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column 390.
テレワークで郊外の不動産が人気に!?不動産市場の傾向を紹介2020-08-21
新型コロナウイルスの影響によって、テレワークを選択する企業が一気に増え、職場の近くに住む必要性が薄れました。
そこで注目されつつあるのが、都会よりも地価が安く、暮らしやすい郊外の不動産です。 ただし、価格の安い日用品や生活必需品と違って、不動産の需要は有限です。 そこで今回は、いち早く市場の変化へ対応するために知っておきたい、コロナウイルスやテレワークが不動産市場に与えた影響についてご紹介します。 コロナウイルスが不動産市場に与えている影響●本社やオフィスへ通勤する頻度が大幅に減ったコロナウイルスが不動産市場に与えている影響の中でも、一番大きいのが通勤の必要性が減ったことでしょう。
コロナウイルスの登場まで、日本では自身が勤める企業の営業所やオフィス、店舗等に出社して働くというスタイルが一般的でした。
だからこそ、都市部と地方・郊外の不動産需要には差がありました。 ●テレワークの普及でオフィスそのものの需要も低下しているコロナウイルスの感染拡大を防ぐため、緊急事態宣言が出された結果、多くの企業はこれまで通りの働き方を継続できなくなりました。 そこで注目されたのが、自宅にいながらインターネット回線を使って仕事や連絡のやり取りをする、テレワークという働き方です。 テレワークがもたらしたのは、「通勤しなくて良い」「自宅にいながら仕事ができる」といった社員側のメリットばかりではありません。
企業側にも、 コロナウイルスの影響がいつ終わるのか分からない以上、オフィスの縮小は続いていく可能性が高いでしょう。 ●5Gが一般化すればテレワークがさらに広まる可能性も日本では2020年中の実現が予定されている5G通信によって、国内の通信網は現在のものよりさらに高速・大容量・低遅延へと進化していきます。
技術の発展によってテレワークの導入ハードルが低くなれば、現在テレワークを取り入れていない企業もテレワークを始める可能性が高いです。 テレワークによるやり取りが一般的になることで、「好きな場所に住む」という需要も高まっていくでしょう。 環境の変化に合わせて地方・郊外の人気が高まっている●地方の広い家なら自宅に仕事部屋を確保できる都市に比べて、郊外は土地が安いため、同じ予算でもより広い家を購入できます。 自宅を仕事場にするテレワークは、オンオフの切り替えがしづらいといった問題点もあるため、仕事専用の部屋を確保できる地方・郊外の物件は、良い条件で売却できる可能性が高いです。 ●自然に近い環境はストレスも少なく子育てもしやすい
地方や郊外の不動産人気が高まる要因として、無視できないのが子育てのしやすさ。 事態の収束を見越して郊外・地方不動産の売却準備を始めようテレワークの導入やインターネット回線の改善によって、不動産市場には「好きな場所に住む」というトレンドが到来しつつあります。
しかし、都会で働いている人が、全員地方へ移り住むわけではありません。 まとめ
コロナウイルスやテレワークの影響で、不動産市場のトレンドが変わりつつあります。
ただし、不動産の需要は有限です。
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