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column 418.
損する価格でも売った方がお得!?住まない不動産を売るべき理由とは2020-10-13
不動産売却に向けて準備を進める中で、「査定を頼んでみたら、想像以上に査定額が安かった」という壁にぶつかったことのある人は多いでしょう。 住まない不動産を売るべき理由●家を売れば維持費を払う必要がなくなる
住まない不動産を売るべき理由のひとつ目は、「固定資産税」「都市計画税」「火災保険・地震保険料」「修繕積立金」といった維持費の支払いから解放されることです。
しかし、手持ちの不動産を手放してしまえば、それ以上、維持費を支払う必要はありません。 ●空き家を放置することで起きるリスクや出費を避けられる親から相続したものの、すでに別の場所に住んでいてその家に住む予定がない場合、空き家を管理することになります。
ただ、自宅とは違う場所にある住まいを維持・管理するのは、決して簡単なことではありません。
また、空き家を空き家のまま放置しておくと、不審者や犯罪者、近隣に住む子どもなどが侵入してくることも考えられます。 ●「いま」売ることで将来的な価格の下落を心配する必要がない
不動産は、一部の物件を除いて、古くなればなるほど価値が下がります。
なお、すぐに売ることをおすすめする理由には、新型コロナウイルスの影響で、不動産市場の動向が不安定になっているからというものもあります。
しかし、新型コロナウイルスの影響もあり、市場での不動産売買数は減っています。 売却額が安い=損をするとは限らない●売却額が安くても必要経費をまかなえるなら問題ない
経年劣化は仕方がないとしても、相場よりも物件の売却額が安くなると、「損をした」と感じてしまう人は多いです。 不動産をいくらで買っていたとしても、
なら、収支はプラスマイナスゼロ、またはプラスになります。 ●譲渡損失の繰越控除を使えば赤字を回避できる
仮に家を売って赤字を出したとしても、税の特例を使えば、赤字分を最大3年間控除可能です。 まとめ将来のリスクや出費を避けられるうえに、実質的に赤字が出ても税の特例で補填できるので、住む予定のない不動産は、損をしてでも売却した方がお得です。
ただし、不動産を売る際に、できるだけ高く売却できるに越したことはありません。
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