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				ローンが残っていても大丈夫!早めに家を買い替えるメリット2021-06-02
 家選びには、「家は一生に一度の買い物だから、家を建てたら一生その家に住む」という考え方以外にも、「定期的に住み替える」という選択肢が存在します。 ただ、定期的な住み替えを考えたとき、問題になってくるのがローンの扱いや買い替え手続きにかかる各種労力の存在です。家を売る度に手数料等で損をしたり、住み替え先の家が前の家よりも暮らしづらかったりするなら、手間をかけてまで住み替える意味はありません。 そこで今回は、定期的に家を買い替える暮らし方のメリットやデメリットについてお伝えします。 定期的に住まいを買い替えるという暮らし方「定期的に住まいを買い替える」とは、 
 という周期を繰り返して生きていくという選択肢のことです。 
		一般的に、一度家を買ったら、転勤等の事情がない限り売却することはないでしょう。 早めに家を買い替えるメリット●築浅なら高く売れる日本において、中古不動産の価値は立地と築年数で決まります。新しい物件は高く、古い物件は価格が下がって安く売れるのが一般的なので、何十年も暮らし続けた古い家を売るよりも、築10年から20年程度で買い替えた方が自宅を高く売却可能です。 マイホームの売却価格が高くなるということは、売却代金でローンを完済したり、ローンの完済後に余ったお金を新居の購入費用に回したりしやすいということでもあります。古い住宅は売却しようと思ってもなかなか買い主が見つからないケースも多いため、住み替えを検討しているなら、「現金化のしやすさ」「売却価格の高さ」を維持できる内に売った方がお得です。 ●高額な定期メンテナンス費用を負担しなくて良い多くの場合、一戸建ては築10年から15年程度で高額な定期メンテナンスが必要になります。持ち家だと外壁の再塗装や給湯器の故障といったトラブルもすべて自己負担なので、家を買ったらローンの返済以外にメンテナンス費用の積み立ても必須です。 しかし、高額な定期メンテナンスが必要になる前に家を売ってしまえば、メンテナンスにお金をかけることなく常に新しい住宅で暮らしていけます。 ●家族構成に合った広さの家を選べる
		子育てを視野に入れている場合、まだ子どもがいなくても子ども部屋のある家を建てるのが一般的。ただ、子ども部屋は、子どもができるまでの期間と子どもが巣立った後は使わないため、使わない部屋を確保するためにお金を支払うことになってしまいます。 早目に家を買い替えるデメリット
		10年・20年周期で家を買い替えるデメリットは、手続きが面倒なことです。自宅の買い替えをするためには、不動産業者を探したり新居の条件を考えたり、引っ越しの準備をしたり手間と時間がかかります。 また、できるだけ安い住宅を購入し、住宅ローンの借り入れ額を抑えておくと、不動産の売却代金で手数料やローンの完済に必要なお金を確保しやすくなります。コストパフォーマンスの良い家を買い、予算に余裕ができたら終の棲家の設計を決めるという選択も可能です。 買い替えという選択肢を持てば家探しが楽になる定期的な買い替えという選択肢を持つと、10年後は10年後の、20年後は20年後の自分たちに合った家で暮らせます。「将来子どもが増えるかもしれないから部屋数を増やそう」「老後を考えてバリアフリー対応にお金をかけよう」など、直近で必要になる可能性の低い部分にお金をかけてもすぐには活かせません。これからの5年10年に必要な住まいを選べるのが、買い替えの魅力です。 まとめ買い替えを前提にして家を選ぶと、いま使わない設備や間取りにお金をかけることなく、その時々で必要な設備や間取りにお金をかけた家を建てられます。長い人生何があるかはわかりませんし、何度も家を買い換えることで自分たちに合った住まいを見る目も養えるため、家づくりに妥協したくないなら住み替えも選択肢に入れましょう。 ただ、スムーズな買い替えを実現するためには、不動産業者の協力が必要不可欠です。業者との相談を繰り返して、信頼できる業者を見分けられるようになりましょう。 
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