情報は、購入希望者にとって非常に貴重なものです。 ●子育て関連施設(病院・保育園・公園等)の充実度子連れ世帯向けの物件の場合には、周辺にある子育て関連の施設をピックアップしておくと購入希望者に喜ばれるでしょう。 ●スーパー・ショッピングセンターの品揃えやセール情報こちらも、実際に住んでみなければわからない貴重な情報です。 ●市区町村の移住支援や子育て支援制度に関する資料移住支援や子育て支援制度の仕組みは、自治体によってさまざまです。 不動産を高額売却するための内覧準備内覧時には、上にあげたような資料作りのほか、次のように準備を進めることが重要です。 ●掃除購入希望者の物件に対する印象をアップして商談に進む確率を上げるためにも、掃除は必ず行いましょう。くまなく掃除する必要はありませんが、清潔感を出すことが重要です。 ●不用品の処分や荷物の整理整頓せっかく掃除をするのであれば、不用品は処分して荷物を整理整頓しましょう。内覧時の印象が良くなることはもちろん、引っ越しの際の手間を減らすことにもつながります。 ●内覧当日の想定問答集作り一通り家の中が片付いたら、購入希望者からよくある質問に対する回答を用意しておきましょう。その際には、前述した資料と合わせて回答できると、より説得力が増します。 ●換気
		内覧前日までに、窓を開けるなど家の中全体を換気しておくようにしましょう。 ●照明の電源を入れてカーテンを開けておく内覧当日の第一印象をアップするためには、家の中を明るく見せることが重要です。そのため、事前に照明はすべて点灯しておき、カーテンも全開にしておきましょう。 まとめこのような準備を一通り行っておけば、少なくとも内覧で購入希望者の印象が悪くなってしまうはないでしょう。 一方で、これらをすべて自ら準備するのは大変です。特に資料については、集めるまでにかなりの時間を要するでしょう。そのため、時間の取れない方は売却する物件のエリアに詳しい不動産業者に協力してもらうことをおすすめします。 
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