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column 432.
業者に頼らず家を売る!不動産を個人で売却する手順と注意点2020-12-08
不動産売却手続きは、不動産業の資格がなくても個人でできますが、多くの人が考えているよりも大変です。 ただ、「難しいから」「大変だから」といわれても、納得できないのは当然のこと。 この記事では、不動産を個人で売却する手順や、個人売却をする際の注意点など、業者に頼ることなく家を売るために知っておきたい基礎知識をご紹介します。 家や土地は業者の力を借りなくても売却できる●個人所有の家や土地は素人でも売却可能
個人的な不動産の売却に、免許や資格は必要ありません。
ただし、個人での不動産売却は、多くの場合取引相手が知り合いなので、売り主側も買い主側も不動産売却の正しい知識を持っていません。 個人売却をすれば「仲介手数料」や「司法書士の報酬」を節約できる
不動産を個人売却するメリットは、仲介手数料を節約できることです。 しかし、個人売却では業者の力を借りていないので、仲介手数料はかかりません。 また、不動産の売却時に必要な登記手続き(法的な所有者の変更)も、自分でやれば司法書士へ依頼する必要がないので、数万円ほど節約できます。 不動産を個人で売る際の手順不動産を個人で売却する際の流れは、以下の通りです。
個人売却であっても、扱うのは高額な資産である不動産なので、契約書や必要書類は抜け・漏れなく用意しましょう。 なお、個人間での売却だと、物件に関する重要な内容について資格者に説明してもらう、「重要事項説明」や「重要事項説明書」の作成は不要です。
ただ、住宅ローンを組むためには重要事項説明書が必要になりますし、重要事項説明書があると買い主の信頼を得やすくなります。 不動産個人売却の注意点●口頭での契約や安請け合いを避けて書面ベースでやり取りする
不動産の個人売却では、知識不足による誤解や手違いからトラブルになるケースが少なくありません。 ●契約書の内容をチェックする
売買契約書や重要事項説明書は、書いてある内容が専門的で難しいです。 ●知り合いに安く売ると贈与になってしまう場合がある
親兄弟や親戚など、身近な相手に相場より安く不動産を売ると、「売買に見せかけた贈与では?」という疑いをかけられてしまいます。 ●反復継続にならないよう注意する
広い土地を小さく区切って不特定多数に売ったり、安い不動産を買って転売したり、仕事として不動産を売ると「反復継続」にあたります。 まとめマイホームや親から相続した土地・建物の売却など、個人的な財産を処分する目的での不動産売却は、個人でも可能です。
ただし、個人売却だからといって口約束を交わしたり、重要書類の準備やチェックをおろそかにしたりすると、不動産トラブルに発展してしまいます。
「不動産売却に興味があってやってみたい」 といった一部のケースを除くと、多くの場合思ったほどの節約効果を得られないので、不動産を売るときは無理せず近くの業者を頼りましょう。
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